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フェミニズムズ
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フェミニズムは長らくジェンダー正義を追求してきたが、そこにはしばしば対立も伴った。私たち一人ひとりは、この歴史にいかなる「使い道」を見出すべきか。普遍的な定義に依拠しないフェミニズムズの探求へと誘う、グローバル・ヒストリーの新たな挑戦。
目次
はじめに
フェミニズムの「時」
なぜグローバル?
理論、アクティビズム、そして使い道
第1章 夢
レディランドとハーランド
偉大な愛
ユートピアの実現
夢の限界
差異を夢見て
第2章 アイディア――考え・概念・思想
女性、理性そして美徳
家父長制
「トルコ・コンプレックス」
男女(Nannü)
女性の解放と家父長制
「二重の危険」
家父長制と男性運動
第3章 空間
労働の空間
市場
フェミニズムのビジネス
礼拝の空間
自立の空間
第4章 物
フェミニズムのブランド化
フェミニストの身体
アフリカの代替策
抵抗と「世界を作る」物
第5章 ルック――装い・外見
美、ファッション、政治
合理的な衣服と異端のファッション
解放の装い
服装の規制
反体制的な自己装飾と階級がもたらす緊張
スカートをはいた男性
ヒジャビスタたち
ベール、ナショナリズム、そして植民地へのまなざし
第6章 感情
フェミニストの怒り
愛情
母性
世界的なネットワーク
第7章 行動
石の主張
闘争性と形を変えた暴力
ストライキ
ピケ
身体と裸
第8章 歌
女性参政権運動の音楽
ゴスペル、ブルース、そして人種排斥
音楽産業と「女性文化」
ハミングでの威嚇
ライオットガール
国際女性デーと国家フェミニズム
おわりに――グローバル・フェミニズムズ
包摂と排除
過去は使えるか
次は?
謝辞
解題[井野瀬久美惠]
さらなる読書のために
註
事項索引
人名索引
図版リスト
著者プロフィール
ルーシー・デラップ (ルーシー デラップ) (著)
ケンブリッジ大学教授。マレー・エドワーズ・カレッジ特別研究員。専門はイギリス近現代史で、ジェンダー史、フェミニズム史、労働史の研究に従事。著書に女性史ネットワーク賞を受賞したThe Feminist Avant-Garde (Cambridge University Press, 2007)、Knowing Their Place:Domestic Service in Twentieth Century Britain (Oxford University Press, 2011)、Men, Masculinities and Religious Change in Twentieth Century Britain (Palgrave Macmillan, 2013)などがある。2018年、イギリス王立歴史協会パブリック・ヒストリー賞を受賞。
幾島 幸子 (イクシマ サチコ) (訳)
早稲田大学政経学部卒業。翻訳家。訳書にスーザン・ブラウンミラー『レイプ・踏みにじられた意思』(勁草書房、2000)、エヴリン・F・ケラー『ジェンダーと科学』(共訳、工作舎、1993)、ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』(共訳、岩波書店、2011)『これがすべてを変える』(共訳、同、2017)、メイ・サートン『総決算のとき』(みすず書房、1998)『終盤戦 79歳の日記』(同、2023)、他多数。
井野瀬 久美惠 (イノセ クミエ) (解題)
甲南大学文学部教授。京都大学大学院文学研究科(西洋史学専攻)博士課程単位修得退学。博士(文学)。専門はイギリス近現代史、大英帝国史。著書に『大英帝国はミュージックホールから』(朝日選書、1990)、『女たちの大英帝国』(講談社、1998)、『植民地経験のゆくえ』(人文書院、2004)、『大英帝国という経験』(講談社、2007:講談社学術文庫、2017)、『「近代」とは何か』(かもがわ出版、2023)、他多数。
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