ウェブストア移転しました

こちらのウェブストアは運営停止しています。
購入は新ストア(以下のボタンをクリック)よりお願いします。
*Tシャツなどのグッズはこちらで購入可能です。

1/1

フラッシュ 或る伝記 (白水社版)

¥1,760 税込

SOLD OUT

別途送料がかかります。送料を確認する

犬と彼女。よく似たふたり――

イングランド南部の村で生まれた由緒正しきコッカー・スパニエルのフラッシュは、著名な女性詩人エリザベス・バレットへの贈り物として、ロンドンへやってきた。病弱でひきこもりがちな主人の家で、やんちゃで自由を愛する犬フラッシュは少しずつ都会の生活になじんでいくが、やがてエリザベスの前にひとりの男が現れる。年下の詩人ロバート・ブラウニングとの恋愛、家庭における父親の支配、突如降りかかった犬泥棒事件とスラム街訪問、イタリアへの駆け落ち……。犬の目を通して、19世紀英国の詩人エリザベス・バレット・ブラウニングの日常と冒険を温かいユーモアと時に辛辣なウィットをこめて描いた、モダニズム作家ウルフの愛すべき小品。「犬好きによって書かれた本というより、むしろ犬になりたいと思う人によって書かれた本」。実姉ヴァネッサ・ベルの挿絵を収録。


著者プロフィール

ヴァージニア・ウルフ (ウルフ) (著/文)
イギリスの作家。1882年ロンドンで生まれる。作家・芸術家・批評家のサークル〈ブルームズベリー・グループ〉に加わり、1915年、第一長篇『船出』を発表。〈意識の流れ〉の手法を用いた『ダロウェイ夫人』(25)、『燈台へ』(27)、『波』(31)で先鋭的なモダニズム作家として高い評価を得た。1941年、『幕間』(没後出版)の完成原稿を残して入水自殺。

出淵 敬子 (イヅブチ ケイコ) (翻訳)
1937年東京生まれ。イギリス文学者。日本女子大学卒業。コロンビア大学大学院修士課程修了。東京大学大学院博士課程満期退了。日本女子大学文学部名誉教授。編著に『読書する女性たち』(彩流社)、訳書にヴァージニア・ウルフ『ジェイコブの部屋』、『存在の瞬間』(共訳)、『女性にとっての職業』(共訳)『三ギニー 戦争と女性』(以上みすず書房)など。

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (0)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥1,760 税込

SOLD OUT

同じカテゴリの商品
    最近チェックした商品
      その他の商品