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おぺん選書便(3冊/5500円くらいのやつ)
¥5,500
SOLD OUT
本3冊+lighthouseロゴトートバッグ1つのセットです。 本3冊でだいたい5500円(税込)くらいになるように選書します。 設定金額に届かない分をトートバッグで吸収するスタイルです(トートバッグ単体は1000円+税で販売中)。 備考欄に ・トートバッグの色(ナチュラル/ネイビー) ・読みたいジャンルやテーマ(3つまで) ・くわえてNGのジャンルやテーマ、作家などがあれば(これは読みたくない!というものを知れたほうがありがいもので……) ・そのほか細かい希望があれば遠慮なくどうぞ あたりをご記入ください。 この本は入れてくれ、という「注文」もなんなりと。 そのほか質問などあればお問い合わせくださいませ。 *1万円選書のサービス「ブックカルテ」にも参加していますので、そちらのご利用も大歓迎です https://bookkarte.com
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ユリイカ2024年1月号 特集=panpanya
¥1,760
SOLD OUT
商業誌デビュー10年・単行本10冊目刊行記念 「端切れ」を拾い、観察し、想像するというプロセスからpanpanyaのマンガは生成される。「寝入りばなにみる夢のよう」とも形容され、時に「ガロ系」をはじめとする日本のオルタナティヴ・コミックの水脈上に位置づけられるその仕事は、まるで終わらない自由研究のように拡大と深化を続けている。最新刊『商店街のあゆみ』の刊行に際し、拾い集められてきた「端切れ」たちを改めて見つめ直し、それらによって形成された架空の町の中でこれからも道に迷い続けるための地図を想像したい。 目次 特集*panpanya──夢遊するマンガの10年 ❖マンガ 予告 / panpanya ❖インタビュー 名残を描く / panpanya 聞き手=可児洋介 ❖渚にて 「街」と「私」──日本におけるオルタナティヴ・コミックの水脈 / 可児洋介 波よ、楽園まで届け──『楽園Le Paradis』という媒体=場をめぐって / 雑賀忠宏 ❖かたちを作る 心に残るもの / 飯田 孝 ユカイが集う あの場所へ──SF研究会とコミティアと / 吉田雄平 正体 / 多治見武昭 資料性みやげ / 國澤博司 ❖伝播するできごと 索引と屁理屈、そしてpanpanya 的小事件 / 春日武彦 panpanyaの主題による四つの変奏 / 細馬宏通 ❖再録 後輩ちゃん / panpanya ❖trans/duce 彷徨の体 / 酉島伝法 動物、世界の内側 / おいし水 ❖描線の夢・紙の現(うつつ) panpanyaのマンガ作品における非・キャラクター / 森田直子 寝入りばなの夢のつづきかた / 中田健太郎 環境の共同 / 木下知威 ❖往復書簡 地図の研究 / panpanya×青柳菜摘 ❖イラスト・マンガギャラリー〈1〉 ある日のpanpanyaさん / 竹本 泉 群棲地の置き場所 / 平方イコルスン panpanya作品との出会い / kashmir 時間と濃淡 / 犬のかがやき ❖彷徨と変異 逸脱者たちが見る不思議の国の夢 / トジラカーン・マシマ A Little Girl Lost / 石井美保 ❖compound angle レオナルドとの会話、あるいは現実と非現実の硲(はざま)について / 渕野 昌 panpanyaさんについて / 八谷和彦 ❖モノへの眼差し 「架空の通学路について」についての架空の考現学講義──あるいは〈考現学マンガ〉研究序説 / イトウユウ 少女たちの眼と不可思議 / 寺村摩耶子 自律した(リアルな)モノとモノとが創るモノがたり(フィクション) / 本橋 仁 ❖イラスト・マンガギャラリー〈2〉 彷徨 / カシワイ 風景 / 飯島健太朗 パンパンヤさんありがとうございました / 西村ツチカ 卵をめぐる漫画の探索 / 速水螺旋人 ❖ジオラマの肌理 本物の街 / 石山蓮華 スクールゾーンの空想科学 / 木石 岳 歌ってない歌 / 斎藤見咲子 ❖揺らぎを見つめる 真面目な異界めぐり──panpanyaのマンガ作品における行動原理についての覚書 / 川崎公平 転がるおむすび、兎の穴へ降る──観察・日常の謎・陰謀論 / 荒岸来穂 ❖資料 panpanya全単行本解題 坂本 茜 ❖忘れられぬ人々*27 故旧哀傷・菅野昭正 / 中村 稔 ❖物語を食べる*35 妖精と出会うこと、病むこと / 赤坂憲雄 ❖詩 夕焼け、または、わが魂の行衛 他三篇 / 中村 稔 ❖ユリイカの新人 三面鏡 / 山内優花 パミス 他一篇 / のもとしゅうへい ❖われ発見せり 老学徒と『鉄拳』の出逢い / 平井和佳奈 表紙・扉イラスト……panpanya 目次・扉……北岡誠吾 Kindle→https://amzn.to/3vc1cZj
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商店街のあゆみ
¥1,320
SOLD OUT
「楽園」からの9冊目のpanpanya作品集。 表題作はじめ「家の家」「幕間」「うるう町」「正しいおにぎりの開け方」「ビルディング」「ここはどこでしょうの旅」6~10など生活空間の細部までが愛おしくなる16篇。 日記も併収。 Kindle→https://amzn.to/3Re8aEw
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雨がしないこと 上下巻セット
¥1,760
SOLD OUT
「雨ちゃんは、話の合わない、私のともだち」 私たちが雨ちゃんについて知っていること。 突然、郊外の古くて小さな平屋に引っ越したこと。 凝り始めると同じ料理ばかりを作り続けること。 そしてーー雨ちゃんは、恋をしない。 みんなとちょっと違うけど、変わっているのはみんなと同じ。 第26回手塚治虫文化賞【短編賞】受賞作家が贈る、「恋をしない」花山雨(30)を巡る群像物語。 Kindle(上巻)→https://amzn.to/3TA0saA Kindle(下巻)→https://amzn.to/3TIZ0Tg
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[再入荷待ち]労働系女子マンガ論!
