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こちらのストアにて公開していたほぼすべての商品を移行してあります。
ここで買えるのはTシャツなどのグッズのみです。
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same-sex marriage is obvious vol.2
¥500
SOLD OUT
前回のZINE、#samesexmarrigeisobvious から再編成のver.2作りました! poetryreadingの音源が今回はキクチさん(@hello_bird )とのSessionバージョンになってます! これはシークセール(@_chic_sale_ )のゲルピンさんも絶賛してくださったpoetryreadingなので音楽が好きな方も何卒よろしくお願いします〜 フリーの婚姻届を印刷してその裏側に作品を印刷 婚姻届の「夫」「妻」欄を書き換えたり、指でハートペイントしたり、新たに詩を追加しています 糸綴じも全て違う綴じにして、色々な婚姻の形を表現しました そのひぐらし商会のエッセイは本屋lighthouseが運営する「web灯台より」でも楽しめます→https://www.notion.so/books-lighthouse/61e03695810f4b4ab1a95b86ad5c33b7?pvs=4
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長野ひきこもり雑記
¥500
SOLD OUT
母方の実家がある長野へぷらぷら行ったときのなんでもない写真と雑記です。 基本家(標高900m)にいましたが、散歩少ししたり、お外へ連れてかれたりもしました。 写真日記がお好きな方は楽しめるかもしれません。 そのひぐらし商会のエッセイは本屋lighthouseが運営する「web灯台より」でも楽しめます→https://www.notion.so/books-lighthouse/61e03695810f4b4ab1a95b86ad5c33b7?pvs=4
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私が日本人でフェミニストであること
¥500
SOLD OUT
日本で、日本人として、フェミニストであることについて考えた散文ZINEです。 剥き出しの装丁ってなに?みたいなA6サイズのP27(計1万字強)のZINEです。 繰り返し出てくる話題、ずっと考えても答えが出ない話題、私という人間が日本でフェミニストとして生きていることをあーでもないこーでもないと書いています。 私はよくフェミニズムの本を読んでいますが、翻訳が多く、日本と事情が似てる場合もあれば違う場合もあって、知識は得てるけど、自分自身が日本で日本人(マジョリティ)で女性(マイノリティ)でフェミニストとして生きることってどういうことだろう?と考え始めたのがはじまりです。 そのひぐらし商会のエッセイは本屋lighthouseが運営する「web灯台より」でも楽しめます→https://www.notion.so/books-lighthouse/61e03695810f4b4ab1a95b86ad5c33b7?pvs=4
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歌集『じんせい』『せいかつ』セット
¥1,000
SOLD OUT
原始のZINEこと歌集を作りました 『じんせい』と『せいかつ』17首ずつを手書きで糸綴じ 私の歌人名は実は坂本なので、坂本で出す歌集は初めてです(手作りの歌集は友人のために作ったことがあるので2度目) どうか『じんせい』や『せいかつ』であなたに寄り添えますように そのひぐらし商会のエッセイは本屋lighthouseが運営する「web灯台より」でも楽しめます→https://www.notion.so/books-lighthouse/61e03695810f4b4ab1a95b86ad5c33b7?pvs=4
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悼むひと 元兵士と家族をめぐるオーラル・ヒストリー
¥2,530
SOLD OUT
戦場体験者の証言が浮かび上らせるのは、歴史的事実だけでない。話せないこともあれば、伝えたくても伝わらない真実もある。戦没した仲間への哀惜。「勇ましい」戦後右派への不信…。ビルマ戦研究者であり、戦友会、慰霊祭の世話係でもある著者が、20年以上にわたる聞き取りをとおしてつづった、 “痛み”と“悼み”の記録。 「生き延びた元兵士らの言葉とともに戦没兵士の言葉も若者にこそ届けたい。(略)戦争の傷跡はあちこちに残っていて、いまだ癒えていない。私たちは『終わらない戦争』の中に生きている」(本文) 目次 まえがき ◆第1章 九八歳の「慶應ボーイ」 「知らせたい人リスト」 十人十色の戦争体験 徴兵猶予停止と学徒出陣 軍に嫌われた!? 