こちらのウェブストアは運営停止しています。
購入は新ストア(以下のボタンをクリック)よりお願いします。
*Tシャツなどのグッズはこちらで購入可能です。
-
西瓜になった父(+こだま薬袋)
¥200
SOLD OUT
2023年11月11日開催の文学フリマ東京にて初売りとなったこだまさんのエッセイです。 父が死に際に遺したふたつの言葉、賑やかな葬式 湿っぽくならなかった我が家の今年の夏の出来事をありのまま書きました A6(文庫)サイズ・12p 絶妙に入らない薬袋つきでお送りします。 *本当はちゃんと入るサイズのつもりだったのですが、まさかの「内側糊付けタイプ」だったため入りませんでした。そういう運命。なお、ちょっと無理すると入るので試したい人はどうぞ。ジョンソンベビーオイルの使用はお控えください。
-
こだまさんZINE「寝ないと病気になる」
¥500
SOLD OUT
こだまさんと担当編集高石さんの協力のもと、非常にしょうもなければろくなこともないZINEが誕生しました。 祝・初版500部、2刷500部、3刷300部、計1300部完売。4刷300部、重版出来です(2023年10月20日)。意味わからん。 (2018年9月初版刊行)
-
超個人的時間旅行
¥1,650
SOLD OUT
タイムトラベル同人誌 「超個人的時間旅行」 上田誠、古賀及子、こだま、スズキナオ、せきしろ、堀静香、宮田珠己、宮崎智之、牟田都子、ワクサカソウヘイ、藤岡みなみ 装画:Ayumi Takahashi 主題歌:ロースケイ「タイムラインでつかまえて」 「現実世界でのタイムトラベル」をテーマにエッセイを書いていただいたアンソロジーです。SF的な主題ですがすべてノンフィクション。タイムトラベルの実用書でもあります。
-
実験と回復
¥1,600
SOLD OUT
僕のマリ、日記集。 2023年4〜9月の半年間の記録です。 商業出版、自費出版、トークイベント、一週間ごとに発熱する身体……転がるような日々を送りながら、ずっと患っていた心の不調と向き合います。幸せとは、結婚とは、家族とは。自分が嫌だと思っていること、怖いと思うこと、そんな感情の機微を毎日書き続けて、ひとつずつ検分してきました。自分のなかで半ば負担に感じていた、家族という呪いについての答えが、やっとわかってきた気がします。 114ページ収録、装画作品はタカヤママキコさんです。
-
Books(tore) witness you. vol.1
¥900
SOLD OUT
本屋lighthouseの日記ZINEシリーズ、創刊します。 vol.1は2023年3月〜2023年9月の日記を中心に、各種媒体に載せたエッセイや書評などを詰め込みました。 〈あとがきより抜粋〉 お店の売上とマリーンズのことばかり書いていたような気がしましたが、思ったよりもいろいろなことを考えていたようです。当然、考えていたことをすべて書き残せたはずもなく、考えるそばから忘れていくものたちばかり。忘れていったものたちはどこかに集っているのだろうか。集っていたらいいなと思うけど、喧嘩ばかりしている気もする。みんな違うことを言ってるから。 〈目次〉 4 2023年3月〜 16 私はなぜ書くのか 2023/03/11 22 2023年4月〜 42 私たちは常に誰かに救われているし同時に誰かを救っているらしい、ということ 映画『そばかす』感想文 2023/01/25 54 2023年5月〜 72 書評 『埋没した世界 トランスジェンダーふたりの往復書簡』 74 2023年6月〜 92 すべての野蛮人を根絶やしにせよ!(Exterminate all the brutes!) 98 2023年7月〜 110 宿題が終わらない人生について 映画『わたしは最悪。』 2022/08/30 120 2023年8月〜 138 Books(tore) witness you. 144 2023年9月〜 166 書評 『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』 ----------------------------------------------- 書誌情報 本文172p A6サイズ(文庫版) 表紙カラー/本文モノクロ 表紙用紙:上質紙135 本文用紙:上質紙70 価格:900円(税込) 著者:関口竜平(本屋lighthouse) 発行所:本屋lighthouse