¥2,200
SOLD OUT
労働をめぐる女子の悩みの数だけ、応答を試みるマンガが存在するー タバブックスwebサイトで2013年から不定期連載していた「労働系女子マンガ論!」ついに、ついに書籍化!! 恋愛、結婚、出産、といった人生のイベントを迎えるたび、続けるか辞めるかの選択を迫られるのは、たいてい女子の側。労働環境はここ数十年で大きく変化し、どうするのがベストなのか判断がつかない…「女子×労働」の視点で読む女子マンガに人生をサバイブするヒントがある!誰もが知っている王道作品から、知る人ぞ知る隠れ名作まで、web連載を大幅加筆修正。「女性と労働」表象を読み解く、気鋭の研究者トミヤマユキコの女子マンガ論、決定版です。 【目次】 序論「労働系女子マンガ」とはなんぞや? 1章 少女マンガ隆盛期 ― ヒロインは読者と同世代の若き労働者 自分の運命を切り拓く『ベルばら』の女たち 『ベルサイユのばら』 大正時代のラブコメが描く「この国で女が働くとはどういうことか」『はいからさんが通る』 「自立した女」のモデルのひとつは、バレエマンガにある 『アラベスク』 愛より恋より仕事をやれ 70年代作品の強烈なメッセージ 『デザイナー』 女の為政者として「政治と権力」を変革する16歳 『王家の紋章』 労働ものとして魔法少女マンガを読んでみる 『美少女戦士セーラームーン』 2章 「仕事と恋」の時代 ― 社会情勢を反映し働く読者の現実に接近 「近代化」を目指そうとした「働く女」の困難 『東京ラブストーリー』 みんなの視界に入りにくい仕事を描く意義 『動物のお医者さん』 フリーターもバリキャリも大変 就職氷河期がもたらしたリアル 『ハッピー・マニア』『働きマン』 「周縁」で働く女の自由と孤独 『ちひろ』『ちひろさん』 自分らしさに助けられたり苦しめられたりする労働 『リメイク』 恋愛要素なし、仕事人間を肯定する女子マンガの進化 『重版出来!』 3章 労働の多様化・細分化 ― 年齢、仕事観、社会問題等に着目 憧れからはほど遠い設定が生み出す深い味わい 『うどんの女』 主婦の労働と存在意義をめぐる重い問い 『ハウアーユー?』 リアルとファンタジーを行き来する大人の仕事と恋愛の物語 『娚の一生』 人生の全てを労働に捧げる 仕事に生きる女のロールモデル 『繕い裁つ人』 女の人生に必要なのは王子様じゃない、家だ 『椿荘101号室』 「仕事/趣味」「仕事/結婚」二者択一の不毛さを描く 『ZUCCA×ZUCA 』 自分の意思ではない境遇も受け入れ 働き生きる日々の愛おしさ 『海街 diary』 夢見た未来と現実の間に苦悩 続いていく労働系女子の人生 『愛すべき娘たち』 【試し読みはこちら!】 本書1章「労働ものとして魔法少女マンガを読んでみる 『美少女戦士セーラームーン』」一部を公開しています。ぜひお試しください! ↓ ↓ ↓ http://tababooks.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/roudoukei_trial.pdf トミヤマユキコ 1979年、秋田県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科に進み、少女マンガにおける女性労働表象の研究で博士号取得。ライターとして 日本の文学、マンガ、フードカルチャーについて書く一方、東北芸術工科大学芸術 学部准教授として教鞭も執っている。2021年から手塚治虫文化賞選考委員。
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違国日記 11巻
¥836
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人見知り小説家と姪の同居譚ついに完結!!進路決定を控えた朝が選ぶ道とは。槙生が朝に伝える言葉とは―。新垣結衣さんを主演に迎えた実写映画も公開予定の話題作、心震える終幕!! 電子書籍はこちらから購入可能です→https://books-lighthouse.com/e-books-recommend/ikokunikki/
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[再入荷待ち]ユリイカ2023年9月号 特集=ヤマシタトモコ
¥1,760
SOLD OUT
『違国日記』完結記念 ヤマシタトモコが描く人と人は、分かり合えず、傷つき合い、打ちのめされることを繰り返す。それでもと垣根を超えようとして他者へと手を伸ばす愚直な登場人物の姿は、時にエンパワメントとして、時に社会への問いかけとして、人の心を駆動するメッセージへと展開する。最長期連載となった『違国日記』の完結に際して、これまでの鮮烈なマンガ表現の数々を振り返り、そのメッセージに応答していく一大特集。 目次予定* 【インタビュー】ヤマシタトモコ(聴き手=瀬戸夏子)【対談】ヤマシタトモコ+高野ひと深【エッセイ・談話】小林ゆう/桜庭一樹/瀬田なつき/高野麻衣/文月悠光【イラスト・マンガ】今井哲也/コナリミサト/紗久楽さわ/ダヨオ/ねむようこ/冬野梅子【論考】青本柚紀/石川優/いなだ易/岩川ありさ/陰山涼/木津毅/黒木萬代/向後恵里子/古怒田望人/いりや/近藤銀河/細馬宏通/三木那由他/水上文/横田祐美子【資料】山本文子+横井周子
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ランバーロール 06
¥1,650
SOLD OUT
漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。 今回は初の試みとして、「台湾」特集を実施。 村上春樹の『猫を棄てる』の装画や、漫画『緑の歌―収集群風―』などの作品で知られる台湾出身の漫画家・高妍が企画段階から参加し、羅荷(ロー・へー)、劉倩帆(リュ・チェン ファン)、丁柏晏(ディン・ブォ イェン)という三人の台湾出身のイラストレーターを推薦し、それぞれの描き下ろし漫画を掲載の運びとなりました。 安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの描き下ろし漫画と、台湾のクラブシーンにまつわるもてスリムのエッセイ、台湾映画にまつわる佐野亨(映画ライター)のエッセイを加え、今号も充実の152ページ! 【漫画】 高妍(ガオ・イェン)「どうでもいいこと」 羅荷(ロー・へー)「雨の追憶」 安永知澄「小さな魔法」 劉倩帆 (リュ・チェン ファン)「ドライブ」 森泉岳土「暗くて深くて誰もいない」 丁柏晏(ディン・ブォ イェン)「鐘楼」 おくやまゆか「新深緑日記」 【エッセイ】 もてスリム「ビナハウスの裂け目」 佐野亨 台湾映画と台湾と僕
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キンドレッド グラフィックノベル版
¥4,180
SOLD OUT
血縁をめぐる歴史が鞭となり、私の身体に新たな傷を刻み、血と涙を流させる―― 人種差別/奴隷制という負の歴史の否定が、己の実存を脅かすというパラドックス…… 19世紀初頭のアメリカ南部にタイム・スリップした主人公・デイナは、そこでの混沌と絶望に何を見いだし、何に引き裂かれたのか。 オクテイヴィア・E・バトラーが残した、人種とアイデンティティをめぐる“グリム・ファンタジー”の傑作が、グラフィック・ノベルにて登場。 2017年 ブラム・ストーカー賞受賞 2018年 アイズナー賞 最優秀翻案作品賞受賞 1976年のカリフォルニア。若い黒人女性デイナは、ある日突然謎の声に導かれ、南北戦争前のアメリカ南部へとタイムスリップをする。 そこでデイナは、メリーランドの農園近くの川で溺れている白人の少年を救出する。少年ルーファスはウェイリン・プランテーションの跡取り息子であった。 命の恩人であるはずのデイナは、ルーファスの父親が経営するプランテーションで奴隷として生きることになる――。 自身の命が危険に晒されると現代に、ルーファスの命が脅かされると過去へタイムスリップするデイナ。タイムスリップを繰り返すうちに、デイナは自分の血の中に流れている秘密に直面することになる。このふたりを結ぶ絆の意味とは――。 SF、ファンタジー分野における卓越したストーリーテラーとして知られ、フェミニズムやアフロフューチャリズムの文脈でも近年再評価の機運が高まる、アフリカ系アメリカ人作家オクテイヴィア・E・バトラー。 2006年に59歳でこの世を去ったバトラーだが、サラ・ピンスカーやN・K・ジェミシン、ンネディ・オコラフォーなど現代を代表するSF作家に大きな影響を与えている。 世界50万部発行のベストセラー小説『キンドレッド』が、著名な学者でありコミック・アーティストのダミアン・ダフィーとジョン・ジェニングズによって待望のグラフィック・ノベル化。バトラーの代表作として世界的に知られる本作は、奴隷制度がもたらした暴力と人間性の喪失を、SF的な仕掛けを用いたロマンス、歴史小説として巧みに描いている。 人種、性、権力、そして人間であることの意味をめぐる諸問題を探求するバトラーの視点は、刊行から40年以上経った今なお新たな読者を引きつけ続けている。 著者プロフィール オクテイヴィア・E.バトラー (原著) 1947年生まれ。アメリカのSF作家。「血を分けた子ども」でヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞を受賞。「話す音」でヒューゴー賞を受賞。95年にSF作家として初めてマッカーサー賞(天才賞)を、2000年にPEN生涯功労賞を受賞。ベストセラーとなった長編『キンドレッド』、短篇集『血を分けた子ども』のほか、シリーズ『Patternist』『Xenogenesis』、『Parable』がある。2006年に59歳で没後にも伝説的作家として世界的な読者をもつ。
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ダーリンはネトウヨ 韓国人留学生の私が日本人とつきあったら
¥1,430
SOLD OUT
期待を胸に日本で留学生活を始めた韓国人のうーちゃん。サークルで出会った日本人の先輩いっしーと付き合うことになった。付き合って一ヶ月、いっしーが「きれいな日本語」を喋ってと言ってきたのだけど…積み重なるモヤモヤの先にしたうーちゃんの選択とは? 目次 プロローグ はじめに 第1章 出会い 第1話 新歓 第2話 日本語上手ですね 第3話 クラリネット(1) 第4話 クラリネット(2) 第5話 合奏練習 第6話 カフェ 第7話 夏合宿(1) 第8話 夏合宿(2) 第9話 ボランティア 第10話 闇練 第11話 ピンポーン 第12話 告白 第2章 気づき 第13話 海苔を消化できるのは日本人だけ 第14話 世界一難しい言語 第15話 カラオケ 第16話 宿題 第17話 あなたは日本人じゃないから 第18話 とはいえ私だって市民です 第19話 慣れ 第20話 テレビ 第21話 執着の始まり(1) 第22話 執着の始まり(2) 第23話 ツイッター(1) 第24話 ツイッター(2) 第3章 見て見ぬふり 第25話 大学祭 第26話 煙幕 第27話 定期演奏会 第28話 冬休み 第29話 宅飲み 第30話 グループワーク 第31話 就活 第32話 ラーメン 第33話 留学支援課 第34話 プレストとアンダンテ 第35話 面接 第4章 必然 第36話 わだかまり 第37話 分かれ道 第38話 加湿器は常に清潔に 第39話 卒演 第40話 さよなら 第41話 うーちゃん 第42話 윤 슬 第43話 안 녕 エピローグ あとがき 解説 著者プロフィール クー・ジャイン (クー ジャイン) (著) 今まで生きてきて一度もプロフィールなんて書くことのなかった一般人。 ひょんなことから2022年に「ダーリンはネトウヨ」の韓国語版の連載をNAVERのBest Challengeで始めました。