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灯台より vol.5 特集:あい
¥1,320
SOLD OUT
特集:あい 本屋lighthouseが定期的に刊行しようと思いつつも不定期に刊行している文芸誌的なサムシング、『灯台より』のvol.5です。 今号より大増量でお送りします。 気分的には第2期的な感じです。 *PDF版も刊行しています 目次 鹿子裕文 p2 「真っ赤な夜のブルース」 #5 損してナンボのイマジン 橋本亮二 p6 「本を抱えて会いにいく」 #5 あいを受けとる 僕のマリ p12 「まほろばハイウェイ」 #3 空前のゾウブーム 対談 p16 鯨庭×関口竜平 「あい」 ―― 祈り・信用・報われなさ 梶本時代 p42 「梶本時代の人生あじゃぱ節」 #5 恥の海より エッセイ p48 ひらいめぐみ 曖昧 エッセイ p52 小原 晩 あの他人 対談 p54 東海林毅×文月悠光 映画『片袖の魚』アフタートーク ルポ p78 中村佳太 パートナーシップ制度の導入を求める陳情が逆転採択されるまでの経緯。 とそこで気づいた問題点。 エッセイ p90 水上 文 ジャンピング・あい エッセイ p96 小澤みゆき ポケモンLEGENDSアルセウスのかんそう 守屋 信 p102 「十九年」 #5 ゆっくりおやすみ、また明日ね 編集後記:灯台守の日誌 p112 「現代 未刊のプロジェクト」 #5 *休載 本間 悠 「書店員です。兼業酒婦です。」 仲西森奈 連載小説 「どこに行ってもたどり着く場所」 仕様 A5版・116p フルカラー 表紙イラスト:鯨庭 刊行日:2023年7月10日
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[PDF版]「灯台より」vol.5 特集:あい *ALTあり
¥660
SOLD OUT
こちらはPDFデータ版です。 ファイルが2つありますが、ひとつはそのままPDFとして読むもの。 もうひとつはお手持ちの電子書籍リーダーにて読める形式(epub)となっています。 ただ、リフロー形式には対応していませんのでご了承ください。 また、PDF形式のものにはALTをつけています。読み上げ機能などを設定してご活用くださいませ。 本屋lighthouseが定期的に刊行しようと思いつつも不定期に刊行している文芸誌的なサムシング、『灯台より』のvol.5です。 今号より大増量でお送りします。 気分的には第2期的な感じです。 目次 鹿子裕文 p2 「真っ赤な夜のブルース」 #5 損してナンボのイマジン 橋本亮二 p6 「本を抱えて会いにいく」 #5 あいを受けとる 僕のマリ p12 「まほろばハイウェイ」 #3 空前のゾウブーム 対談 p16 鯨庭×関口竜平 「あい」 ―― 祈り・信用・報われなさ 梶本時代 p42 「梶本時代の人生あじゃぱ節」 #5 恥の海より エッセイ p48 ひらいめぐみ 曖昧 エッセイ p52 小原 晩 あの他人 対談 p54 東海林毅×文月悠光 映画『片袖の魚』アフタートーク ルポ p78 中村佳太 パートナーシップ制度の導入を求める陳情が逆転採択されるまでの経緯。 とそこで気づいた問題点。 エッセイ p90 水上 文 ジャンピング・あい エッセイ p96 小澤みゆき ポケモンLEGENDSアルセウスのかんそう 守屋 信 p102 「十九年」 #5 ゆっくりおやすみ、また明日ね 編集後記:灯台守の日誌 p112 「現代 未刊のプロジェクト」 #5 *休載 本間 悠 「書店員です。兼業酒婦です。」 仲西森奈 連載小説 「どこに行ってもたどり着く場所」 仕様 A5版・116p フルカラー 表紙イラスト:鯨庭 刊行日:2023年7月10日
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おぺん選書便(3冊/5500円くらいのやつ)
¥5,500
SOLD OUT
本3冊+lighthouseロゴトートバッグ1つのセットです。 本3冊でだいたい5500円(税込)くらいになるように選書します。 設定金額に届かない分をトートバッグで吸収するスタイルです(トートバッグ単体は1000円+税で販売中)。 備考欄に ・トートバッグの色(ナチュラル/ネイビー) ・読みたいジャンルやテーマ(3つまで) ・くわえてNGのジャンルやテーマ、作家などがあれば(これは読みたくない!というものを知れたほうがありがいもので……) ・そのほか細かい希望があれば遠慮なくどうぞ あたりをご記入ください。 この本は入れてくれ、という「注文」もなんなりと。 そのほか質問などあればお問い合わせくださいませ。 *1万円選書のサービス「ブックカルテ」にも参加していますので、そちらのご利用も大歓迎です https://bookkarte.com
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戦争語彙集
¥2,200
SOLD OUT