福澤諭吉と経済学部 「出陣学徒壮行会」をサボって何処へ 「出陣学徒壮行の地」の碑の建立 「戦争はいけません」 ◆第2章 初年兵の「ルサンチマン」 「ジャワは天国、ビルマは地獄、生きて帰れぬニューギニア」 拉孟戦とはなにか? 「安はやすやす祭り上げ、龍と勇がしのぎを削る」 初年兵の「ルサンチマン」 ◆第3章 永代神楽祭と「謎の研究者」 戦友会の代表世話人に 永代神楽祭とは? 引き継ぎ業務 遺族同士を繋げる「ボンドガール」 戦場体験を聴くということ ◆第4章 戦場と母ちゃん 老兵からの電話 手渡されたノートの切れ端 母ちゃんのバカ 千人針 初年兵教育 母ちゃんを思う気持ち 晩年の老兵たちの言葉 最期の言葉は「お母さん」 ◆第5章 一〇一歳の遺言 一九四一年一二月八日「開戦」 コタバル敵前上陸 シンガポール攻略 死んだ人にも格差 インパール作戦からの敗退 ◆第6章 ビルマ戦の記憶の継承――元日本兵の慰霊を続ける村 「戦友愛」と遺骨収集 ウエモンが見た戦場のリアル 慰霊に人生を捧げた中隊長 ウェトレット村での戦闘 元日本兵の慰霊を続ける村 ミャンマー贔屓 ビルマは「親日的」なのか ミャンマー国軍と日本 ◆第7章 音楽は軍需品なり――朝ドラ「エール」とビルマ戦線 古関裕而のもう一つの顔 南方「皇軍慰問団」と拉孟 「ビルマ派遣軍の歌」 音楽家の戦争加担 「音楽は軍需品なり」 ◆第8章 いま、戦争が起きたらどうしますか? 元陸軍中尉の問いかけ 最後に愛が勝つ 「勇ましい」戦争非体験者たち 不戦を訴える元兵士たち ◆第9章 戦没者慰霊祭に響き合う「ポリフォニー」 遺族間の「温度差」 戦死した「貴方」の無念を伝えます ◆第10章 やすくにの夏 御明大作戦 一〇〇灯の御明 靖国参拝に訪れる「ふつうの人たち」 みんなで参拝すれば怖くない 美化された「英霊」 元特攻兵からの手紙 特攻と桜│裏の真実 戦没者を悼む場所 ◆第11章 戦友会「女子会」――元兵士と娘たち 元特攻兵の娘 戦友会に参加する娘たち 父の遺志を継ぐ娘 「父に近づかないでください」 戦史研究に熱心な息子たち 亡父と「和解」した娘 ◆第12章「戦場体験」を受け継ぐということ 戦争前夜 平和ボケ 客室乗務員からビルマ戦の研究者へ 慰霊登山と拉孟 ◆最終章――非当事者による「感情の歴史学」 手本はイギリス式オーラル・ヒストリー 生きた歴史に触れる 「主婦研究者」もけっこうツライ 歴史事実が歴史化されるとき あとがき 著者プロフィール 遠藤 美幸 (エンドウ ミユキ) (著/文) 1963年生まれ。イギリス近代史、ビルマ戦史研究者。神田外語大学・埼玉大学兼任講師(歴史学)。不戦兵士を語り継ぐ会(旧・不戦兵士・市民の会)共同代表、日吉台地下壕保存の会運営委員、日本ミャンマー友好協会理事。2002年から元兵士の戦場体験を聴き続けている。著書に『「戦場体験」を受け継ぐということ─ビルマルートの拉孟全滅戦の生存者を尋ね歩いて』(高文研)、『なぜ戦争体験を継承するのか─ポスト体験時代の歴史実践』(共著、みずき書林)がある。 Kindle→https://amzn.to/3G4G6yp
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[再入荷待ち]野生のしっそう 障害、兄、そして人類学とともに
¥2,640
SOLD OUT
知的障害があり自閉症者でもあるが、さまざまな鋭さをもった兄。障害がないとされているが、さまざまないびつさをもった弟(著者)。世間には、この兄と弟を切断する「ものの見方」があたりまえに存在する。 しかし、その分断をすり抜けてしまうある出来事が起こった。 2021年3月、緊急事態宣言の下、兄は突然しっそうする―― どこへ向かったのか? なぜしっそうしたのか? その道筋を辿りながら見えてきたのは、兄の「たたかわない」術だった。 外なる他者、遠くの他者を扱ってきた文化人類学に、あらたな道を拓く実践の書! 「障害とともにある人類学」から始まり、「内なる他者」を対象とした人類学へと展開する、あたらしい学問のあり方。 装画・挿画 岡田喜之 目次 はじめに しっそうのまえに 第一章 沈黙と声 たたかわないこと、しっそうすること/三月下旬 午前二時半に走り出す/カタリナの構え/黙禱と叫び 1/黙禱と叫び 2 第二章 蜜柑のはしり ズレと折り合い/いくつかの死と/いくつもの死と/対面とリモート/夏みかんのしっそう/贈与のレッスン 第三章 世界を攪乱する、世界を構築する ボランティアのはじまり/満月とブルーインパルス、あるいはわたしたちのマツリについて/路線図の攪乱 1/路線図の攪乱 2/トレイン、トレイン 第四章 急ぎすぎた抱擁 父とヤギさん/眠る父/転倒の先/失踪/疾走/旋回としっそう/燕(つばくら)の神話 最終章 春と修羅 むすびとして うさぎのように広い草原を 著者プロフィール 猪瀬浩平 (イノセコウヘイ) (著/文) 1978年埼玉県生まれ。明治学院大学教養教育センター教授。専門は文化人類学、ボランティア学。1999年の開園以来、見沼田んぼ福祉農園の活動に巻き込まれ、様々な役割を背負いながら今に至る。著書に、『むらと原発――窪川原発計画をもみ消した四万十の人びと』(農山漁村文化協会)、『分解者たち――見沼田んぼのほとりを生きる』(生活書院)、『ボランティアってなんだっけ?』(岩波ブックレット)などがある。