イラストレーターと言いつつ、実は「あわベビ」というアプリのデザインを担当したり。でも本業はモーションデザイナーだったり。完全に万屋と化しています。デザイナーあるあるですね。本当は、この漫画は本名を伏せて出すつもりだったので、アカウント名に何の一貫性もないダサさを誇っています。 X(Twitter): @quillustration / Instagram: @netouyodarling Instagram: @9oooooii(本当は伏せるつもりだった本来の自分) 金 みんじょん (キム ミンジョン) (訳) 韓国語を教えたり、ラジオに出たり、雑誌に記事を書いたり、翻訳をしたりしている何でも屋。 KBS東京通信員。慶應義塾大学総合政策学部卒業。東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士課程単位取得退学。韓国語の著書に『母の東京――a little about my mother』『トッポッキごときで』、共著書に『小説東京』『SF金承玉』、韓国語への訳書に『那覇の市場で古本屋』(宇田智子著)、『渋谷のすみっこでベジ食堂』(小田晶房著)、『太陽と乙女』(森見登美彦著)、『縁を結うひと』『あいまい生活』『海を抱いて月に眠る』(以上3冊、深沢潮著)など。日本語への訳書は、『私は男でフェミニストです』『終わりの始まり』など。 Moment Joon (モーメント ジューン) (解説) 移民者ラッパーとして、唯一無二の目線を音楽で表現する。 2019年に[Immigration EP]を発売。2020年にアルバム「Passport&Garcon」をHUNGER、JUSTHISの客演を迎えリリースしジャンルを越え大きな反響を呼ぶ。2021年には「Passport&Garcon」のDXをYoung Coco、蔡忠浩(bonobos)、KIANO JONES、あっこゴリラ、鎮座Dopeness、Gotch(ASIAN KUNG-FU GENERATION)等の客演を迎え大きな話題を呼ぶ。執筆業では、「文藝」秋季号で4万字にわたる自伝的ロングエッセイ「三代」を執筆後、岩波文庫のWeb連載にて日本移民日記を連載。多方面での活動の中で、今の日本に必要な事、今の日本に届いて欲しい言葉を彼にしか見えない、彼にしか書けない目線で届け続けている唯一無二の存在。
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「好き」を育てるマンガ術 少女マンガ編集者が答える「伝わる」作品の描き方
¥2,200
SOLD OUT
どうしたらキャラが立つ? 物語の膨らませ方は? 読者をキュンとさせるにはどうしたらいい? スランプの解消法は? 担当作の累計発行部数4000万部超えの 敏腕編集者が、あなたの創作のお悩みに答えます! 森下suuインタビュー、編集者座談会も収録 『好きっていいなよ。』、『となりの怪物くん』、『ゆびさきと恋々』、『うるわしの宵の月』……約30年間ヒット作を連発してきたマンガ編集者が、実際にマンガ家やマンガ家志望者から寄せられたよりすぐりの質問に答えます! 「少女まんが勉強会」や「まんが相談会」といったマンガ家の悩みに答える会を開催してきた著者が、インプットの仕方から、キャラクターや物語の作り方、ネームや原稿のブラッシュアップ、プロデビューの方法、マンガ家としてのあるべき姿勢まで、長年の編集者人生で受けてきた数多くの相談を、55のトピックに分けて丁寧に回答していきます。 著者が代表を務めるマンガ家のマネジメント会社・スピカワークスに所属する森下suu(『日々蝶々』、『ショートケーキケーキ』、『ゆびさきと恋々』)のインタビューも掲載。マンガ家デビューの経緯や創作するうえで心がけていること、編集者との関係など、著者の回答(本文)と響き合う思いや考えが語られています。 巻末には、マンガ編集者たちによる座談会を掲載。著者が、冨澤絵美(講談社/『ちはやふる』、『昭和元禄落語心中』ほか立ち上げ)、鈴木海斗(一迅社/『ヲタクに恋は難しい』、『先輩がうざい後輩の話』ほか担当)とともに、マンガ家および志望者に向けた実践的なアドバイスから、業界の直面している課題まで多彩なトピックについて意見を交わしています。 すでにマンガ家としてデビューしている方から、まだ描いたことのない方まで、「好き」という気持ちを育て、それを読者に「伝える」ための、現役の編集者ならではの超実践的なアドバイスが詰まっています。 装画:森下suu 描き下ろし 目次 はじめに――編集者の僕が質問に答えるわけ ●第1部 少女マンガとは 問1 少女マンガを描く際、最も大切にすべきことってなんですか? 問2 そもそも少女マンガは、少年マンガや青年マンガとどう違うんですか? 問3 少女マンガと女性マンガやラブコメとの違いはなんですか? 問4 最近売れている少女マンガの傾向や共通点が知りたいです ●第2部 構想/資料収集 問5 インプットが大事と聞きますが、そもそも何をすればいいんでしょうか? 問6 「自分」のマンガのアイディアを出すためのおすすめの方法を教えてください 問7 何を描くかどうやって決めればいいですか? 問8 ときめくシーンやシチュエーションはどうやったら思いつきますか? 問9 どうすれば自分の好きな作品からの影響を自分のものにできますか? 問10 物語や作画の資料は、現場に行かずネットで探すだけでも大丈夫でしょうか? ●第3部 キャラクター 問11 少女マンガの主人公に大切なものってなんですか? 問12 キャラを立てるにはどうしたらいいですか? 問13 「イケメンじゃないと許されないよね」と言われてしまいました 問14 恋愛関係だけじゃなくて、魅力的な友達や家族も描きたいです 問15 登場人物が自分に似てしまいます。描けるキャラクターのタイプを広げたいです 問16 「キャラは勝手に動く」って本当ですか? 全然動いてくれないのですが 問17 物語から作っていくとき、登場人物を魅力的にするにはどうすればいいですか? ●第4部 物語/構成 問18 少女マンガの物語で一番大切にすべきことってなんですか? 