-
〈電子版〉Books(tore) witness you. vol.1
¥500
SOLD OUT
*こちらは〈電子版〉です。PDFデータ(ALT付)とEPUBデータ(固定型)の2種類がセットになっています。 本屋lighthouseの日記ZINEシリーズ、創刊します。 vol.1は2023年3月〜2023年9月の日記を中心に、各種媒体に載せたエッセイや書評などを詰め込みました。 〈あとがきより抜粋〉 お店の売上とマリーンズのことばかり書いていたような気がしましたが、思ったよりもいろいろなことを考えていたようです。当然、考えていたことをすべて書き残せたはずもなく、考えるそばから忘れていくものたちばかり。忘れていったものたちはどこかに集っているのだろうか。集っていたらいいなと思うけど、喧嘩ばかりしている気もする。みんな違うことを言ってるから。 〈目次〉 4 2023年3月〜 16 私はなぜ書くのか 2023/03/11 22 2023年4月〜 42 私たちは常に誰かに救われているし同時に誰かを救っているらしい、ということ 映画『そばかす』感想文 2023/01/25 54 2023年5月〜 72 書評 『埋没した世界 トランスジェンダーふたりの往復書簡』 74 2023年6月〜 92 すべての野蛮人を根絶やしにせよ!(Exterminate all the brutes!) 98 2023年7月〜 110 宿題が終わらない人生について 映画『わたしは最悪。』 2022/08/30 120 2023年8月〜 138 Books(tore) witness you. 144 2023年9月〜 166 書評 『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』 ----------------------------------------------- 書誌情報 本文172p PDFデータ(ALT付) EPUBデータ(固定型) 価格:500円(税込) 著者:関口竜平(本屋lighthouse) 発行所:本屋lighthouse
-
みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに
¥1,320
SOLD OUT
84ページ/A5変形・平綴じ/300部 半年間だけ出していた『月刊つくづく』の同名連載にくわえて、あらたに飯田エリカさん、僕のマリさん、星野文月さんとの日記にまつわる対談を収録。 社会が混迷を極めるなかで、個人が日記を書き、売る。その行為の先に何があるのか。わたしの個人的な問いかけに端を発する、小沼理さんの日記にまつわるエッセイ集。巷では日記ブームとも言われていますが、日記って何でしょう。その一端を掴んでいただけたら幸いです。(『つくづく』編集人・金井タオル) --- 著者プロフィール 小沼理(おぬま・おさむ)/ライター・編集者。1992年富山県生まれ、東京都在住。著書に『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』(タバブックス)。寄稿に『文學界』(文藝春秋)、『怒りZINE』(gasi editrial / タバブックス)、朝日新聞「ひもとく」など。 --- つくづくポケットライブラリは、細長い判型が好きすぎるあまり、自分でも細長い判型の本をつくりたくて始めたシリーズです。通常は「A5変形」と呼ばれるのでしょうが、個人的には「A4三つ折りサイズ」と言いたい。パンフレットでよく見る、あのサイズ感です。
-
スパイスとセーファースペース
¥770
SOLD OUT
スパイスを使ったチャイをみんなでつくって飲みながらセーファースペースについて考えるイベント「スパイスとセーファースペース」をまとめたzine。 本書の主な内容は、イベント後に行った座談会の内容をまとめたものです。新刊書店「本屋メガホン」を運営する和田、アーティスト・コレクティブ「ケルベロス・セオリー」のメンバーである山もと、デザインを担当する浦野のイベント企画者3人に加え、イベントに参加してくれた、東京都内のチェーン書店に勤める皆本夏樹さんと、東京都内で一箱本屋として活動する「Castellu」の店主の5名で、イベントを終えた感想やセーファースペースをめぐるそれぞれの実践、問題意識などについて話し合いました。 “イベントにおいて共通の問題意識として話し合われたのは、「セーファースペースについてまとまった資料や文献が少ない」ことでした。セーファースペースという概念そのものが、常により良い状態を模索し、そのあり方を更新し続けることを前提としているため、その都度立ち返ることのできる指針のようなものの存在は誰にとっても必要なはずだと考え、今回のイベントの様子をzineとしてまとめることにしました。本書が、これからセーファースペースについて考えたいと思っている人にとっての道標となったり、すでに実践している人にとってその考えを広げるような役割を果たすことができれば嬉しいです。”(「はじめに」より) *セーファースペースとは 「差別や抑圧、あるいはハラスメントや暴力といった問題を、可能な限り最小化するためのアイディアの 一つで、『より安全な空間』を作る試み」(『生きるためのフェミニズム パンとバラと反資本主義』堅田香緒里/タバブックス/2021年) のこと。様々なジェンダーや階級、言語やセクシュアリティを有する人々が一同に集まる社会運動の場において、そういった社会的背景の違いから生まれる差別や軋轢をいかに最小化するか、という問題意識から生まれたこの概念は、すべての人にとって完全に安全な空間など存在しないという前提を共有しつつ、それでも「“より安全な空間”を共同して作り続けていくこと」を目指す試みであることから、safeでもsafestでもなくsafer(=より安全な)という比較級が用いられています。 発行:本屋メガホン 編集:山もといとみ 浦野貴識 印刷:when press https://www.whenpress.com 判型:W105mm×H250mm 12ページ
-
灯台より vol.5 特集:あい
¥1,320
SOLD OUT
特集:あい 本屋lighthouseが定期的に刊行しようと思いつつも不定期に刊行している文芸誌的なサムシング、『灯台より』のvol.5です。 今号より大増量でお送りします。 気分的には第2期的な感じです。 *PDF版も刊行しています 目次 鹿子裕文 p2 「真っ赤な夜のブルース」 #5 損してナンボのイマジン 橋本亮二 p6 「本を抱えて会いにいく」 #5 あいを受けとる 僕のマリ p12 「まほろばハイウェイ」 #3 空前のゾウブーム 対談 p16 鯨庭×関口竜平 「あい」 ―― 祈り・信用・報われなさ 梶本時代 p42 「梶本時代の人生あじゃぱ節」 #5 恥の海より エッセイ p48 ひらいめぐみ 曖昧 エッセイ p52 小原 晩 あの他人 対談 p54 東海林毅×文月悠光 映画『片袖の魚』アフタートーク ルポ p78 中村佳太 パートナーシップ制度の導入を求める陳情が逆転採択されるまでの経緯。 とそこで気づいた問題点。 エッセイ p90 水上 文 ジャンピング・あい エッセイ p96 小澤みゆき ポケモンLEGENDSアルセウスのかんそう 守屋 信 p102 「十九年」 #5 ゆっくりおやすみ、また明日ね 編集後記:灯台守の日誌 p112 「現代 未刊のプロジェクト」 #5 *休載 本間 悠 「書店員です。兼業酒婦です。」 仲西森奈 連載小説 「どこに行ってもたどり着く場所」 仕様 A5版・116p フルカラー 表紙イラスト:鯨庭 刊行日:2023年7月10日
-
[PDF版]「灯台より」vol.5 特集:あい *ALTあり
¥660
SOLD OUT
こちらはPDFデータ版です。 ファイルが2つありますが、ひとつはそのままPDFとして読むもの。 もうひとつはお手持ちの電子書籍リーダーにて読める形式(epub)となっています。 ただ、リフロー形式には対応していませんのでご了承ください。 また、PDF形式のものにはALTをつけています。読み上げ機能などを設定してご活用くださいませ。 本屋lighthouseが定期的に刊行しようと思いつつも不定期に刊行している文芸誌的なサムシング、『灯台より』のvol.5です。 今号より大増量でお送りします。 気分的には第2期的な感じです。 