「わたしの家も、この街も、置いていけばゴミになるの?」 「ゴミ」「星」「林檎」……戦争の体験は人が言葉に抱く意味を変えてしまった。ウクライナを代表する詩人が避難者の証言を聴き取り、77の単語と物語で構成した文芸ドキュメント。ロバート キャンベルが現地を訪ねて思索した手記とともに、自ら翻訳して紹介。 目次 旅立ちの前に ロバートキャンベル 戦争語彙集――オスタップ・スリヴィンスキー作/ロバートキャンベル訳 序 バス スモモの木 おばあちゃん 痛み 稲妻 妊娠 バスタブ 熊 結婚式 通り キノコ 雷 呼出音 「遠い」と「近い」 我が家 シャワー 住宅 生 土 星 歯 身の上話 食べもの ココア カレンダー カナリア アヒルの子 入場券 部屋 猫 鍵 色彩 お馬さん 恋愛 きれいなもの チョーク 血 銃弾 ランプ 手紙 愛 マドレーヌ 焼き網 都会 お祈り 空 ニュース 脚 ナンバープレート 洞窟 地下室 プラハ お別れ ラジオ 悦び 魚 自由 倉庫 ゴミ 夢 スイーツ 太陽 歌 記事 立て看板 禁句 戦車 動物 テトリス 沈黙 身体 パン生地 ケーキ 遺体 しっぽ 数 林檎 戦争のなかの言葉への旅――ロバートキャンベル 一 列車から、プラットフォームに降り立つ――行き交う人々と言葉 二 人形劇場の舞台袖で、身をすくめる――言葉の意味が変わるとき 三 階段教室で、文学をめぐる話を聞く――断片としての言葉 四 ブチャの団地で、屋上から見えたもの――引き裂かれたランドスケープ 五 シェルターのなか、日々をおくる――とどまる空間で、結び合う人々 六 あかるい部屋で、壁に立てかけられた絵を見る――破壊と花作り 環のまわるが如く ロバートキャンベル 「戦争語彙集」原書謝辞 Kindle→https://amzn.to/3tzY0X3
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だれか、来る
¥2,530
SOLD OUT
2023年ノーベル文学賞を受賞した、ノルウェーを代表する劇作家の代表作「だれか、来る」とエッセイ「魚の大きな目」を収録。邦訳の単行本は初となる。 シンプルな言葉を繰り返す詩のような台詞で人間の本質を問う「だれか、来る」は、だれもが自分と重ね合わせられる。90年代に発表されるや、世界に衝撃を齎した。リアリズムと不条理演劇の間を往来する作風は、フォッセが、同じくノルウェー出身の劇作家イプセンの再来、〈21世紀のベケット〉などと称されるゆえんでもある。 ベルリン在住の訳者は、著者と20年以上親交を重ねてきた最良の理解者。フォッセは西海岸の周縁に生きる市井の人々の姿を描くために、西海岸の書き言葉ニーノシュクで執筆する。翻訳はドイツ語版から行ない、訳者が著者に直接確認しながら完成させた。エッセイ「魚の大きな目」は、フィヨルドとともにある生活の風景やフォッセの文学観がよくわかる。 巻末の訳者による解説では、文学的出発点になった出来事、原風景、創作のテーマ、影響を受けた世界文学や、主要作品の紹介のみならず、著者との長年の親交のなかでのエピソードから貴重な素顔も伝わってくる。 著者プロフィール ヨン・フォッセ (ヨン フォッセ) (著/文) Jon Fosse 1959年9月29日、ノルウェー西部ハウゲスン生まれ。同国のベルゲン大で哲学と比較文学を学んだ。83年に小説『赤、黒』で作家デビュー。詩や児童文学なども手掛け、90年代に劇曲「だれか、来る」を発表。世界的な劇作家として地位を確立し、「欧州で最も多く上演された現代劇作家」とも称される。これまでに国内外で多数の文学賞を受賞し、40篇以上の戯曲、22作を超える小説が刊行され、戯曲はすでに世界50カ国以上の言語に翻訳され、上演されている。2023年ノーベル文学賞を受賞。本書が初の邦訳書となる。 河合 純枝 (カワイ スミエ) (翻訳) 1940年東京生まれ。岡山大学法学部、カリフォルニア大学バークレー校美術専攻。ギリシャのテサロニキ市にあるAnatolia College で教鞭を執る。長年にわたって美術手帖に寄稿し、ドイツ語でも執筆。著書『Rebellion des Körpers』(ドイツ語、共著)、『地下のベルリン』(写真:宮本隆司、文藝春秋)。ベルリン在住。
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宇宙人のためのせんりゅう入門
¥1,980
SOLD OUT
Z世代の川柳人・暮田真名による初の〈現代川柳〉入門書。 ある日道で拾った宇宙人に「せんりゅう」と名付け、ふたりの奇妙な共同生活がはじまった――。現代川柳とは? どんな作品がある? どうやって発表する? 俳句とはどう違う? 川柳を作るとなにが起こる? 宇宙人との対話形式で、シュールなのになぜか胸が熱くなる、前代未聞の川柳入門。 「わたしは暮田真名。きみは今日から『せんりゅう』だ」 「せんりゅう?」 「そう、きみの名前はせんりゅうだよ」 (プロローグより) 目次 この本の登場人物紹介 プロローグ ◉1日目 未知との遭遇 ・「せんりゅう」って何? ・「川柳人」はレアキャラ ・柄井川柳さん ・川柳との出会い ・定型詩は不自由? ・サードプレイスとしての川柳 ・「わからない」があたりまえ ◉2日目 いろんな川柳を読んでみよう ・「サラ川」と現代川柳 ・擬人化されたもなか ・川柳は変身する ・川柳とフェミニズム ・「普通の家族」の呪縛 ◉3日目 川柳ってどうやって作るの? ・川柳という装置 ・五七五じゃなくてもいい!? ・話し言葉で書こう ・川柳アンテナを研ぎ澄ませ! ・「ボカロ世代」の詩 ・クレダ流川柳の作り方 ①額縁法②コーディネート法③逆・額縁法 ④プリン・ア・ラ・モード法⑤寿司法 ・(もちろん)自分の気持ちを詠んでもいい ◉4日目 Do 川柳 Yourself ・ないものづくしの川柳界 ・人の言うことを聞くのが嫌だ ・全部自分でやっちゃおう ・私家版句集を作ろう ・「川柳する」方法はさまざま ◉5日目 五七五クライシス ・せんりゅうの反抗 ・クレダは俳句が嫌い!? ・どこからが俳句で、どこからが川柳? ・「上手くなること」が目標じゃない ◉6日目 句会をしよう ・吟行ってなに? ・川柳句会の二つのやり方 ・川柳句会で言ってはいけないこと!? ・言うことに困ったら ・選を発表しよう ・評をしてみよう ◉7日目 川柳と「わたし」 ・せんりゅうの異変 ・川柳がわたしを通過する ・「誰が書いても同じ」じゃない ・十七音のシェルター ・川柳に「わたし」を教えてもらう ・継続する喜び エピローグ せんりゅうのために 〈寿司法〉で作った十句 著者 暮田真名 (クレダ・マナ) 1997年生。