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ノンバイナリー 30人が語るジェンダーとアイデンティティ
¥3,300 税込
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10代から50代まで、職業も人種もジェンダー表現もさまざまなノンバイナリーたちが、自身を率直に語る回想録。
きっとあなたも気づくはず。ノンバイナリーとして生きているのは、まさしくここ、自分たちの町に住む、隣人、同僚、友人、家族、愛する人なのだと。
近年、ジェンダーを論じる際には、旧来の男女二元論を超えるようになってきている。本書は現代社会に生きる「ノンバイナリー」(ジェンダー・アイデンティティが男女の二枠に当てはまらない人)たち30人の率直な語りを集め、ジェンダーとは何かという問いに真正面から向き合う。
目次
序 文 ジェンダークィアからノンバイナリー、そして…… (リキ・ウィルチンズ)
イントロダクション (マイカ・ラジャノフ、スコット・ドウェイン)
第1部 ジェンダーとは何だろうか?
第1章 煙のなかのカタルシス (アレックス・スティット)
第2章 自分自身を脱構築する (リーヴァイ・S・ゴヴォーニ)
第3章 コアトリクエ (フェイ・ヘルナンデス)
第4章 マイカル (マイカル〝МJ〟ジョーンズ)
第5章 私のジェンダークィアバックパック (メリッサ・L・ウェルター)
第6章 スクリムショー (レイ・セオドア)
第2部 可視性――立ち上がること、そして目立つこと
第7章 それより前からジェンダークィアでいること (ジェニー・ビーミン)
第8章 トークンの一日 (サンド・C・チャ)ン
第9章 超可視性 (ヘイヴン・ウィルヴィッチ)
第10章 過酷な迷路で新風を巻き起こす (キャメロン・アッカーマン)
第11章 命の脅迫 (ジェフリー・マーシュ)
第12章 ジェンダークィアなだけで脅威ではない (ジェイス・ヴァルコア)
第3部 コミュニティ――私たちの居場所を作ること
第13章 私は何者だろうか? (CK・コームス)
第14章 信仰をめぐる考察 (ジェイ・ウェア)
第15章 あなたのニブリングだとカミングアウトする――知り合いみんなにジェンダークィアだと話して何が起こったか(シンクレア・セクスミス)
第16章 紫のマニキュア ジェイミー・プライス
第17章 地図にない道――アジェンダーの10代を育てて (アビゲイル)
第18章 名前はいつも変わらない (ケイティ・クーンス)
第4部 トランスとして十分であること――表現し、違いを明確化する
第19章 小文字のQ (キャル・スパロウ)
第20章 傍観者でいることに甘んじてはいけない (スージー・チェイス)
第21章 あなたには私が見える (ブライアン・ジェイ・イーリィ)
第22章 服がジェンダーとジェンダークィアを作る (オーブリ・ドレイク)
第23章 カササギの飛翔 (アダム〝ピカピカ〟スティーブンソン)
第24章 私の風景のなかのよそ者 (s・e・スミス)
第5部 二元性を再定義する――ジェンダーの矛盾と可能性
第25章 ふたつではない (エイブリー・エリクソン)
第26章 キッチンシンク・ジェンダー (ニノ・シプリ)
第27章 パンクで育つことがジェンダー・ノンコンフォーミングとして生きることを教えてくれた (クリストファー・ソト)
第28章 ゆりかごでおやすみ、バイナリー (ジュールス・デラクルーズ)
第29章 ジェンダーを探す旅に出て、また元の場所に戻る (コーリー・マーティン=デイモン)
第30章 ノン/バイナリーを再考する (イーライ・アーリック)
謝 辞
訳者あとがき
原 注
寄稿者たち
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