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ずっと、おしまいの地

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『ここは、おしまいの地』、『いまだ、おしまいの地』に続く、“おしまいの地”シリーズ三部作の完結編!
累計22万部突破した衝撃のデビュー作『夫のちんぽが入らない』、第34回講談社エッセイ賞を受賞した『ここは、おしまいの地』、名エッセイストの仲間入りをしたこだまが放つ最新刊。こだまワールドの到達点!

辺境の地で、のびのびと育ってきた家族と夫、知り合いたちとの交流を描いた人気シリーズの最新作。今回は2021年夏ごろから現在にかけての近況を、切れ味鋭いこだま節で悲哀とユーモアを交えて描いております。10年以上自分の誕生日を夫に告げられないこだまの話、マルチ商法にどっぷり漬かってしまった母の話、「反ワクチン」推進派のヨガ教室に通っている父の話、そしてどんどん直角に曲がったまま戻らなくなっている指の話……。今回も“どこかおかしい”こだまさんの生活があります。
『ここは、おしまいの地』(2018年、講談社エッセイ賞受賞)、『いまだ、おしまいの地』(2020年)に続く、おしまいの地シリーズの完結作が今回の『ずっと、おしまいの地』です。

やはりいまだに、彼女が作家であることは家族も夫も知りません。

★目次
プロローグ/先生のお葬式/きょうが誕生日だってずっと言えなかった/ピカチュウの凧/花火きれいでしたね/抗鬱の舞/何かに目覚めた私たち/タイムカプセルの行方/日記(2021年12月)/日記(2022年1月)/父の終活/直角くん/あの時の私です/新規2本/エピローグ/あとがき
※本書は『Quick Japan』連載「Orphans」(2020年10月〜2021年12月)/ブログ『塩で揉む』(2021年12月、2022年1月)/『OHTA BOOK STAND』(2022年6月、7月)に大幅な加筆・修正を加えたものです。

■著者について
こだま
主婦。自身の夫婦関係を描いた自叙伝『夫のちんぽが入らない』で2017年デビュー。同作はゴトウユキコによりコミカライズ(2018)、タナダユキ監督によりドラマ化(Netflix 2019)、「Yahoo!検索大賞 小説部門」2年連続受賞(17-18ʼ)。19 年 9 月時点で累計 20 万部を突破。2作目の『ここは、おしまいの地』は18年に刊行。同年で最後となった文学賞『講談社エッセイ賞』を受賞。本作は『ここは、おしまいの地』・『いまだ、おしまいの地』に続くシリーズ3部作の完結編となる。

■こだまさんから
生まれ育った何もない集落を、ちょっと変わった家族を、長続きしない仕事を、責めてばかりの自分を、描くことで少しずつ肯定できるようになった。「おしまいの地」は私の原点です。「おしまいの地」最後のシリーズとなります。ぜひ読んでください。

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