川柳句集『ふりょの星』(左右社)。他に『補遺』『ぺら』(私家版)。『はじめまして現代川柳』(書肆侃侃房)入集。「川柳句会こんとん」主宰。「当たり」「砕氷船」メンバー。NHK文化センター青山教室で「現代川柳ことはじめ」講師、荻窪「鱗」で「水曜日のこんとん」主催。 Kindle→https://amzn.to/4azZukM
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朝、空が見えます
¥1,870
SOLD OUT
歌人・東直子さんの初めての「詩集」をナナロク社から刊行いたします。 1日1行、365日の朝の空を綴った詩に、横山雄さんの線画が彩る一冊です。 「東京の冬は晴れた日が多いんだな、と、東京に来たばかりのころ思って、それは何度も思って、そして今日も思いました。晴れています。」(本文より) 【本書について(あとがきより)】 2017年1月1日から12月31日まで、Twitter(現在はX)に毎朝、「おはようございます」から始まる一文を投稿し、その日の空の様子を言葉で伝えていました。(中略)太陽をひとまわりしながら眺めた早朝の空です。 著者プロフィール 東 直子 (ヒガシ ナオコ) (著/文) 歌人、作家。第7回歌壇賞、第31回坪田譲治文学賞(『いとの森の家』)を受賞。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』、小説に『とりつくしま』『ひとっこひとり』、エッセイ集に『一緒に生きる』『レモン石鹼泡立てる』、歌書に『短歌の時間』『現代短歌版百人一首』、絵本に『わたしのマントはぼうしつき』(絵・町田尚子)などがある。「東京新聞」などの選歌欄担当。近刊にくどうれいんとの共著『水歌通信』がある。鳥好き。
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気がする朝
¥1,870
SOLD OUT
『肌に流れる透明な気持ち』、『満ちる腕』(ともに短歌研究社刊)の伊藤紺さんの第3歌集をナナロク社から刊行いたします。 【著者より】 12月、ナナロク社より 3冊目の歌集『気がする朝』を刊行します。 掲載歌は102首。 その半分以上がまだどこにも出ていないあたらしい歌です。 2023年はわたしにとって、 もっとも短歌と向き合う年になりました。 歌のひとつひとつに今までなかった発光を感じ、 これが、自分の光なんだと気付きました。 この本を書けたこと、一生誇りに思う。 わたしの最高傑作です。 伊藤 紺 【収録歌より7首】 親しい会話がしたい 水のペットボトル持って 好かれてるに決まってて 駅まではいつもぴったり8分であなたに会わなくなってから2年 この人じゃないけどべつにどの人でもないような気がしている朝だ さみしくはないけど一人暮らしのこんなにも小さな燃えるゴミ 海を見た日は胸に海が残ること ふつうに人を信じてること その曲が始まるとみんな喜ぶというよりすこし美しくなる 僕らいっせいに喜び合って生きものは愚かなほうがきれいと思う 著者プロフィール 伊藤 紺 (イトウ コン) (著/文) 1993年生まれ。歌人。2019年『肌に流れる透明な気持ち』、20年『満ちる腕』を私家版で刊行する。22年両作を短歌研究社より新装版として同時刊行。23年脇田あすか、穂村弘、坂巻弓華との展示「ことばとえの4人」(OFS GALLERY)ほか、NEWoMan新宿ショッピングエリアでのコラボ特別展示「気づく」など。
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Do・フェミ/まっかっか人間
¥500
SOLD OUT
野生のア、デモ歌集。 死のための思想はいらない生き延びるための思想をみずうみにみる ソフィ・カルは繊細すぎると宣った男のつくるクソでか彫刻 あることになってる鎖骨リアリズム絵画の夢想「「「 君とか言うな 」」」
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すきのあいうえお
¥2,200
SOLD OUT