目次 鹿子裕文 p2 「真っ赤な夜のブルース」 #5 損してナンボのイマジン 橋本亮二 p6 「本を抱えて会いにいく」 #5 あいを受けとる 僕のマリ p12 「まほろばハイウェイ」 #3 空前のゾウブーム 対談 p16 鯨庭×関口竜平 「あい」 ―― 祈り・信用・報われなさ 梶本時代 p42 「梶本時代の人生あじゃぱ節」 #5 恥の海より エッセイ p48 ひらいめぐみ 曖昧 エッセイ p52 小原 晩 あの他人 対談 p54 東海林毅×文月悠光 映画『片袖の魚』アフタートーク ルポ p78 中村佳太 パートナーシップ制度の導入を求める陳情が逆転採択されるまでの経緯。 とそこで気づいた問題点。 エッセイ p90 水上 文 ジャンピング・あい エッセイ p96 小澤みゆき ポケモンLEGENDSアルセウスのかんそう 守屋 信 p102 「十九年」 #5 ゆっくりおやすみ、また明日ね 編集後記:灯台守の日誌 p112 「現代 未刊のプロジェクト」 #5 *休載 本間 悠 「書店員です。兼業酒婦です。」 仲西森奈 連載小説 「どこに行ってもたどり着く場所」 仕様 A5版・116p フルカラー 表紙イラスト:鯨庭 刊行日:2023年7月10日
-
おぺん選書便(3冊/5500円くらいのやつ)
¥5,500
SOLD OUT
本3冊+lighthouseロゴトートバッグ1つのセットです。 本3冊でだいたい5500円(税込)くらいになるように選書します。 設定金額に届かない分をトートバッグで吸収するスタイルです(トートバッグ単体は1000円+税で販売中)。 備考欄に ・トートバッグの色(ナチュラル/ネイビー) ・読みたいジャンルやテーマ(3つまで) ・くわえてNGのジャンルやテーマ、作家などがあれば(これは読みたくない!というものを知れたほうがありがいもので……) ・そのほか細かい希望があれば遠慮なくどうぞ あたりをご記入ください。 この本は入れてくれ、という「注文」もなんなりと。 そのほか質問などあればお問い合わせくださいませ。 *1万円選書のサービス「ブックカルテ」にも参加していますので、そちらのご利用も大歓迎です https://bookkarte.com
-
こころはひとりぼっち
¥1,540
SOLD OUT
最後に会って3カ月 別れの手紙から1カ月が経った パートナーとの関係を解消してからの数カ月の日記 友人・碇雪恵による寄稿も 目次 8月1日〜8月10日 毎日さびしい。毎日つらい。 9月11日〜9月20日 今はひとりでいることに挑戦しているのだ。 10月20日 誰かひとりでも、いてくれたらいいのだけど。 寄稿 ひとりぼっちじゃない 碇雪恵 『こころはひとりぼっち』 2023年12月10日初版発行 2023年12月15日二刷発行 著者 植本一子 寄稿 碇雪恵 題字 華雪 校正 藤本徹 協力 柴山浩紀 装丁 川名潤 感謝 ソフィ・カル 中園孔二 印刷 モリモト印刷株式会社 ※帯は3種類がランダムで届きます ※帯は手巻きのためズレはご容赦ください
-
『ベイブ』論、あるいは「父」についての序論
¥1,200
SOLD OUT
著:柿内正午 幼少期に自身を魅了した映画を、大人になったいま観返すこと。そのなかで得た直観は、ここにありえたかもしれない現在の「父」の姿が予感されている、というものだった。いまだこの国に蔓延る家父長制の粉砕を夢見るとき、自身をフェミニストと自認しすこしでもマシな実践を模索するとき、「父」なるものの有害さばかりが意識され、「男らしさ」をそのまま悪なるものと断じてしまいたくなる。しかし現状を確認したときにすぐさま気がつくのは、打倒すべき「父」なるものはすでに失効しており、ただ構造としての家父長制だけが残置されているということである。産湯と共に赤子を流すというが、むしろ「よき父」という赤子だけが流されてしまい、居残った臭い産湯が「男」の本質であるかのように捉えられているのが現在の状況ではないだろうか。(…) では、「父」においてよきものとは何か。僕はこの問いを前に長年立ちすくんでいた。そのようなものが果たしてあるだろうか。「男」とは乱暴で汚らしいものでしかないではないか。内面化したミサンドリーに阻まれて、自身の性と向き合うことはなかなかに困難であった。そんななか、『ベイブ』を再発見したのである。当然、飛躍である。本稿は、映画論を方便としたごきげんな男性論の試みでもある。 (「はじめに」より)
-
おいしいが聞こえる
¥1,540
SOLD OUT
