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ほんとうのランニング
¥2,750 税込
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「ランナーは、アーティストだ。」
1970年代のある日、ランニングに魅せられた一人の若者がいる。彼の綴った言葉が、今もはっきりとビートを刻む。―― スポーツを通してウェルビーングを考えたいすべての人へ。ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーとなった、マインドフル・ランニングの名著を初邦訳でお届けします。
災害/紛争/分断/感染症の日々を過ごしながら、ふと走りはじめる。そうすると身体と心のバランスを取り戻すことができると直感的に感じているランナーも多いかもしれません。
本書は、走ることについての古今東西の哲学やヨガや様々なスポーツの体験談、トレーニングや食事法、エッセーや散文がまとめられた稀有な一冊です。
ぜひお楽しみください。
●目次
日本版のためのまえがき/統合トレーニングを目指して/第1章 わが道を走る/第2章 戦うランナーのためのトレーニング/第3章 総合芸術としてのトレーニング/第4章 未来のアスリート/第5章 ランニングの精神性について/ヨガとしてのスポーツ/あとがきにかえて/参考文献
●第1章「わが道を走る」より
「ランニングとは身体を鍛える手段であると同時にひとつの芸術形式(アートフォーム)だと私は考えている。」
●第2章「戦うランナーのためのトレーニング」より
「アスリートは毎日へとへとになるまで全力で走るべきだという信念に固執していた人々にとって、セラティの発想はそれこそ革命的なものだった。「ランニングには抑圧も統制も、形式化も固定も命令もあってはならない」と当時のセラティは書いている。」
●第3章「総合芸術としてのトレーニングプログラム」より
「ジョギングだけでは事足りない。生活の様々な局面で新たなパラダイムを求める社会にあって、アスリートの目標となるのは、スポーツを通じて創造性と洞察力の新しいモデルを示すことだ。」
●第4章「未来のアスリート」より
「学校対抗やクラブ、プロのチームはフィジカル一点張りのものがなくなり、哲学や人文科学と混ざり合うようになる。」
●第5章「ランニングの精神性について」より
「ファンランやレクリエーションスポーツでは、あらゆるレベルの人が参加できると期待される。地域のクラブや機関がこうしたサービスを利用できれば、プロのカウンセラーが身体や治療に関わる要素を取り入れる絶好の機会となるはずだ。」
「肉体的な向上は、個人の成長とウェルビーイングの基準のひとつにすぎない。心を意識することとスピリチュアルな鍛錬はランナーのタイムと同様に、総合体をつくりあげるうえで重要だ。」
「あとがきにかえて」より
”ゆっくり歩き、走りはじめる。
心が動く。喜びが溢れ出す。
季節の変化や、自然の広大さを感じながら、私たちはこれからどのように走っていくのだろう。心身やスピリット、社会生活を含めた私たちのウェルビーングを考えるための一冊として本書が広く読まれ、たくさんの人々が豊かな時間を過ごすきっかけとなることを期待したい。”
版元から一言
『ほんとうのランニング』は、走ることに関する古今東西の哲学や体験談、ランニングにとどまらないヨガやスポーツ、ウェルネスのトピックス、著者の原体験が記されたすがすがしいエッセイが含まれた稀有な一冊です。
世界で最も影響力のあるファッション誌『VOGUE』のインタビューで、District Vision社のトム・ダリー氏は「ヘミングウェイのような文体だ」とニューヨーク・タイムズ・ベストセラーとなった本書のテキストを評しました。翻訳は『BORN TO RUN』を世に出した近藤隆文氏によるものです。記録やパフォーマンス、数字や経済論理を超えたところにある、「ほんとうのランニング」の一端を体感することができます。
もっとも簡単なスポーツであるランニングを通してウェルビーングを考え、身体と心のバランスをとりながら豊かな日々を送るひとつのきっかけとして、読んでいただけると嬉しいです。
著者プロフィール
マイク・スピーノ (マイク スピーノ) (著)
ランニング・コーチ、「スピーノ・ランニング&ザ・マインドフル・ランナーズ」ファウンダー、CEO。シラキュース大学卒業、リールII大学でメンタル・トレーニングと管理についての研究で博士号を取得。ジョージア州立大学教育・人間開発学カレッジの大学院プログラムで教壇に立つ。1970年代から90年代にかけてエサレン・スポーツ・センターのディレクター、ジョージア工科大学及びライフ大学でのコーチ、国際連合の「The International Year of Sport and Physical Education 2005」における米国でのスポーツ・開発・平和に関するプログラムのディレクターを歴任。スポーツにおける心と身体を考察した6冊の著作を発表し、本書「ほんとうのランニング(原題:Beyond Jogging : the innerspaces of running)」はニューヨーク・タイムズ・ベストセラーとなった。
近藤隆文 (コンドウ タカフミ) (翻訳)
翻訳家。一橋大学社会学部卒業。主な訳書に、クリストファー・マクドゥーガル『BORN TO RUN 走るために生まれた』、ジョナサン・サフラン・フォア『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(以上NHK出版)、マーク・ククゼラ『最高のランニングのための科学』(早川書房)、デイヴィッド・アイマー『辺境中国』(白水社)、J・B・モリソン『フランク・デリク81歳 素晴らしき普通の人生』(三賢社)など。
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