「美しいより、おもしろく。意味があるより、おもしろく」。 こんなキャッチフレーズで全国を巡回中の「谷川俊太郎 絵本★百貨展」のために、詩人の谷川俊太郎と写真家の田附勝が絵本を作った。本のテーマは「すき」。谷川がすきなもの、すきな言葉を、「あ」から「ん」まで順にあげていき、田附が日本全国を旅して写真を撮った。 「すき」は、谷川俊太郎がすきな言葉の一つ。本や詩集のタイトルにもたびたび登場する。「すき」は、誰もが自由に思い、表明することのできる、明るく肯定的な感情だ。「あ」から「ん」までの、谷川と田附が表すさまざまな「すき」を見ていると、生きるパワーと、未来への希望が体を満たす。 「すきのあいうえお」をみんながやったらいいね、と谷川はいう。自分の「すき」を言葉にしてみると、ああそうか、と、忘れていた自分を発見する。そして嬉しくなって、自分のことがすきになる。『すきのあいうえお』はそんなことを提案する、おもしろい本だ。 著者プロフィール 谷川俊太郎 (タニカワシュンタロウ) (文) 1931年生まれ。詩集『二十億光年の孤独』、絵本『ことばあそびうた』、訳書『マザー・グースのうた』ほか著書多数。希望の眼差しをもって、言葉を中心とする表現に挑み続ける詩人。 田附勝 (タツキマサル) (写真) 1947年生まれ。2012年に『東北』で第37回木村伊兵衛写真賞を受賞。社会で見過ごされてしまうものに突き動かされ、写真のテーマとして撮影を続けている写真家。
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水歌通信
¥2,200
SOLD OUT
*サイン本は終了しました ふたりの歌人がお互いの短歌をもとに紡いだ、新感覚の歌物語。 垂直のガラスを蛸があるいてる雨つよくふる都市のどこかに(東直子) 柳の葉は撫でることしかできなくて小川の街でだれを愛すの(くどうれいん) 結婚を打診されるも、かつての恋人の存在が心にひっかかり、素直に喜べないみつき。 同じ街を浮遊しながら思考する謎の存在・ミメイ。 ひとつの街にふたつの意識が浮かび上がり、淡く交信しながら進む物語。 【著者コメント】 東さんと日常を交信するようにはじめた短歌のやり取りは、次第にわたしの人生を離陸してまったく別の「みつき」の人生になりました。書き終えたいま、雨が降ると、わたしのところへもミメイが来ているような気配がします。(くどうれいん) くどうさんと言葉を空に放って心を分け合っていたら、遠くにいるのにすぐそばにいるような、近づくことのできないところを浮遊しているような、とけあうような心地になりました。えもいわれぬ体験でしたが、その世界の人たちと時々目が合ってドキドキしました。(東直子) 目次 1 雨つよくふる都市のどこかに 2 なんでもつがい 3 どこにも戻るつもりはないな 4 Choice is yours 5 必ず君のいる夏の ページ数 144 判型 四六並製 装丁 北野亜弓(calamar)/装幀 植松しんこ/装画 著者プロフィール くどうれいん (著) 歌人・作家。1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。著書に、第165回芥川賞候補作となった小説『氷柱の声』、エッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』『虎のたましい人魚の涙』『桃を煮るひと』、歌集『水中で口笛』、第72回小学館児童出版文化賞候補作となった絵本『あんまりすてきだったから』などがある。 東直子(著) 歌人・作家。1996年歌壇賞受賞。2016年『いとの森の家』で第31回坪田譲治文学賞受賞。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』など。小説に『とりつくしま』『さようなら窓』『階段にパレット』ほか。歌書に『短歌の時間』『現代短歌版百人一首』、エッセイ集に『千年ごはん』『愛のうた』『一緒に生きる』など。近著に短編集『ひとっこひとり』。
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七年の最後
¥2,530
SOLD OUT
書かないことで文学を生き抜いた詩人、白石(ペクソク) 北朝鮮で詩人としての道を断たれた白石の後半生を、現代韓国文学を代表する作家がよみがえらせた長篇作。 許筠文学作家賞受賞作 「あなた、もう死んだ人。 その冬の谷間であなたも凍りつき、あなたの歌も凍りついた。 でも、春に私はたしかに聞いた。あなたの歌を——」 望んだけれど叶わなかったこと、 最後の瞬間にどうしても選択できなかったこと、 夜な夜な思い出されることは、ことごとく物語になり小説になる。 「夜は昼のように、昼は夜のように。水は火のように、火は水のように。 悪が善になり、善は悪になる。 その廃墟を見つめること、それが詩人のすること——」 伝説の天才詩人、白石が筆を折るまでの七年間 [目次] 一九五七年と一九五八年の間 創作不振の作家たちのための自白委員会 私たちがこの世の果てだと思っていたところ 無我に向かう公務旅行 七年の最後 著者について キム・ヨンス(金 衍洙) 1970年、慶尚北道金泉生まれ。成均館大学英文科卒業。 1993年、詩人としてデビュー。翌年、長編小説『仮面を指差して歩く』を発表。 『七番国道』『二十歳』『グッバイ、李箱』『僕がまだ子どもだった頃』『愛だなんて、ソニョン』『ぼくは幽霊作家です』『君が誰であろうと、どんなに寂しくても』『波が海のさだめなら』などの話題作を次々と発表。 韓国現代文学の第一人者と評され、『ぼくは幽霊作家です』で大山文学賞、『七年の最後』で許筠文学作家賞、ほかに、東仁文学賞、黄順元文学賞、李箱文学賞など数多くの文学賞を受賞。 邦訳書に、『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』(新泉社)、『世界の果て、彼女』『ワンダーボーイ』『ニューヨーク製菓店』(クオン)、『四月のミ、七月のソ』『波が海のさだめなら』(駿河台出版社)、『皆に幸せな新年・ケイケイの名を呼んでみた』(トランスビュー)、『目の眩んだ者たちの国家』(共著、新泉社)。 