ウェブストア移転しました

こちらのウェブストアは運営停止しています。
購入は新ストア(以下のボタンをクリック)よりお願いします。
*Tシャツなどのグッズはこちらで購入可能です。

1/2

ポスト資本主義の欲望

¥2,970 税込

SOLD OUT

別途送料がかかります。送料を確認する

ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで行われた最終講義を書籍化。
社会主義、コミュニズム、カウンターカルチャーはなぜ失敗したのか。
資本主義のオルタナティヴは本当に存在しないのか。
ポスト資本主義の世界における「欲望」と、左派加速主義が示そうとした資本主義のその先……
マルクス、フロイト、マルクーゼ 、ルカーチ 、リオタール 、ドゥルーズ&ガタリを架橋しつつ、学生たちの対話から、現代のディストピアから脱出する道を探る。

フィッシャーは資本主義を乗り越えた先を指し示した。だから赴こう、私たちはそこへ
── 木澤佐登志
「カウンター」が存在しえない世界に「カウンターカルチャー」をいかに思い描くか。マーク・フィッシャーが歩んだ細く壊れやすい思考の道が途絶えたこの場所から、私たちの新たな探索は始まる。
──若林恵




各講義で取り上げられる内容
◆第1講:アレックス・ウィリアムズ-ニック・スルネック、ポール・メイソン、ギブソン・グラハムの考え/左派(左翼)のメランコリー/左派加速主義の再解釈/非資本主義的な経済モデル
◆第2講:マルクーゼ 『エロス的文明』/マルクーゼ のフロイト&マルクス解釈/労働者の死への衝動(欲動)/エレン・ウィリスとカウンターカルチャー/コミューンの失敗と「家庭リアリズム」
◆第3講:ルカーチ 『歴史と階級意識』/階級意識の立ち上げ/ブルジョワジーの限界とプロレタリアートの可能性/ハートソック『あるフェミニズム的立場』/
◆第4講:ジェファーソン・カウィー『ステイン・アライブ 1970年代と労働者階級最後の日々』/労働者たちの運動の失敗──30年代と70年代の関係/ニクソンを支持した労働者階級/トランプが操作した「階級意識」
◆第5講:リオタール『リビドー経済』とマルクス解釈/原始主義に対する批判/リオタール と『アンチ・オイディプス』との比較/資本主義の外部は存在しない


目次

テキストについての注記
第1講 ポスト資本主義とは何か?
第2講 「ほとんど想像もつかない規模の社会的・心理的革命」
予兆としてのカウンターカルチャーボヘミアン
第3講 階級意識から集団意識へ
第4講 組合の力とソウルの力
第5講 リビドー的マルクス主義
編者解説 悲惨な月曜の朝はもうたくさんだ マット・コフーン
訳者解説 大橋完太郎
付録1 講義シラバス
付録2 トラックリスト「悲惨な月曜の朝はもうたくさんだ」


マーク・フィッシャー (フィッシャー、マーク)
1968年生まれ。イギリスの批評家。ウォーリック大学で博士号を取得した後、英国継続教育カレッジ、およびゴールドスミス・カレッジ視覚文化学科で客員研究員・講師を務める。自身のブログ「k-punk」でカルチャーや音楽を通じて、社会に対して鋭い眼差しを投げかけ、熱狂的な読者を獲得した。
ヨーロッパで広く注目された『資本主義リアリズム』(堀之内出版、2018/ 原著: John Hunt, 2009)のほか、著書に『わが人生の幽霊たち―うつ病、憑在論、失われた未来』(Pヴァイン、2019/ 原著:Zero Books, 2014)、The Resistible Demise of Michael Jackson(2009)、The Weird and the Eerie(2017)がある。2017年1月逝去。

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (0)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥2,970 税込

SOLD OUT

同じカテゴリの商品
    最近チェックした商品
      その他の商品