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popi/jective 『HOUSE』
¥1,000
SOLD OUT
タイトル:Extra edition_002_single『HOUSE』 媒体:ミクストメディアパッケージ 発売日:2023年11月11日 商品コード:FRY-003 価格:1,000円(税込) 収録時間:19:72 音楽 = 作曲・録音・マスタリング+ 声:笹谷 創(objective-Saw) テキスト+アートディレクション+ 声:佐藤yuupopic(highball-girl) ジャケット撮影:highball-girl 制作:風神雷神や。 協力: auly mosquito 収録作品 HOUSE i. original ii other construction iii.instrumental appx.ending popi /jective talk 試聴→https://www.popijective.com/works
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しししし vol.5
¥1,760
SOLD OUT
【「しししし」とは?】 「しししし」は、小さな本屋が年に1回だけ刊行する文芸誌です。 1年間の総まとめのようであり、次の年への抱負のようでもあります。 本屋は、なかなか場所を移動することができないので、 この雑誌に双子のライオン堂っぽさを詰め込みました。 第5号は、心機一転リニューアル号です。 雑誌感を強めるために中綴じ製本にしてみました。 企画も多数!新連載も始まります! この冬は新しい「しししし」を握りしてください。 〈目次〉 ■犬短歌 石山蓮華 宮崎智之 吉川浩満 田中さとみ 太田靖久 竹田ドッグイヤー 高山羽根子 宮田愛萌 ■創作 オルタナ旧市街「永遠と半日」 川崎祐「日が沈むまで」 柿内正午「お尻」 浅生鴨「洞穴のライオン」 くれよんカンパニー「本屋部」 ■企画 日本文学は、いまー言語を越境しながら「読む」/「書く」ことを巡って (グレゴリー・ケズナジャット×辛島デイヴィッド×長瀬海) ・随筆かいぼう教室キックオフ (宮崎智之×わかしょ文庫) ・本屋は本屋の棚をどう見るか? (有地和毅/荻原英記/岸波龍/柳沼雄太) ■連載 ・まつしたゆうり「むかしばなしのはなし」 ・山本貴光「空想の全集を企画する」 ・吉川浩満「文学ヒッチハイク・ガイド」 タイトル:「しししし5」 ISBN:9784910144115 判型:A5判/中綴じ ページ:116頁 価格:1,600円+税 デザイン:中村圭佑 装画:大槻香奈 発行:双子のライオン堂 出版部 発売日:2023年11月30日 全国販売
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パリと本屋さん
¥2,145
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「ふらりと入った本屋で偶然出会った一冊を手に取ってみる。 ーーその瞬間はどの国にあっても至福に変わりない。」 パリ郊外に住む日本人作家による本屋めぐり。フランスならではの四季折々のイベントや、ストライキ、コンフィヌモン(ロックダウン)といった社会的な動きを経ながら少しずつ変わっていく生活を、本屋を中心に「移民」独自の視点でやわらかく、ときに鋭く描く。 エッセイと書店インタビューに加え、書き下ろし小説「Yousra」を収録。 目次 はじめに 「PIPPA」との出会い 垂直と水平 映画祭と空き巣 同性愛と美食 ストライキとアート マンガとバンドデシネ 専門店インタビュー1 コロナとペスト コンフィヌモンと哲学 ノエルとプレゼント 春とマンガ マンガとバンドデシネ 専門店インタビュー2 ソファと書道 インコと二階 横浜と有隣堂 油断とパティスリー マンガとバンドデシネ 専門店インタビュー3 本屋と必然 都市とペシミスト [小説]Yousra あとがき 著者プロフィール パリュスあや子 神奈川県生まれ、フランス在住。広告代理店勤務を経て、東京藝術大学大学院映像研究科・映画専攻脚本領域に進学。「山口文子」名義で歌集『その言葉は減価償却されました』(二〇一五年)上梓、映画『ずぶぬれて犬ころ』(二〇一九年、本田孝義監督)脚本を担当。二〇一九年『隣人X』で第十四回小説現代長編新人賞を受賞し、二〇二三年「隣人X 疑惑の彼女」のタイトルで映画化。他の著作に『燃える息』(講談社)。
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〈イベント記事〉千葉からほとんど出ないで色々と考えている話 20230915@ヤツカフェ
¥500
SOLD OUT