橋本 智保(ハシモト・チホ) 1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。 訳書に、キム・ヨンス『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』(新泉社)、チョン・イヒョン『きみは知らない』(新泉社)、ソン・ホンギュ『イスラーム精肉店』(新泉社)、鄭智我『歳月』(新幹社)、李炳注『関釜連絡船(上・下)』(藤原書店)、朴婉緒『あの山は、本当にそこにあったのだろうか』(かんよう出版)、クォン・ヨソン『レモン』(河出書房新社)『春の宵』(書肆侃侃房)、チェ・ウンミ『第九の波』(書肆侃侃房)、ハン・ジョンウォン『詩と散策』(書肆侃侃房)、ソン・ボミ『小さな町』(書肆侃侃房)、ウン・ヒギョン『鳥のおくりもの』(段々社)など。
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砂時計 第5号 特集:創作と表象
¥1,000
SOLD OUT
【特集】創作と表象 ゲスト:安里琉太・石原ユキオ・逢坂みずき・関口竜平 【祝 北海道新聞短歌賞受賞】受賞作を読む ゲスト:千葉優作 【装画】かっぱ巻き太郎
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その世とこの世
¥1,760
SOLD OUT
いまここの向こうの「その世」に目を凝らす詩人と、「この世」の地べたから世界を見つめるライターが、1年半にわたり詩と手紙を交わした。東京とブライトン、老いや介護、各々の暮らしを背景に、言葉のほとりで文字を探る。奥村門土(モンドくん)描きおろしイラストを加えての、三世代異種表現コラボレーション。 目次 邪気の「あるとない」………ブレイディみかこ 萎れた花束………谷川俊太郎 Flowers in the Dustbin………ブレイディみかこ その世………谷川俊太郎 青空………ブレイディみかこ 座標………谷川俊太郎 詩とビスケット………ブレイディみかこ 現場………谷川俊太郎 淫らな未来………ブレイディみかこ 気楽な現場………谷川俊太郎 秋には幽霊がよく似合う………ブレイディみかこ 幽霊とお化け………谷川俊太郎 ダンスも孤独もない世界………ブレイディみかこ 父母の書棚から………谷川俊太郎 謎の散りばめ方………ブレイディみかこ 笑いと臍の緒………谷川俊太郎 ウィーンと奈良………ブレイディみかこ Brief Encounter………谷川俊太郎 Kindle→https://amzn.to/47smuQH
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奥歯を噛みしめる 詩がうまれるとき
¥2,420
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心の傷もわかりあえなさも、 すべてを詩にしたとき、母を愛せるようになった――。 この世の痛みの声に耳を澄ます詩人が、 母、父、心の傷、そして回復までを綴ったエッセイ集。 奥歯を噛みしめて耐えること、奥歯を噛みしめて愛すること。 何もできなかったあのころ。それは、詩のうまれゆく時間であった。 生きることそれ自体が、詩になる。 それは特別なことではなく、あなたの人生もまた詩なのだ。 寒さに震える心をそっと包み込む、かぎりなくあたたかな30篇のエッセイ。 キム・ソヨン「日本の読者へ」と、三角みづ紀(詩人)による応答エッセイを付す。 目次 日本の読者へ はじめに 1 母を終えた母 2 口があるということ 慶州市千軍洞の敵産家屋 振り返らせる 歩いてそこへ行く 少し違うこと 懐中電灯を照らしながら歩いた夜 場所愛 topophilia 間隙の卑しさの中で 祈りをしばしやめること 私を煩わせる「無」 パンと彼女 失敗がきらめく 「積ん読」と「積ん読の対義語」 無能の人 あらゆる者の視点 3 儚い喜び 4 「途方もなさ」について じたばたのつぎのステップ 音なき岩 皮膚を剥がす 奥歯を噛みしめる わたしが詩人なら 楯突く時間 得る 二〇三〇年一月一日 火曜日 晴れ 明日は何をしようか 木の箸と木彫りの人形 平和であれ 5 二箱の手紙 応答 忘れないために、手放すために 三角みづ紀 監訳者あとがき たとえ奥歯はすりへろうとも 著者プロフィール キム・ソヨン (キム ソヨン) (著) 詩人。詩集に『数学者の朝』(クオン、2023)、『極まる』、『光たちの疲れが夜を引き寄せる』、『涙という骨』『 iへ』ほか。エッセイ集に『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』(クオン、2021、第8回日本翻訳大賞)、『心の辞典』ほか。露雀洪思容文学賞、現代文学賞、李陸史詩文学賞、現代詩作品賞などを受賞。 姜信子 (キョウノブコ) (監訳) きょう・のぶこ/カン・シンジャ 作家。横浜生まれ。主な著書に『語りと祈り』、『はじまれ、ふたたび いのちの歌をめぐる旅』、『現代説経集』、『声 千年先に届くほどに』、『棄郷ノート』、山内明美との共著『忘却の野に春を想う』ほか多数。編書に、谺雄二『死ぬふりだけでやめとけや 谺雄二詩文集』、『金石範評論集Ⅰ 文学・言語論』、『金石範評論集Ⅱ 思想・歴史論』。訳書に、『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』(クオン、第8回日本翻訳大賞)、李清俊『あなたたちの天国』、ホ・ヨンソン『海女たち』(共訳)ほか。 奥歯翻訳委員会 (オクバホンヤクイインカイ) (訳) 李和静、佐藤里愛、申樹浩、田畑智子、永妻由香里、バーチ美和、ほとりさよ、松原佳澄 『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』(クオン)で第8回日本翻訳大賞を受賞。