問19 物語が地味になっちゃいます。物語はどう膨らませればいいですか? 問20 「ありきたり」、「意外性がない」と言われないためにどうしたらいいですか? 問21 読者をキュンとさせるエピソードはどうやったら作れますか? 問22 物語に必要なものとそうではないものは、どうやったら判断できますか? 問23 友達や家族との関わりを描きたいです。少女マンガは絶対に恋愛を描かなきゃダメですか? ●第5部 ネーム 問24 ネームを描くとき、一番気をつけるべきことを教えてください 問25 ネームに時間がかかっちゃいます。どうすれば早くなるでしょうか? 問26 モノローグを入れるのが苦手です。少女マンガでは、モノローグは必須ですか? 問27 セリフやモノローグをグッとくるものにするにはどうしたらいいですか? 問28 読者がときめくシーンや胸キュンなシチュエーションは、どうしたら描けますか? 問29 ネームをブラッシュアップしたいのですが、具体的にはどうしたらいいですか? 問30 コマ割りを決めるとき、コマのかたちは、どう考えればいいでしょうか? 問31 初めて長編にチャレンジします。短編のネームを描くときと違いはありますか? ●第6部 原稿 問32 少女マンガにとって「絵がうまい」、「絵がへた」はどこで判断するのでしょうか? 問33 作画に時間がかかってしまいます。早く描くためのいい方法はありますか? 問34 絵が苦手で、自分の絵が嫌いです。どうしたら楽しく描けるようになりますか? 問35 背景はどれくらい描き込めばいいですか? 背景を白や黒にする場合のコツは? 問36 「絵が古い」と言われてしまいました……どう対処したらいいでしょうか? ●第7部 持ち込み/デビュー/デビュー後 問37 どの媒体に持ち込めばいいか迷っています。どうやって判断すればいいですか? 問38 持ち込みの際、準備すべきことはありますか? 編集者は持ち込み作品の何を見ていますか? 問39 担当がつく基準はありますか? 投稿者の人にできるようになってほしいことはなんですか? 問40 新人さんで「この人つかめたな」と思う瞬間はありますか? 問41 プロデビューはどう決まるんですか? 読み切りから連載へのステップアップの決め手は? 問42 連載で読者をあきさせないためにどう工夫したらいいですか? 問43 連載が決まった場合、読者アンケートや単行本の売れ行きは意識したほうがいいですか? 問44 自分の描きたいものと編集さんが求めているものが違います。どうすればいいでしょうか? 問45 ウェブやアプリ掲載の場合、気をつけたほうがいいことはありますか? ●第8部 マンガ家としての姿勢 問46 「読者を大切に」ってよく聞きますが、それってどういうことですか? 問47 担当の編集者さんとうまく付き合っていくにはどうすればいいですか? 問48 マンガ家さんの仕事はハードな印象です。スケジュール管理のコツってありますか? 問49 スランプにはまったとき、脱出のきっかけはどんなことですか? 問50 前の連載が終わってからなかなか新しい連載を始められません。作風を変えるべきでしょうか? 問51 読者からいい評価をもらえず、自分の感覚を信じられなくなりました。どうしたらいいですか? 問52 長くマンガ家を続けたいです。ずっと現役のマンガ家さんに共通していることってありますか? 問53 少女マンガ家はデビューが早い印象があります。年齢が高くなるとデビューは難しくなりますか? 問54 読者を待たせることになりますが、出産や育児のために長い休みを取ってもいいのでしょうか? 問55 SNSはやったほうがいいのでしょうか? その場合、どのように活用するべきですか? ●森下suuインタビュー――挑戦するために必要なこと ●編集者座談会――変わる環境の中、対等であるために(鈴木重毅×冨澤絵美×鈴木海斗) ●おわりに ▲ PROFILE 鈴木重毅(すずき・しげき) マンガ編集者。1996年、講談社に入社し、同年『週刊少年マガジン』編集部に配属される。1998年『デザート』編集部に異動。2013年より同誌編集長に。2019年、講談社を退社し、マンガ家のマネジメント会社スピカワークスを設立。主な担当作に『好きっていいなよ。』(葉月かなえ)、『となりの怪物くん』(ろびこ)、『ライアー×ライアー』(金田一蓮十郎)、『たいようのいえ』(タアモ)、『春待つ僕ら』(あなしん)、『ゆびさきと恋々』(森下suu)、『うるわしの宵の月』(やまもり三香)、『恋せよまやかし天使ども』(卯月ココ)などがある。マンガ家や志望者向けのオンラインイベント「少女まんが勉強会」や、マンガ編集者のためのサークル活動「まんが編集の会」などを実施している。「しーげる」の愛称で知られる。
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カデギ 物流倉庫でミックスコーヒーをがぶ飲みしながら働いた話
¥2,750
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韓国で「いまの私たちの漫画賞」を受賞した異色のグラフィックノベルを完訳! 漫画家を目指すパダは、物流倉庫でのバイトで生計を立てている。トラックで運ばれてくる積み荷をおろす作業を業界では「カデギ」と呼び、「地獄のバイト」として知られる。ケミカルな甘さが特徴のミックスコーヒーはそんな過酷労働に必須のポーション(霊薬)だ。6年間の「底辺労働」から見えてきた社会を「壁にあたる」「壁をくずす」のふたつの章で描きだす。 『大邱の夜、ソウルの夜』に続くKGBシリーズの第二冊! 目次 第1部 壁にあたる カデギ? 一日一日 こわれもの注意 赤いジャンパー 一週間 先輩の畑 ぬれないように 見慣れた光景 名前は聞かない 労働者ではない労働者 かぼそい絆 ”トンジム” 第2部 壁をくずす 恐竜とハエ マッコリの力 時給制 それぞれの事情 お盆パニック ホコリのにおい かけ持ち 寒さに耐える方法 ミックスコーヒー ふんばる カデギ! 