2023年9月15日に千葉県習志野市谷津のヤツカフェさんにて開催された、『千葉ルー』著者の済東鉄腸さんと本屋lighthouse関口竜平のトークイベント、文字起こし記事になります。 *イベントの動画アーカイブは収録されていません 基本的には話し言葉を踏襲しつつ、適宜編集を施しています。 フォルダの内容は、 ・文字起こし記事本体(テキストデータ) ・自己紹介用のスライド(PDFデータ) ・イベント中に投影された写真など(jpegデータ) ・おまけ画像(jpegデータ) の計7点です。 解凍するとファイル名が文字化けを起こす可能性がありますが、中身は無事かと思われます。 万が一、中身も損傷しているようでしたらbooks.lighthouse@gmail.comまで連絡をお願いします。 データを再送します。
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試行錯誤 1
¥990
SOLD OUT
『試行錯誤』は読む/書く人々の試行錯誤のための実験室です。文芸に新しい視点をもたらす著者のエッセイや批評を集めています。 目次: ・わかしょ文庫 大相撲観戦記 第一回 どうしてわたしは相撲川柳を作るのか ・陳詩遠 なにがなんだか 第一回 チャリの鍵を有り得ないペースでなくし続けている/他2編 ・伏見瞬 蓮實重彥論 第一回 蓮實重彥を迂回する ・友田とん 取るに足らないものを取る 第一回 マティス展とマジック 「可笑しさで世界をすこしだけ拡げる」をモットーに活動する、ひとり出版社、代わりに読む人では、読む/書く人々の試行錯誤の場となる公園を目指す文芸雑誌『代わりに読む人』を刊行しています。これは編者、著者、制作者が一年近くを掛けて制作し、完成度を高めていく公演でもあります。本誌はその別冊として、よりフットワーク軽く試行錯誤する小さな実験室です。『試行錯誤』を年数回発行する予定です。実験を繰り返すなかからこれまでにはない形の本が生まれていくように取り組んでいきます。試行錯誤の性格上、うまくいくものもあれば、うまくいかない試みもあるでしょうが、そうした試行錯誤のプロセスや悲喜交々を味わい、その中から何某かが徐々に顕れてくるのに立ち会っていただけたら幸いです。(「試行錯誤のはじめに」から) 文庫判56頁、並製本 表紙用紙:アラベールスノーホワイト110kg 、本文用紙:上質紙70Kg 発行年月:2023年11月 発行所:un poco / 代わりに読む人
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本屋なんか好きじゃなかった
¥1,430
SOLD OUT
12のエッセイ・6つの書評・5年間にわたる日記で構成された、文庫サイズの小さな本です。 書店員歴30年、千葉県佐倉市・志津の地で10年店長を務める著者が奮闘する日々の記録。 本屋として場を構えること。本を読むこと。音楽を聴くこと。文章を書くこと。 職業人としての矜持、政治に対しての怒り、店に足を運ぶお客への謝意、作家・出版社・同業者との連携の可能性。 真摯でありながら、ちょっと抜けていたり、それでも飽くなき向上心がある著者の文章に心打たれます。 (装画:大石トロンボ) ページ数 152 判型 A6判 装丁 柏崎沙織 著者プロフィール 日野剛広(著) 1968年生まれ。1993年有限会社ときわ書房入社。2013年よりときわ書房志津ステーションビル店店長。書店員歴30年。志津歴10年。酔っ払い歴●●年。
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売上スリップ・アーカイブ集 2018/04?2023/04 最近○○で売れた本
¥1,200
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ときわ書房志津店時代に始まり、いまもどうにかこうにかしぶとく続いている売上スリップ掲示コーナーのアーカイブ集です。本書には2018年4月から2023年4月までの約130回分を収録しました。 B5版・132p・モノクロ 以下、はじめに的な文章を転載します。 ことの始まりは「スリップがなくなる?」という話からでした。スリップというのは新刊の本に挟まっている栞みたいなアレのことで、読者からすると少々不可思議な存在かもしれません(レジで抜かれちゃいますしね)。スリップは元々、インテルネッツのない時代に本屋が「この本売れたから補充よろしく!」と取次(問屋)や出版社に伝えるためのもので、1週間ごととかでまとめて郵送していたものでした(なのでよく見ると「売上カード」などと書かれていることがあります)。 しかし時代は移り変わり、もはや本来の用途ではほとんど使われることがなくなり、しかし久禮亮太『スリップの技法』(苦楽堂)にあるように、売上(=注文)カードとしてではなく、本屋の棚づくりに活用法を見出す動きもあり、私もこの本で書かれているような使い方をしていた書店員のひとりでした。 そんななかやってきたスリップレスの動き。たしかにもはや用済みの存在かもしれない、しかしだからこそ「新しい可能性」を見つけてもいいんじゃないか。なんてことを考えていたら降ってきたアイデアが「お客さんに公開してしまえばいいのでは?」というもので、それが形になったのが「最近志津で売れた本」というボードでした。 いまどんな本が売れているのか、あるいは本屋が推しているのはどんな本なのか、そういったことは意外と読者には伝わっていなかったりします。