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起きられない朝のための短歌入門
¥1,870
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我妻俊樹と平岡直子が対談形式で送る、 ストレンジャー(よそ者)のための短歌入門。 <扱われるテーマ> 「最初の一首」のつくりかた/スランプののりこえ方/口語と文語 連作のつくりかた/いい批評とは何か/破調/学生短歌会/新人賞 同人誌と歌集/「人生派」と「言葉派」/信頼できない語り手/作中主体とは何か/テーマ詠の難しさ 目次 はじめに(平岡直子) 第1部 つくる 第2部 よむ 第3部 ふたたび、つくる おわりに(我妻俊樹) 著者作品二十首 著者プロフィール 我妻俊樹 (アガツマ トシキ) (著/文) 1968年神奈川県生まれ。2002年頃より短歌をはじめる。2016年、同人誌「率」十号誌上歌集として「足の踏み場、象の墓場」を発表。2023年に第一歌集『カメラは光ることをやめて触った』(書肆侃侃房)上梓。平岡直子とネットプリント「ウマとヒマワリ」を不定期発行中。2005年「歌舞伎」で第三回ビーケーワン怪談大賞を受賞し、怪談作家としても活動する。著書に『奇談百物語 蠢記』(竹書房怪談文庫)などがある。 平岡直子 (ヒラオカ ナオコ) (著/文) 歌人。1984年に神奈川県に生まれ、長野県に育つ。2006年、早稲田短歌会に入会し、本格的に作歌をはじめる。2012年、連作「光と、ひかりの届く先」で第23回歌壇賞受賞。2013年、我妻俊樹とネットプリント「馬とひまわり」( のちに「ウマとヒマワリ」)の発行をはじめる。2021年に歌集『みじかい髪も長い髪も炎』を刊行、同歌集で第66回現代歌人協会賞を受賞。2022年には川柳句集『Ladies and』を刊行。現在「外出」同人。
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これより先には入れません
¥1,650
SOLD OUT
谷川俊太郎と木下龍也の書き下ろしの共著を、出版社名を入れない「同人誌」(同好の士が集まってつくる本)として制作しました。 詩人ふたりが数行の短い詩を交互に書きつぎ、ひとつの作品をつくる詩の形式「対詩」。本書では、詩と短歌による延べ40回にわたるやりとりをおさめました。巻末では、木下さんによる「ひとり感想戦」を収録。その時々の感情まで知ることができます。 * * * 僕にとって『これより先には入れません』は一対一の戦いでした。どの場面にも技術+勘+運+奇跡が必要でした。圧倒的な才能+経験値を前にして何ができたのか、できなかったのか。ぜひ本書でご覧ください。(木下龍也) * * * 『これより先には入れません』 著者:谷川俊太郎 木下龍也 仕様:B6変型/並製/134頁 価格:1,650円(1,500円+税) 販売会社:ナナロク社 【著者プロフィール】 谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう) 1931年東京生まれ。詩人。 木下龍也(きのした・たつや) 1988年山口生まれ。歌人。
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群像 2023年12月号
¥1,550
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文×論。 【連作】 「耳たぶに触れる」小川洋子 【中篇一挙掲載】 「春の苺」青木淳悟 「猿の戴冠式」小砂川チト 「コレクターズ・ハイ」村雲菜月 【『マルクス解体 プロメテウスの夢とその先』刊行記念】 「資本主義の先にあるもの」斎藤幸平、聞き手・構成=斎藤哲也 【『「誰でもよいあなた」へ——投壜通信』刊行記念】 ・書評 「小説にとっての庭、そして「誰でもよいあなた」」町屋良平 ・本の名刺 『「誰でもよいあなた」へ——投壜通信』伊藤潤一郎 【New Manual】 「ワンピース旅をする」山内マリコ 【秋のエッセイフェス】 「恋愛アニメの雪月花」石田光規 「星座が街に溶け込めば」久保勇貴 「断ち切られた悲しみ」﨑川修 「「#国は安楽死を認めてください」について、どう考えるべきか」末木新 「スナック涼のこと」武塙麻衣子 「「おいしい」のリハビリ」寺本愛 「海を眺める」頭山ゆう紀 「研究の愉しみ」徳田功 「ふたつか、ひとつか」ひらいめぐみ 「「教養としての」とは何なのか」牧野智和 「仏前のフェミニズム」ユリ・アボ 【続々完結・最終回】 「翔ぶ女たち」小川公代 「磯崎新論」田中純 「こんな日もある 競馬徒然草」古井由吉 【本の名刺】 『トゥデイズ』長嶋有 【連載・書評】 町田康/井戸川射子/上田岳弘/保坂和志/堀江敏幸/丸山俊一/新田啓子/岩内章太郎/ 吉岡乾/岩川ありさ/戸谷洋志/松村圭一郎/木下龍也/諏訪部浩一/青葉市子/ 鎌田裕樹/奈倉有里/宇野常寛/永井玲衣/百瀬文/三木那由他/竹田ダニエル/穂村弘/ くどうれいん/石井ゆかり/大澤真幸/川勝徳重/年森瑛/小池水音/小林エリカ/高柳聡子