作者あとがき みんな心も身体も”こわれもの注意”です 訳者あとがき 「世界」を見るための高解像度レンズ 解説(首藤若菜) 「便利で豊かな暮らし」の裏にある労働 著者プロフィール イ・ジョンチョル (イ ジョンチョル) (作) 韓国・浦項生まれ。漫画家。韓国最大の鉄鋼メーカーPOSCOの労働者団地で食堂を経営する両親のもとに育つ。美術大学で西洋画を専攻。卒業後、漫画家を目指しソウルへ上京。生計を立てるために6年間、複数の宅配便会社で「カデギ」のアルバイトを続けた。その体験を描いた『カデギ』は2019年「いまの私たちの漫画賞」を受賞。ほかに少年時代を描いた『제철동 사람들(製鉄村の人たち)』などがある。 印 イェニ (イン イェニ) (翻訳) 韓国で生まれ、人生の半分を日本で過ごした中間者。字幕屋。翻訳とは原文を解体して、違う材料で同じ構造物をつくる作業だと信じている。 首藤 若菜 (シュトウ ワカナ) (解説) 立教大学経済学部教授。専門は労使関係論、女性労働論。おも著書に『物流危機は終わらない』(岩波新書)などがある。
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作りたい女と食べたい女 4巻
¥770
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バレンタインを目前に控えた 野本さんと春日さん。 お互いにチョコレートを贈る準備をしたり、 友人に気持ちの相談をしたり。 そして当日、チョコレートフォンデュを することになったふたり。 それぞれの想いを胸に、 どうか、あなたにだけは、 この気持ちをわかってほしいと。 シリーズ累計65万部突破「つくたべ」最新刊! Kindle→https://amzn.to/3PtlUvZ
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犬々ワンダーランド 1巻
¥1,430
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保護犬だった雑種のポテト。 ペットショップにいた黒柴の銀。 家ではおしっこもうんちを絶対しないポテト。 散歩では道の真ん中に座り込んで帰宅を拒む銀。 かたや臆病で慎重派、かたや大胆で怖いもの知らず。 そんな真逆の二匹との生活は、ちょっと大変で、とても楽しい―― 漫画家まんきつが、 お酒に逃げ(『アル中ワンダーランド』)、 サウナにハマり(『湯遊ワンダーランド』)、 その末に見つけたのは愛犬たちとのカラフルな日々だった。 まんきつらしいユーモアと愛に溢れたエッセイ漫画が、ついに書籍化。 愛犬二匹とのにぎやかな暮らしを描いた“日常回”を中心に、 保護活動をしている女性や「犬の学校」校長たちに話を聞いた“取材回”も収録。 小田原ドラゴン(『ぼくと三本足のちょんぴー』)や沖田×華(『ざわざわ毎日やらかしてます。』)ら犬と暮らす漫画家たちもゲストとして登場する。 著者プロフィール まんきつ (マンキツ) (著/文) まんきつ●1975年、埼玉県生まれ。漫画家。2012年にブログ「まんしゅうきつこのオリモノわんだーらんど」で注目を浴びる。著書に『アル中ワンダーランド』(全1巻・扶桑社)、『ハルモヤさん』(全3巻・新潮社)、『湯遊ワンダーランド』(全3巻・扶桑社)などがある。現在、週刊SPA!で「犬々ワンダーランド」を、ananwebで「そうです、私が美容バカです。」を連載中。 Kindle→https://amzn.to/45TqwkP
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新古書ファイター真吾
¥1,540
SOLD OUT
孤高の古本戦士・真吾は、今日も新古書店「ブックエフ」の均一棚で目当ての本を探す。 長年探した本を100円棚で見つけて喜び、新古書店で仕入れた本を転売し利幅で儲ける「せどり」と攻防し、数分の間に目をつけていた本が買われて絶望し……新古書店でのライトな古本探しの楽しさと可笑しさを描く「古本あるある」バトル漫画、いよいよ開幕!! 著者の古本探しの日々を綴ったエッセイや、夏葉社・島田潤一郎さんの特別寄稿「友人のような本」も掲載。 目次 新古書ファイター真吾 新古書ファイター真吾新刊書店に行く とある新古書が閉店する日 大石トロンボのエッセイ漫画集 紙の本大好きマンVS究極の電子書籍を開発する博士 ある中年本好きの悟り 床抜けに怯える男 新古書ファイター真吾in BOOKOFF ~決戦!ウルトラセール!~ 【エッセイ】 青春は新古書店と共に 同級生のバラ売り交渉 藤子不二雄と幻の新古書店 小説に目覚めた戦士は船橋でせどりと戦う 特別寄稿 友人のような本 島田潤一郎 あとがき 初出一覧 著者プロフィール 大石トロンボ (オオイシトロンボ) (著) 大石トロンボ(おおいし・とろんぼ) 1978年静岡県生まれ。漫画家。『新古書ファイター真吾』の他、主に本にまつわる漫画をTwitterやnoteで発信中。ブックオフ30周年記念公式サイト『ブックオフをたちよみ!』に漫画を寄稿。共著に『ブックオフ大学ぶらぶら学部』(夏葉社)がある。 「新古書ファイター真吾新刊書店に行く」の舞台はどうやら本屋lighthouseのようです……。 (PDF版のみで販売中の『灯台より 増刊号 vol.3』に収録されたものの再録です) →https://lighthouse24.thebase.in/items/40692572
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AHIRU LIFE. 3
¥1,870