店頭にあるPOPとは違って、スリップの陳列は「実際に売れた本」であることが伝わります。この違いはもしかしたらなにか、いままでにはなかったものを生み出すかもしれない。そんなことを思ったかどうかはもうわからないのですが、ちょっといいこと言ってる気がするのでそういうことにしておいてください。 とにかくこのボードは、作っている本人がいちばん楽しんでやっていた/やっているものなのですが、想像以上に社会状況を表しているものになっているのではないか。つまりこのボードのアーカイブには、実はかなりの意味があるんじゃないか。そんなことを思ったので、ちょっとまとめてみることにしました。 志津時代のものはツイッターで「最近志津で売れた本」と検索をして出てきたものをスクショしたもの、つまり超絶アナログ(?)な手法でサルベージしたものです。なので解像度が低くて読めなかったり、そもそも検索で拾いきれていないものもあったりする、非常に不完全なものです。そしてなによりも、いまの自分ならこの本は選ばなかったな……とか、こういうことは書かなかったな……とか、つまり後悔や反省とともに見ることになるものもあったりします。しかし、それもまたひとつの歴史=過程として残しておきたいので、そのまま掲載しています。 このスリップボードはバイト先であるときわ書房志津店で始まったものですが、自分のお店である本屋lighthouseがスタートしてからは、場所を移して継続しています。悲しいことに(面白いことに)、志津のボードには「最近」と書かれているにもかかわらずほぼ毎週更新がされていて、逆に幕張のボードには「今週」と書かれているにもかかわらず更新が不定期です(最初は頑張っていたけど、徐々に1ヶ月に1回ペースに……)。その理由はいろいろあるのですが、あえてひとつあげるとするならば「書くことの責任が大きくなった」というものになります。本屋が社会状況を表しているのと同様に、本屋が社会を変えてしまっているということの重大さを、より強く感じるようになったからです。 このスリップボードの試みは、いろいろな本屋でやってもらいたいものでもあります。当然、売れる本も、そのなかから「選んで載せる」本も、本屋によって変わってきます。その集積が世に放たれ、つまり歴史のなかに残っていくことには、私たちが想像できるもの以上の意味や価値があるのではないか、そう考えています。このアーカイブに参加したい本屋がいたら、連絡ください。もしくは、勝手にやり始めてください。私たちの歴史=過去を、私たちの手で残していきましょう。 *本当はぜんぶフルカラーで載せたかったんですが、見積り価格を見たらそのあとの記憶がなくて急に次の日だったので、常に冷静沈着な私はモノクロにしました。
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違国日記 11巻
¥836
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人見知り小説家と姪の同居譚ついに完結!!進路決定を控えた朝が選ぶ道とは。槙生が朝に伝える言葉とは―。新垣結衣さんを主演に迎えた実写映画も公開予定の話題作、心震える終幕!! 電子書籍はこちらから購入可能です→https://books-lighthouse.com/e-books-recommend/ikokunikki/
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[再入荷待ち]ユリイカ2023年9月号 特集=ヤマシタトモコ
¥1,760
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『違国日記』完結記念 ヤマシタトモコが描く人と人は、分かり合えず、傷つき合い、打ちのめされることを繰り返す。それでもと垣根を超えようとして他者へと手を伸ばす愚直な登場人物の姿は、時にエンパワメントとして、時に社会への問いかけとして、人の心を駆動するメッセージへと展開する。最長期連載となった『違国日記』の完結に際して、これまでの鮮烈なマンガ表現の数々を振り返り、そのメッセージに応答していく一大特集。 目次予定* 【インタビュー】ヤマシタトモコ(聴き手=瀬戸夏子)【対談】ヤマシタトモコ+高野ひと深【エッセイ・談話】小林ゆう/桜庭一樹/瀬田なつき/高野麻衣/文月悠光【イラスト・マンガ】今井哲也/コナリミサト/紗久楽さわ/ダヨオ/ねむようこ/冬野梅子【論考】青本柚紀/石川優/いなだ易/岩川ありさ/陰山涼/木津毅/黒木萬代/向後恵里子/古怒田望人/いりや/近藤銀河/細馬宏通/三木那由他/水上文/横田祐美子【資料】山本文子+横井周子
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やっぱり雑談が好き
¥1,100
SOLD OUT