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歌集『じんせい』『せいかつ』セット
¥1,000
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原始のZINEこと歌集を作りました 『じんせい』と『せいかつ』17首ずつを手書きで糸綴じ 私の歌人名は実は坂本なので、坂本で出す歌集は初めてです(手作りの歌集は友人のために作ったことがあるので2度目) どうか『じんせい』や『せいかつ』であなたに寄り添えますように そのひぐらし商会のエッセイは本屋lighthouseが運営する「web灯台より」でも楽しめます→https://www.notion.so/books-lighthouse/61e03695810f4b4ab1a95b86ad5c33b7?pvs=4
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しししし vol.5
¥1,760
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【「しししし」とは?】 「しししし」は、小さな本屋が年に1回だけ刊行する文芸誌です。 1年間の総まとめのようであり、次の年への抱負のようでもあります。 本屋は、なかなか場所を移動することができないので、 この雑誌に双子のライオン堂っぽさを詰め込みました。 第5号は、心機一転リニューアル号です。 雑誌感を強めるために中綴じ製本にしてみました。 企画も多数!新連載も始まります! この冬は新しい「しししし」を握りしてください。 〈目次〉 ■犬短歌 石山蓮華 宮崎智之 吉川浩満 田中さとみ 太田靖久 竹田ドッグイヤー 高山羽根子 宮田愛萌 ■創作 オルタナ旧市街「永遠と半日」 川崎祐「日が沈むまで」 柿内正午「お尻」 浅生鴨「洞穴のライオン」 くれよんカンパニー「本屋部」 ■企画 日本文学は、いまー言語を越境しながら「読む」/「書く」ことを巡って (グレゴリー・ケズナジャット×辛島デイヴィッド×長瀬海) ・随筆かいぼう教室キックオフ (宮崎智之×わかしょ文庫) ・本屋は本屋の棚をどう見るか? (有地和毅/荻原英記/岸波龍/柳沼雄太) ■連載 ・まつしたゆうり「むかしばなしのはなし」 ・山本貴光「空想の全集を企画する」 ・吉川浩満「文学ヒッチハイク・ガイド」 タイトル:「しししし5」 ISBN:9784910144115 判型:A5判/中綴じ ページ:116頁 価格:1,600円+税 デザイン:中村圭佑 装画:大槻香奈 発行:双子のライオン堂 出版部 発売日:2023年11月30日 全国販売
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推し短歌入門
¥1,980
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⼀字のことで騒げる能⼒、対象への熱い思い、オタクは短歌に向いている! 「脚が5メートルある!」「顔がルーブル美術館(=美術品のように美しい)」などなど、オタ活においてはミームや誇張表現に頼ってしまい、語彙喪失状態になってしまいがち。 それでも、好きなものをもっと丁寧に、自分だけの言葉にしたい! そんなオタクたちの真摯な想いに応える、現役オタク歌人による短歌入門。 劇団雌猫推薦! 無限大の萌えを受け止める小宇宙。手軽で奥深い令和の推し方! ◉語彙力失いがちオタクに贈る、推し短歌の心得 その1 原作を知らない人が読んでも短歌としてよいものを作る その2 言葉を借りすぎない その3 余白・言わないことを作る ◉オタクだけではなく、初めて短歌を作る全ての人におすすめ 真剣に短歌を学びたい人なら、押さえておくべきポイントを網羅しているので、初めて手に取る短歌入門書に最適です。 さらに、新旧問わず60人あまりの歌人の短歌を引用しているので、短歌の教養もぐっとと深まります。 難易度別で短歌をじっくり学べます! ◉巻末に「推し短歌会、やってみた!」を収録 劇団雌猫(もぐもぐ&ひらりさ)、睦月都(歌人)が参加した推し短歌会記事を収録。宝塚オタク、アイドルオタク、アニメ・漫画オタクが一堂に会した、和気藹々の歌会です。本の内容の復習にもなります。 目次 はじめに オタクは短歌に向いている 本書の楽しみ方 イメソンみたいに楽しむ、推し短歌というNEW GAME 【第一部】とりあえず詠んでみたいオタクのための推し短歌チュートリアル 【チュートリアル】「推しの瞳が綺麗」で詠んでみる ★☆☆基本ルールを覚える ★★☆推し短歌三原則 ★★☆「主体」を設定する ★★☆推しから離れる、推しを降ろす ★★★無機物になって詠んでみる ★★☆自分の言葉を選ぶ コラム①「推す」ことについて 【第二部】じっくり詠んでみたくなったオタクのための短歌の技法 ★★☆言葉の合成獣を作る ★★☆動詞は三つまで ★★☆かな遣い・言葉遣い ★★☆一字空け・全角 ★☆☆定型・破調 ★★☆比喩 ★☆☆助詞は基本的に抜かない ★☆☆「君」は特別な存在 ★☆☆強い言葉を使わない ★★☆句切れ ★★☆句跨り・句割れ ★☆☆慣用句は使わない ★★☆表記 ★☆☆様々な技 コラム②「プロジェクション」を短歌に応用できる気がする 【第三部】詠めるようになったオタクのための創作の深め方 ★★☆短歌を読む Yes,イメ短歌 ★★★短歌を読む not only イメ短歌, but also 評 ★☆☆日常から歌を作る ★★☆職業詠 ★☆☆旅行詠 推しにこの景色を見せたい ★★★縛りを設ける いちごつみ、題詠、テーマ詠、折句 ★★☆推敲しよう ★★☆ルビで工夫しよう ★★☆分からなさと向き合う コラム③「パクリ」問題はいつも難しい ★★★本歌取り ★★☆本を作ろう、文学フリマに出よう ★★☆歌会をしよう ★★☆引用について コラム④もっとうまくできる人がいる、けれど 巻末特別付録① 推し短歌会、やってみた! 