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*ただいまサイン本です 人みたいなアヒルのショートストーリー作品第3弾。 《黄色と白の、言葉のない世界。ユーモアがあればそれだけで幸せ》 著者プロフィール SANAE FUJITA (フジタ サナエ) (著/文) 東洋美術学校グラフィック科卒。 企業デザイナーとしてバッグ・時計・ジュエリーの商品企画に携わる。 2017年に退職したのち、イラストレーターとして活動開始。 2018年より『アヒルライフ』をSNSで配信中。
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ピエタとトランジ 1巻
¥726
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親友の名前はトランジで、私はピエタ。 彼女に出会ったその日から、最高にクレイジーな人生がはじまった――! 平凡な日々を送る女子高生・ピエタのクラスに転校してきた、頭脳明晰な少女トランジ。 トランジは周囲で殺人事件を誘発する体質の持ち主で、事件を解決する探偵でもあった。 彼女に惚れ込んで、助手に名乗り出るピエタ。 まわりの人が次々に死んでいく中、 トランジの一番近くにいるピエタはなぜか死なないままで――? たとえ世界が滅び行こうとも自分たちの人生を謳歌する、ふたりの少女の物語。 芥川賞作家が放つロマンシス・エンターテインメント待望のコミカライズ第1巻! Kindle→https://amzn.to/3KlnBsf
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わたしを忘れないで
¥2,200
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FranceCulture学生選考賞、バベリオ賞(BD部門) ベルギーで数々の賞を受賞した、フルカラーのグラフィックノベル。 認知症の祖母を施設から連れだしたクレマンスは、ある場所をめざして旅に出る。愛おしい記憶、願望と喪失、性、老い、母と娘……。失踪の果てに探しあてたものは──。鮮烈なロードムービーのような一作。 著者プロフィール アリックス・ガラン (アリックス ガラン) (著) 脚本家・漫画家。1997年、ベルギー(ナミュール)生まれ。ブリュッセル在住。幼いころからBD(バンド・デシネ)に惹かれ、バカロレア取得後、リエージュの聖ルカ芸術高等学校にてBDを学ぶ。2017年、サン・マロで開催されたケ・デ・ビュル祭にて「若き才能」賞を受賞。2018年よりPR会社にイラストレーターとして勤務しながら、本作品の制作を始める。デビュー作となる本作品で、2021年FranceCulture学生選考BD賞、2021年ベルギーFnacBD賞、2021年バベリオ賞(BD部門)、2021年ヴィクトール・ロッセルBD賞を受賞。 吹田 映子 (スイタ エイコ) (訳) 教員・研究者。1982年、青森県生まれ。2019年より自治医科大学医学部総合教育部門(文学研究室)に勤務。専門は画家のルネ・マグリットを中心に19世紀末から20世紀にかけてのベルギー美術およびシュルレアリスム。著書に『ベルギーを〈視る〉:テクスト―視覚―聴覚』『ベルギーの「移民」社会と文化:新たな文化的多層性に向けて』(ともに共著、松籟社)がある。 Kindle→https://amzn.to/3yqbkfu
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恋じゃねえから 1?2巻
¥726
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40歳の主婦・茜は、ある日、中学時代に通った学習塾の講師・今井が彫刻家になったことを知る。彼が発表した「少女像」は、かつての親友・紫の姿によく似ていた。蘇る26年前の記憶、封印していた1枚の写真。そして私の犯した罪と願い。過去をひもとく現在の3人の運命が動き出す――。紙+電子累計135万部を突破した『1122(いいふうふ)』の渡辺ペコが描く、創作と性加害をめぐる問題作!! 電子書籍の購入はこちらから可能です→https://books-lighthouse.com/e-books-recommend/
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塩とコインと元カノと
¥2,750
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あやしい。お迎えが妙に早すぎる。そっちがその気な打つ手は選ばん。――比類なきグラフィックノベル 「こんなところで生きたくはない」。娘たちにケアつきホームに入れられてしまったクミコは76歳の日系カナダ人、夫はとうに亡い。よかれと思って決めてくれたのだからと一度は従ってみたものの、ひそかに逃げだしてイースト・バンクーバーの街なかに小さな部屋を借りた。長女とはメールで連絡をとっているものの、住所は明かしていない。 部屋を自分好みにしつらえ、食べたくなったものを食べ、公営プールで泳ぐささやかな楽しみを満喫するクミコを狙い、ケアホームからあとをつけてきたのは「死の影」だった。 死神の子分として働く「影」がクミコを連れ去るべく押し入ってきたその日、気楽な日常は一変する。持ち前の頭脳、ユーモアのセンス、新しく得た味方たち、昔なじみとの絆――すべてを動員して生きるための闘いが始まったが、老いの身でいつまで運命に抗えるだろうか? 【原著推薦文】 「人が老いていくということを、そして、精いっぱい生きる日々の喜びとままならなさとを見つめるその観察眼は、人々の内部に息づいていた感情をよびさます。読み終えたあとも心の片隅に食いこんで、あなたと共に長く生き続ける。そんな物語だ」――ジェフ・ヴァンダミア(『全滅領域』シリーズ他) 「ヒロミ・ゴトーの物語には類例がない。