108ページ/A5変形・平綴じ/300部/カバーアート:矢吹純 半年間だけ出していた『月刊つくづく』の連載「今月の雑談」と関連記事に、2名(正確には新規3名、連載分からマイナスひと組)の雑談を追加。 雑談のお相手は、こちらの方々。 宮田文久/荻原魚雷/タカクマ、ツルモトマイ/太田靖久/千葉美穂/佐藤拓人/植田浩平(敬称略) 以下、長いですが表4に掲載した説明文をどうぞ。 --- 半年間だけ出していた、ちいさな月刊誌の巻頭に雑談企画をおいたのは、いろいろと理由はあるのだが、まあ、雑談が好きだから。あとは、わざわざ雑談を録音して、文字に起こし、再構成する過程が好きだから。ではなぜ、それが好きなのか。いろいろと理由はあるのだが、というようにおなじはなしがループしても、それはそれで、その場はおもしろい。なぜなら、ただの雑談だから。 テレビ番組『やっぱり猫が好き』のなかで、いちばん好きな回を挙げるのはむずかしい。強く記憶に残っているのは「はまぐりぺぺちゃん」と、どの回か忘れたが小林聡美演じる三女の恩田きみえが、姉ふたりに向かって「サルトル著!『実存主義とは何か』」と大きな声で発するシーン。おもえば、子どもの頃から『フルハウス』や『アルフ』といった海外のシチュエーション・コメディを観て育っていたので、『やっぱり猫が好き』にハマる土台は出来上がっていたのかもしれない。 雑談は、どこまでいっても雑談でしかない。「主要な登場人物がほぼ一定」というシチュエーション・コメディの法則に則って言えば、主要な登場人物は自分しかいない。どちらかと言えば、『徹子の部屋』や『サワコの朝』、『笑っていいとも』内の名物コーナー「テレフォンショッキング」のような、スタジオにゲストを招くトーク番組形式に近い。違いは、ホストであるぼくが無名で、且つスタジオに招くのではなく、自ら相手の都合に合わせて出向くという点。つまり、何もかもが違う。トーク番組×シチュエーション・コメディ=雑談企画、とはならない。 はて、何のはなしをしていたのか。と、すぐに行き先を見失う雑談を文章化したものを読むことにどんなメリットがあるのか、ぼくは知らない。コスパや意味を求める現代人にはとても意味のない、意味のないものを求める好事家諸氏にはとても有意義な、そんな雑談の本。 --- つくづくポケットライブラリは、細長い判型が好きすぎるあまり、自分でも細長い判型の本をつくりたくて始めたシリーズです。通常は「A5変形」と呼ばれるのでしょうが、個人的には「A4三つ折りサイズ」と言いたい。パンフレットでよく見る、あのサイズ感です。
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つくづく 2023年11月号 特集=まずは、勉強の手前から
¥1,100
SOLD OUT
81ページ/A5変形・手製本/リソグラフ 様々な特集を経て、インディーズ雑誌『つくづく』は、“編集人・金井タオルの勉強ノート”という側面が色濃くなりつつあります。 今号は「勉強を始めるには、どうもその手前から始めたほうがようさそうだ」という仮説から制作を始めました。しかし、勉強の前の準備運動にも、それ自体を勉強する必要で。さて、どうしたものか。 そこで、みんなはどんな勉強をしてきたのか。いま、何を勉強しているのか。そもそも、勉強をどう捉えているのか。そんな疑問を投げかけた結果、以下の内容になりました。 おもに、金井の興味関心(フェミニズム、日記、勉強の場、大学での勉強と研究、集団性、職場の学び)をテーマにしていますので、そのあたりにご興味あれば、ぜひ手にとってみてください。 目次 □雑談・座談 プロボケの“不定期”雑談ーー新宿、台風、喫茶店 年吉聡太/宮田文久/金井タオル ゲンロンで働く若手研究者たちのお茶会 國安孝具/栁田詩織/住本賢一/植田将暉 「勉強」をテーマにした、かりそめの勉強会 矢代真也/TG/MO/TK/NT □はなしを寄稿 「勉強」の残骸は語る 宮田文久 Fにまつわるエトセトラ 碇雪恵 ドラマ批評ーー二つのドラマが描いたものは 大林えり子 贋作『つくづく』 編集長・金井タオル日記(抜粋) 太田靖久 □漫画 自習室に行くカメ氏 手差ユニッツ □下書きの連載 旅先の積読日記 2023年9月3日 in 京都 考えるフィット② 野田クラクションべべー観察記 ぼくの好きな判型 ぼくの好きな大きさ④ 続・おかしな雑誌のつくりかた 編集後記 ※noteに「編集後記」を全文公開しております。よろしければ、ご一読ください。https://note.com/monthly_tukzuk/n/n337e81a39608
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つくづく vol.31 特集=名刺
¥1,100
SOLD OUT
1ページ/約34×90cm/手ぬぐい(日本製)・綿100%/100部/アートワーク(アドレス部分):Tact Sato 「金井タオル」名義の名刺を作ろうと思って、何年も経ってしまった。タオル(『つくづく』vol.6)は前に作ったから、今度は手ぬぐいにしよう。つまりは、ただの手ぬぐいで、だけど名刺で、しかし雑誌です。 名前とメールアドレスが入っていますが、読みづらいです。印刷所から「細かい部分は滲んだり掠れたりして綺麗にプリント出来きず、イメージは変わります」と言われました。それでも修正せずに押し通したのですが、割合キレイにプリントされていました。 『つくづく』2023年11月号(特集=まずは、勉強の手前から)の校了作業中につけだした「校了するまで日記」(約1万字、たぶん1週間分)付き。
