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あそびの生まれる時

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2017年刊『あそびの生まれる場所』(2019年度生協総合研究所特別賞受賞)で、だれもが「お客様」とされてしまう現代における公共のありようを描きだした西川正の新刊。続刊でもあり、またこの6年間に全国で体験した「あそびの生まれる時」を伝えることで、前著へのアンサーにもなっている。町内会、PTA活動などに息苦しさを感じるすべての人に必読の一冊。


前書きなど

 この「一緒に」はどうすればつくることができるのか。それが本書のテーマだ。前作は、「場所」をキーワードとしたが、本書では、「時間」に注目している。
あらためて言うまでもなく、私たちはいま、結果のみを重視する社会に生きている。とにかく、最短で結果を出すことを求められ、自分たちなりの模索=失敗が許容されなく なった。みんなでわいわいと試行錯誤する時間を持つことことが難しくなった。しかし、結果に至る苦労と工夫こそが「遊ぶ」ということなのだ。
 ともに食べ、働き、遊ぶ。現代において「みんなでもちよる時間」はどうやったら持つことができるのだろうか。「私がこの場の当事者である」と思える、そんな場や組織はどうすればつくれるのだろうか。
 罰則や外注に頼ることなく、「みんなの問題」として取り組むにはどうすればいいだろうか。
 活動終了時に「やってよかった」とふりかえることができる活動(時間)と、「もう二度とやりたくない」という負担感・忌避感を持つ活動(時間)の間に、どんな違いがあるのだろうか。 遊ぶ、すなわち「何かをしてみよう」と思えること、人の気持ちがあたたまっていくには何が必要なのか、どんな環境を用意すればいいのか。私自身のささやかな経験と、全国各地で展開されている実践をもとに考察した。


著者プロフィール

西川 正 (ニシカワ タダシ) (著)
1967年滋賀県生まれ。学童保育、出版社、障害者団体、NPO支援センターなどの勤務を経て2005年にNPO法人ハンズ・オン埼玉を設立。元恵泉女学園大学特任准教授。2022年4月より真庭市中央図書館館長を兼務。主な著書に『あそびの生まれる場所』(ころから、2019年度生協総合研究所特別賞受賞)がある。趣味は「カブリモノ」の製作。

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