超自然を書きながらすさまじく人間くさく、神話や伝説を扱いつつもしっかりと今、ここに根をおろしている」――ジリアン・タマキ(『THIS ONE SUMMER』他) 目次 プロローグ Chapter One Chapter Two Chapter Three Chapter Four Chapter Five Chapter Six Chapter Seven Chapter Eight Chapter Nine Chapter Ten Chapter Eleven Chapter Twelve Chapter Thirteen Chapter Fourteen Chapter Fifteen Chapter Sixteen スケッチ 著者あとがき 謝辞 著者プロフィール ヒロミ・ゴトー (ヒロミ ゴトー) (著/文) ヒロミ・ゴトー 日本からの移民で、マスキーアム、スコーミッシュ、スレイル・ワトゥースの人々から正当な手続きを経て譲渡されたのではない地に感謝の念をもって住んでいる。"Chorus of Mushrooms"(=『コーラス・オブ・マッシュルーム』増谷松樹訳 2015年、彩流社)、"The Kappa Child" のほか、児童やヤングアダルトのための小説3篇、詩集1冊、短編集1冊がある。本書は初のグラフィックノベルである。 アン・ズー (アン ズー) (イラスト) アン・ズー 漫画家、イラストレーターで、イグナッツ賞のノミネート経験をもつ。メリーランド芸術大学卒業。 ニキ リンコ (ニキ リンコ) (翻訳) ニキ リンコ 翻訳者。訳書にジェフ・ワイズ『奇跡の生還を科学する』(青土社)、キャスリン・アースキン『モッキンバード』(明石書店)、モリー・バーンバウム『アノスミア』(勁草書房)、アーヴィング・ケネス・ゾラ『ミッシング・ピーシズ』(生活書院)など。
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DARK CONTINENT/暗黒大陸
¥1,320
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洋服のお直しkikenの出版レーベル東南西北kikenより2019年7月リリース!binder kiken gaiden 1 DARK CONTINENT/暗黒大陸。 "世界は暗黒に包まれるのか…?相次ぐ書店員の失踪、衝突するデモ隊と鎮圧部隊。時の総統トーバンジャンによる独裁都市を舞台に、「伝説の予言書」を手にした少年トニー・チャンと不良グループが奔走する!"
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TORA TORA TORA TORA
¥2,200
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寺田燿児の第二作目となる漫画。 (A5判/146p/英訳付/東南西北kiken) あらすじ 舞台は少子化が進んだ近未来。最新科学は人工知能を動物に移植する手術に成功した。主人公の少年ヤンは科学者である祖母マリから鍵しっぽの猫TORAを譲り受けるも、長期化する戦争と動物徴兵のため悲しい別れを余儀なくされる。時を経て青年となり、国防総省で兵器デザインの仕事に就きながら未だTORAの行方を心配するヤンは、同僚の報せによりTORAが脱走していたことを知る。技術者としての軍事への加担と、無謀で破滅的な計画に対する疑念を抱きながら、動物解放運動を行う活動家ウー・ジョンと出会い、秘密の呪文の記憶を辿って祖母の家に向かう。
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仄世界
¥1,980
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3人の女性の不可思議な運命を描く連作マンガ作品集。 頬にもうひとつの顔を持つ女性が謎めいた少女に翻弄される「有紀と有紀」、身元不明の子どもを保護したことから周囲との関係が次々と失われていく「散文的消失症候群」、病死した妹の身代わりにと買った手の模型が思わぬ事件をよぶ「そこにいた」。どこかで見失われ、底知れない世界を生きる3人の女性の不可思議な運命を、鉛筆の精緻なタッチと淡い色で描く。 霞む街景色の中に、 消え入りそうになる自分と、 輪郭を際立たせる虚體。 その境界が甘美であり、 おぞましくもあり。 ――岩井俊二(映画監督) 確かだと思っていたものが 実はまったく曖昧で 不確かなものだと気づいたとき、 そして本当はそのことを自分も知っていた、 気づいていた、気づかぬふりをしていた、 気づかないよう祈っていた ということに思い至ったとき、 彼女たちは、私たちは、 「え?」と静かに聞き返す。 ――小山田浩子(小説家) [目次] 有紀と有紀 散文的消失症候群 そこにいた 解説 小山田浩子 [著者]森泉岳土(もりいずみ・たけひと) マンガ家。墨を使った独自の技法で数多くのマンガ、イラストレーションを発表している。著書に『アスリープ』(青土社)、『爪のようなもの・最後のフェリー その他の短篇』(小学館)、『セリー』『報いは報い、罰は罰(上・下)』(以上、KADOKAWA)、文学作品のマンガ化に『フロイトの燃える少年の夢』『村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」』『カフカの「城」他三篇』(以上、河出書房新社)などがある。
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マタタキ 01
¥1,200
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A5/本文64P/モノクロ 表紙:スミ 本文:マットスミ 漫画:bon morry 装丁:bon morry 題字:鎌村和貴 印刷:藤原印刷株式会社 2022年5月29日 初版発行 SNS、pixivで連載中の漫画・マタタキより、第1話〜第3話を集録。 描き下ろし:各話扉絵(見開き)、漫画3P 第1話 闇、光る 第2話 ホーム 第3話 回鯨船にて 夜が明けない星・マタタキに住む人々と闇の何かのお話です。