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仕事文脈 vol.23
¥1,100
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特集1:伝統常識一旦解体 決まりだから、ずっとこうしてきたから そのせいで前に進めない 社会はとっくに変わっているよ 「伝統」も都合よくつくられたものかもよ 窮屈な慣習や思考停止な常識 疑い、終わらせるため見つめ直すいろいろ 小田原のどか/「伝統」を解体する際に とりうみ/ひとりで生きたい 笛美/結婚願望がゼロになるまで 保守的な空気を変えていく 各地で起こる抵抗の実践 調査・職場の常識?「謎ルール」の世界 座談会・営業マン2023 堂々巡りの対話—「社会課題にのりきれない」背景にあるもの インタビュー・仕事/年齢/常識 燈里/台湾のナイトクラブで婚姻平等を体験する 特集2:ほどよい数値化 成績、生産性、達成目標、フォロワー数、 コスパ、タイパ、売上、5段階評価 計測できるのは便利だけど その基準だけでいいんだろうか 仕事につきものな数値化との ほどよい付き合い方を考える 生湯葉シホ/どんぐり10個分の散歩 久保勇貴/数字は無表情だけど 服部円/確かに数に追われているのかもしれない 調査 この数値が気になる 編集部座談会「数値に囲まれている」 ◎連載 仕事回文 杉野あずさ・みりんとおさとう 男には簡単な仕事 ニイマリコ 40歳、韓国でオンマになりました 木下美絵 虹色眼鏡 チサ/さようならアーティスト 「聞く」という仕事 辻本力 無職の父と、田舎の未来について。 さのかずや 文脈本屋さん 1003 ほか
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ランバーロール 06
¥1,650
SOLD OUT
漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。 今回は初の試みとして、「台湾」特集を実施。 村上春樹の『猫を棄てる』の装画や、漫画『緑の歌―収集群風―』などの作品で知られる台湾出身の漫画家・高妍が企画段階から参加し、羅荷(ロー・へー)、劉倩帆(リュ・チェン ファン)、丁柏晏(ディン・ブォ イェン)という三人の台湾出身のイラストレーターを推薦し、それぞれの描き下ろし漫画を掲載の運びとなりました。 安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの描き下ろし漫画と、台湾のクラブシーンにまつわるもてスリムのエッセイ、台湾映画にまつわる佐野亨(映画ライター)のエッセイを加え、今号も充実の152ページ! 【漫画】 高妍(ガオ・イェン)「どうでもいいこと」 羅荷(ロー・へー)「雨の追憶」 安永知澄「小さな魔法」 劉倩帆 (リュ・チェン ファン)「ドライブ」 森泉岳土「暗くて深くて誰もいない」 丁柏晏(ディン・ブォ イェン)「鐘楼」 おくやまゆか「新深緑日記」 【エッセイ】 もてスリム「ビナハウスの裂け目」 佐野亨 台湾映画と台湾と僕
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ジュリアン・バトラーの真実の生涯 文庫
¥1,265
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デビュー小説で読売文学賞(小説賞)を受賞し、各メディア絶賛の超話題作が、宇野亞喜良の装画で待望の文庫化! 作風は優雅にして猥雑、生涯は華麗にしてスキャンダラス。トルーマン・カポーティ、ゴア・ヴィダル、ノーマン・メイラーと並び称された、アメリカ文学史上に燦然と輝く伝説の小説家ジュリアン・バトラー。その生涯は長きにわたって謎に包まれていた。 しかし、2017年、覆面作家アンソニー・アンダーソンによる回想録『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』が刊行され、遂にその実像が明らかになる――。 第73回読売文学賞(小説賞)、第9回鮭児文学賞、第2回みんなのつぶやき文学賞国内篇第1位受賞。あまりにも壮大なデビュー長編小説。 ◎解説=若島正 著者 川本 直 (カワモト ナオ) 1980年東京都生まれ。デビュー小説『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』で第73回読売文学賞(小説賞)、第9回鮭児文学賞を受賞。他著書に『「男の娘」たち』、共編著に『吉田健一ふたたび』。
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ベートーヴェン捏造 文庫
¥990