巻末特別付録② 短歌ビギナーのためのブックガイド おわりに 榊原紘 (サカキバラ・ヒロ) 1992年愛知県生まれ。奈良県在住。第2回笹井宏之賞大賞、第31回歌壇賞次席。2020年に第一歌集『悪友』(書肆侃侃房)、2023年に第二歌集『koro』(書肆侃侃房)を刊行。過去に京大短歌、奈良女短歌、短歌結社「未來」の「陸から海へ」欄、同人「遠泳」に所属。現在は短詩集団「砕氷船」の一員。 Kindle→https://amzn.to/47ru3qm
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現代短歌パスポート2 恐竜の不在号
¥1,100
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創刊号は発売たちまち重版! 大好評の書き下ろし新作短歌アンソロジー歌集、第二弾。 岡野大嗣 川野芽生 小島なお 谷川由里子 大森静佳 寺井奈緒美 我妻俊樹 北山あさひ 伊舎堂仁 安田茜 【収録作品】 岡野大嗣「foil」 大森静佳「オーガンジー」 寺井奈緒美「わんたんたんか」 我妻俊樹「海岸蛍光灯」 伊舎堂仁「も可」 安田茜「森なんてない」 谷川由里子「残暑」 北山あさひ「板子一枚下は地獄、今度会えたら笑ってよ」 小島なお「群か星」 川野芽生「恐竜の不在」
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WORKSIGHT 21号 特集:詩のことば Words of Poetry
¥1,980
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詩のことばは、わたしたちの社会のありようを、異なる方法で指し示す。韓国現代詩シーンの第一人者へのインタビュー、ノーベル文学賞に輝いた詩聖・タゴールが愛したベンガルの滞在記、ハンセン病療養所の詩人たちをめぐる新作詩と随筆、銀行員詩人だった石垣りんから考える生活詩、建築家が語る詩集のデザイン、ことばの哲学者・古田徹也の思案など。ページを開き、やがて閉じたとき、世界の手触りが変わっているかもしれない。 【目次】 巻頭言 詩を失った世界に希望はやってこない 文=山下正太郎(本誌編集長) 花も星も、沈みゆく船も、人ひとりの苦痛も 韓国詩壇の第一人者、チン・ウニョンが語る「詩の力」 ソウル、詩の生態系の現場より ユ・ヒギョンによる韓国現代詩ガイド そこがことばの国だから 韓国カルチャーはなぜ詩が好きなのか 語り手=原田里美 ベンガルに降る雨、土地の歌 佐々木美佳 詩聖タゴールをめぐるスケッチ 「言葉」という言葉も 大崎清夏 詩と随筆 ふたつの生活詩 石垣りんと吉岡実のことば 文=畑中章宏 紙の詩学 建築家・詩人、浅野言朗から見た詩集 詩人は翻訳する・編集する・読解する ことばと世界を探究する77冊 しっくりくることばを探して 古田徹也との対話・ウィトゲンシュタインと詩の理解 Kindle→https://amzn.to/3FA41pb
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夜にてマフラーを持っていく月が
¥2,970
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価格:2700円+税 発売日:2023年9月30日(一部書店で先行販売あり) 判型:B5 コデックス装 頁数:48 詩人・多宇加世さんの詩から、絵本が生まれました。 絵を担当したのは作家で書店主でもある岸波龍さんです。 ー言葉に誘われて行き着く先はいったいどこなのか。大人にも子供にも必要な絵本です。ー 特設サイトにて、ライター宮崎智之さんからの推薦文も掲載中です。 https://liondo.jp/?page_id=3581 多宇加世(たう・かよ) 山形県酒田市生まれ。詩人。出版物は第一詩集に『さびていしょうるの喃語』(2021)、第二詩集に『町合わせ』(2022)等がある。そのほか、パフォーマンスアーティストとのコラボレーション等、幅広く活動。手術室清掃、靴屋、酒屋、ホテルのベッドメイク、洋菓子屋等、さまざまな職に就く。好きな果物は丸ごと食べられる大きなぶどう。好きな小動物はスナネズミ。車の運転がちょっぴり苦手。 岸波龍(きしなみ・りゅう) 1985年生まれ。文京区本郷の本屋「機械書房」店主。2020年より詩や読書にまつわるZINEの製作や絵描きとして活動。パステル画や立体製作の個展を様々な本屋で行う。現在、双子のライオン堂にて、オンライン読書会「岸波龍と『富士日記』の一年」のナビゲーターをつとめている。ウルトラマンやゴジラなどの怪獣ソフビ愛好家。