7歳の頃から集めているたまごシール。3人のおじいちゃんを思い出す食べものにまつわる記憶。高校の友だちと帰りながら話した、ある食べものの謎。蟹に惑わされる年末。生きるために食べなくてはならなかったごはんのこと。「食べる」をさまざまな角度から見つめる32編のエッセイ。 ------------------------- 〈収録作品〉 白を食べる ラーメンの具の再編 固めのお米、たまごの味噌汁、具なし焼きそば ヤーコンやーこんにちは たまごシールとわたし もやしとこんにゃくがいる限り マックの機内食 みんなが好きなものがきらいでも、それでもいいのよ 煮込まれたトマト、走るピーマン コロナの療養記と駅弁の話 ちいさな海を、抱えて歩く あみのおばあちゃんとアイスクリーム 同じものばかり食べたい 色のふしぎ 物語の中のごはん 未来が確約されている希望という名の給食について ちくわのポテンシャル わたしの「畑のレストラン」 涙とどしゃぶりのシュークリーム 梨農園のおじちゃん 「おいしくない」は大人の味覚 食べるのが遅い 愛しのかんぴょう巻き おとなになって初めて食べたもののこと 食べもの香水見本帳 食べるのにセンスはいらない 蟹のまぼろし 性別のないごはん すきなものが最後に残っているという希望 三人のおじいちゃん 生きるために食べたごはんのこと 電子レンジのなかの夜明けとむしゃくしゃクッキーのこと ------------------------- B6 / 182p / 2022年8月9日刊行 著書 ひらい めぐみ 装丁 三好 愛 DTP・本文デザイン 森田 聖也 編集 三浦 希
-
このゆるい歯茎は私のせいじゃない
¥1,500
SOLD OUT
日記本、2023.11月刊行、B6、134p。 2023年1月21日から7月31日に書いた日記をまとめました。2022年の秋に仕事を辞めて、その直前に悪化させてしまったメンタルとさまざまな体調不良と共に暮らしています。 中学生の頃学校に行かなくなって毎日家にいたら、高校生になる頃にはその時期の記憶がすっぽり抜けてしまいました。また忘れるのは寂しいので日記を書き続けられているのかもしれません。どこかで密かに眠っているあなたのために、この日記を捧げます。 2023年10月20日 ほに 以下抜粋---------------------------------------------- ハロワに行かなきゃいけないが、なかなか準備ができない。何を食べたいのか分からなくて混乱する。声が出なくなる。おにぎりを与えられる。米かパンかすらも自分で決められないことがある。私は、私がどうしたいのか、私自身が命令を下す機能を失ってしまうことがある。それも頻繁に。 ・・・・ 眠れなかった朝カレー、寝落ち、気圧の急降下。同居人にいってらっしゃいを連呼して、ひとりねむる。気圧が横ばいになってようやく起き上がる。気圧が上がる、また眠る。 ・・・・ 300個以上開いていたスマホブラウザのタブが全部消えてしまって、自分が欠けたような気持ちになる。読みたかったインタビューのタイトルも本のタイトルも思い出せなくて、全部忘れろという体からのメッセージなのかも、と思う。 ・・・・ 本屋がなければ私なんてとうに死んでいた。教室の隅で、体ごと溶けてしまって。ゲロを吐くように文章を吐き出す事で鎮められる感情があるなら、あなたのようにお茶目で不器用な男の子になりたかった。
-
ころがるいきもの
¥1,500
SOLD OUT
友達のほにと暮らしています。 日記屋月日のワークショップに参加して書いた2023年2月〜4月の日記と、数日間の記録です。 生活が上手くなく、床に転がりながらも生き延びていた頃の日々を綴っています。マッチングアプリで友達をつくったり、ピクニックをしたり、ウィメンズマーチや選挙に行ったりしています。 抜粋 _______________________ 2月11日(土) 珍しく友達が先に起き上がる朝。お腹が空きすぎてとっくに目は覚めていたけれど、3時間くらいそのまま布団の上にいたらしい。二人ともチョコ系のパンを食べて、足りなくて追加でスープを飲んで、日暮里へ。わたしはブラウスに合わせるつけ襟を作りたくてレースを、友達は還暦を迎えたお母さんに贈るぬいぐるみ用の布を繊維街で買う。他にも直感的に良いなと思えたものや、なんとなく役立つだろうと思ったものも買った。夢中になって店を回ってたらいい時間になり、展示へ向かう。『クィアな地平線』というタイトルのグループ展。キュンチョメの映像作品『声枯れるまで』は、トランスジェンダーやクィア当事者へ名前を変えた経緯を聞き、自分で新しくつけた名前を一緒に声枯れるまで叫ぶというものだった。私は下の名前に〝 子 〟が付くのがなんだか少し古臭く、女の子に付ける名前という感じがしてあまり気に入っていない。中学の時、クラスの女の子が「名前に〝 子 〟が入るのダサくない?」とこちらに聞こえる声量で言っていた記憶が蘇る。その子に最近子供が産まれた。名前に〝 子〟は入ってなかった。