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音楽史上最大のスキャンダル「会話帳改竄事件」。宮部みゆき氏絶賛の衝撃的歴史ノンフィクション!、待望の文庫化! 現代に語り継がれるベートーヴェン像は、秘書により捏造されていた!? 「会話帳改竄事件」の真相に迫る、衝撃的な歴史ノンフィクション。「会話帳」とは、聴力を失ったベートーヴェンが周囲の人とコミュニケーションを取るために用いた筆談用ノートのこと。 100年以上にもわたり多くの人々を騙し続けた「犯人」の名は、アントン・フェリックス・シンドラー。音楽家でもあり、誰よりもベートーヴェンの近くで忠誠を誓い、尽くした人物である。なぜ、何のために彼は改竄に手を染めたのか? 音楽史上最大のスキャンダルの「犯人」・シンドラーの目を通して、19世紀の音楽業界を辿る。音楽ファンもミステリーファンも絶賛した名作がついに文庫化! ◎解説=栗原康 目次 序曲 発覚 第一幕 現実 第一場 世界のどこにでもある片田舎 第二場 会議は踊る、されど捕まる 第三場 虫けらはフロイデを歌えるか 第四場 盗人疑惑をかけられて 第五場 鳴りやまぬ喝采 間奏曲 そして本当に盗人になった バックステージⅠ二百年前のSNS──会話帳からみえる日常生活── 第二幕 噓 第一場 騙かたるに堕ちる 第二場 プロデューサーズ・バトル 第三場 噓vs噓の抗争 第四場 最後の刺客 バックステージⅡメイキング・オブ・『ベートーヴェン捏造』──現実と噓のオセロ・ゲーム── 終曲 未来 単行本版 あとがき 文庫版 あとがき 解説 栗原康 関連年表 註 著者 かげはら 史帆 (カゲハラ シホ) 1982年、東京郊外生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業、一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了。著書に『ベートーヴェンの愛弟子 』、『ニジンスキーは銀橋で踊らない』がある。 Kindle→https://amzn.to/3SvHMsb
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サピエンス全史 文庫 上下巻セット
¥2,178
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ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 文明はなぜ爆発的な進歩を遂げ、近代ヨーロッパは世界の覇権を握ったのか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命を経て歴史の統一まで描く、巨大な物語。帝国・科学・資本を中心に未来への幻想が生まれる歴史を解く。文明は人類を幸福にしたのか? 世界的ベストセラーついに文庫化! Kindle(上下巻合本版)→https://amzn.to/49G6BrA
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リックとあいまいな境界線
¥1,870
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中学に入り、親友のジェフがやたら女の子のことを言いはじめるが、リックはまったく共感できない。恋愛にも興味がわかず、とまどっている。そこで、学校の課外クラブ〈レインボーズ〉をのぞいてみることにした。〈レインボーズ〉の教室に行ってみると、いろんなかっこうの子がいた。自認する性別や、好きになる相手の性もいろいろ。LGBTQIAP+などの呼び方や意味について学んだり、悩みを話したりできる集まりだ。リックは、女の子や恋愛に興味がわかないのは自分だけじゃないとわかった。アロマンティックやアセクシュアルという言葉も知った。〈レインボーズ〉では、図書室にLGBTQ+関連の本をおいてもらうための資金集めイベントとして、タレントショーをすることになった。しかし、ジェフが、ショーのポスターをだいなしにしようとする。リックは、ジェフの言動に違和感を感じはじめる。なぜ自分はジェフといっしょにいるんだろう。自分の気持ちを祖父に打ち明けることで、リックは自分らしさとはなにか、友だちとはなにかを考えていく。 目次 1 ジェフの右腕、リック・ラムジー 2 新しい名前 3 “どっちにしろアイスクリーム”は悪くない取引だ 4 プラトンは理科の授業中もゲイ 5 ケチャップ事件 6 親友とは 7 レインボーズ 8 息が合わなくて 9 キルトとイベント 10 打ちあけられた秘密 11 ポスター事件 12 超名案 13 燃やされて 14 舞台芸術は自発性により成長する 15 ガンマ・レイ、スペースコンへいく 16 わたしたちはみんな、美しい 著者について アレックス・ジーノ 1977年アメリカ、ニューヨーク州のスタテン島に生まれる。ペンシルバニア大学卒業。作家。 デビュー作『ジョージと秘密のメリッサ』は、いろいろな性への理解を助けるすぐれた児童書に贈られるストーンウォール賞、ラムダ文学賞(LGBT児童書/YA部門)などを受賞。主な作品に、“YOU DON’T KNOW everything, JILLY P!” “ALICE AUSTEN LIVED HERE” “GREEN”などがある。 島村浩子 1965年東京都に生まれる。津田塾大学卒業。翻訳家。 訳書に『ペナンブラ氏の24時間書店』『ワニの町へ来たスパイ』『隠れナチを探し出せ』などがある。