-
Do・フェミ/まっかっか人間
¥500
SOLD OUT
野生のア、デモ歌集。 死のための思想はいらない生き延びるための思想をみずうみにみる ソフィ・カルは繊細すぎると宣った男のつくるクソでか彫刻 あることになってる鎖骨リアリズム絵画の夢想「「「 君とか言うな 」」」
-
労働日記 Vol.2
¥800
SOLD OUT
2022年の夏、突然さみしさと悲しさが身体いっぱいに広がってどうしたらいいのか分からなくなりました。消費するように人と遊んで、自分自身の軽薄さに耐えられなくなり、時間をやり過ごすために単発バイトを始めました。そんな情けなくて新しい日々を記録した日記をまとめてzineにしました。 明るく照らすことはできないけど、労働するなかで見つけた光をひとつだけお裾分けできるzineだと思います。どうぞよろしくお願いします。 * 『労働日記 vol.2』 52ページ 著者:山﨑朋子 装丁:lee qura 協力:佐藤菜月
-
私のLife
¥1,000
SOLD OUT
TBSラジオで放送している「文化系トークラジオLife」の有志によるZINE 目次 バナナフィッシュにうってつけの夜 長谷川裕 Lifeは夜明けまで続き、朝焼けとともにまた生活が始まる 矢野利裕 駐車場で寝転びながら聴いている人へ 宮崎智之 十月の3日間 碇雪恵 私の17通の命 渡辺祐真(スケザネ) 私のLife:ジャパメタという伝統芸能について 常見陽平 親しいメディア 吉川浩満 書評家vs膝 倉本さおり 私のLife:引越し 塚越健司 弱き個体のライフ 荻上チキ 小作品集・Life History 水無田気流 跡地にひたる 竹田信弥 コンビニは歳時期だ 永田夏来 charlie's recommend これは聞いとけ! 鈴木謙介(charlie) 赤い靴と宇宙的存在 海猫沢めろん 二〇二二夏、私は 廣瀨涼 前代未聞の現代文問題集 斎藤哲也 日記 2023年2月13日-27日 山本ぽてと 僕の炎上日記 速水健朗 そしてポッドキャストは続く 工藤郁子 執筆者プロフィール
-
踊れないガール
¥1,000
SOLD OUT
踊れない私は、ダサい。踊れない私は、人の輪に入れない。だって、世界のリズムに乗れないんだから――踊ってばかりの場所、沖縄で踊れないことを自覚する少女の哀しみと成長を描く表題作「踊れないガール」。料理が下手な祖母、自宅警備員の祖父、ニセモノのお金を作る工場で働く元神童の伯父、退職後にヤギを飼う父、頼んでいないのに金魚の作り方を教えてくる老人、泡盛を飲み泥酔するおじさん。沖縄を舞台に様々な人との交流を回想するエッセイ集。 <目次> Ⅰ 贋札ユンタ 語呂合わせ サンティと金魚 犬を投げる Ⅱ 踊れないガール Ⅲ 祖母は料理が下手だった 新年会 そしてヤギは草を食べる オバケ一〇〇匹 <あらすじ> 「贋札ユンタ」 元神童の伯父はニセモノのお金を作る工場で働いている。お盆になるとニセモノのお金を大量に燃やし、台所ではゴーヤーが大量に揚げられる。 「語呂合わせ」 朝起きて両親から「話がある」と告げられた私はついに離婚かと思うが、携帯電話の語呂合わせをつくる家族会議が開かれることになる。 「サンティーと金魚」 下校途中、「草で金魚を作る方法知ってる?」と知らない老人に話しかけられたのをきっかけに交流が生まれるが、老人にはある思惑があった。 「犬を投げる」 実家の周りにには野良犬が多く、気がつけば犬が勝手に家に居つくようになる。しばらくすると私と犬は海岸へ連れていかれ、海に投げられる。 「踊れないガール」 かぎやで風、エイサー、ぬちばな、とにかく踊ってばかりの場所沖縄で、踊りが苦手で居場所のなさを感じる私。頑張って勉強して東京に出てきたものの、「踊れない」ことは変わらない。 「祖母は料理が下手だった」 親戚からお金をだまし取られた祖父は、自宅の金庫を守る本物の自宅警備員になる。アメリカ軍から公衆衛生を学びながら祖母は働き子どもを育て上げた。だから祖母が料理が下手なのは必然でーー 「新年会」 父が退職するため、家で職場の人を呼び、新年会が行われることになった。準備理終われる母と私。当日、新年会には泡盛で泥酔おじさんが発生。スリッパで叩いて追い出そうとする。 「そしてヤギは草を食べる」 帰省すると祖父は芋しか食べなくなっており、退職した父はヤギを育てている。父は子ヤギに「ミケ」「ラン」「ジェロ」と得意げに名付けていた。 「オバケ一〇〇匹」 祖母の家の寝室には、オバケが一〇〇匹いるのだとユタが言うので、親戚たちにとってちょっとしたホラースポットとして怖れられている。実際に祖母は毎晩うなされている。心配になって寝室を覗くとーー
-
サッド・バケーション
¥900
SOLD OUT
内容はエッセイ6本+日記という構成になっています。 目次はこんな感じです。 目次 ・風景になる ・祝福の生クリーム ・サッド・バケーション ・僕の見た3月11日 ・変奏 ・そわそわする身体 エッセイの間には、自分の過去の日記を4日分はさんでいます。 内容を一つずつ簡単に紹介します。 ①「風景になる」は、自分の加害性の発見から出発して、かわいいものが好きになり、願わくば木や風景になりたいんだという話。 ②「祝福の生クリーム」は人生で初めて展示というものをやってみたら、 人々が結婚式をやる意味がすこし分かった。 ③表題作「サッド・バケーション」は、生きていると自然に湧いてきてしまう人生の「さみしさ・悲しさ・むなしさ etc…」の感情についての記録。 ④「僕の見た3月11日」は、約7年前に書いた震災についての文章。茨城県北部で被災するとこういう風になるということが書かれています。 ⑤「変奏」は、その名の通り変装してceroのライブに行った話。楽しくもあり、痛々しい記憶でもあります。 ⑥「そわそわする身体」。これはその名の通りそわそわしちゃうな〜という話。そこから、自らの身体をケアする視点を身につけるようになったという話です。 人は孤独であり、そのことを寂しく思う夜もあるかもしれないけれど、それでも生きていくしかない、なんとかやっていこうね、ということを書いたような気がしています。うーん、自分で自分の書いたものについてまとめるのって難しいですね。 表紙の絵は佐藤紀子さんが描いたものです。佐藤さんの絵は阿佐ヶ谷のコンコ堂で見た時から好きで、いつかお借りしたいと思っていました。すごくいいのでぜひ見てみてください。 https://www.instagram.com/conorico._/
-
別冊のん記 妻のレコードおつかい編
¥550
SOLD OUT
新書サイズ/56p/本文モノクロ/ 2022年11月20日発売 初版 「この盤をサルヴェージしていたことに驚きを隠せませんでした。」 矢野利裕(批評家、DJ) イラストレーター、漫画家、歌人のスズキロクによるエッセイ4コマシリーズの新作です。 DJでもあり、常にレコードを集める趣味の「夫」と、レコードのことはさっぱりわからない「妻」。 夫のヒントを便りに、妻が予算1万円での「レコードおつかい」にチャレンジ! 妻は見事に正解にたどり着けるか!? 実際に妻が購入したレコードの解説付きです。(解説は矢野利裕執筆)
-
別冊のん記 妻のレコードおつかい編 リターンズ
¥1,100
SOLD OUT
新書サイズ/114p/本文モノクロ/ 2023年11月11日発売 初版 あの「レコードおつかい」がパワーアップして帰ってきた! レコードにまったく詳しくない妻が、 レコードに詳しい友人たちのヒントだけを頼りにおつかいチャレンジ! 今回も予算は(夫の)1万円! はたして妻は今度は何のレコード買ってきたのか!? エッセイ4コマシリーズ『よりぬきのん記』のスピンオフ企画第3弾。 (ここから読んでも大丈夫!前作を読むとさらに面白い!) お題提供・レコード解説に豪華ゲストをお迎えした新作。 ネオアコ編のゲストはTBSラジオプロデューサーの長谷川裕さん、 ジャズ編のゲストは音楽評論家の柳樂光隆さん! おつかい代提供&監修は今回も夫・矢野利裕! スズキロクによる、おつかいレコードジャケットを再現したイラストもお楽しみください。
-
矢野利裕のLOST TAPES
¥1,650
SOLD OUT
矢野利裕がブログ・note・雑誌などで執筆した単行本未収録原稿をまとめた「矢野利裕のLOST TAPES」