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続きと始まり
¥1,980
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あれから何年経ったのだろう。あれって、いつから? どのできごとから? 日本を襲った二つの大地震。未知の病原体の出現。誰にも流れたはずの、あの月日――。別々の場所で暮らす男女三人の日常を描き、蓄積した時間を見つめる、著者の最新長編小説。 始まりの前の続き、続きの後の始まりを見下ろし、あの中のどこかにわたしもいる、と思った。(一穂ミチ・作家) 【著者略歴】 柴崎友香(しばさき・ともか) 1973年、大阪府生まれ、東京都在住。大阪府立大学卒業。1999年「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」が文藝別冊に掲載されデビュー。2007年『その街の今は』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞、咲くやこの花賞を受賞。2010年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、2014年『春の庭』で芥川賞を受賞。その他に『パノララ』『千の扉』『百年と一日』ほか、エッセイに『よう知らんけど日記』など、著書多数。 Kindle→https://amzn.to/47XcjUr
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転職ばっかりうまくなる
¥1,760
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20代で転職6回。 「圧倒的成長」をしたくない人のための、明るい転職のすゝめ。 こんな会社ばっかりの世の中なんて終わってる--。 目次 ◎一社目 倉庫、コンビニ アルバイトはたのしい 倉庫ではたらく お金がない 時間の換金には限度がある ◎はじめての就職活動 転職エージェントに登録する 初めての面接 「世の中そんなに甘くないんだよ」 再最終面接 ◎二社目 営業 入社一か月目 ほほえみ地蔵 社会人練習 踏んだり蹴ったり 血便、ふたたび ◎はじめての休職 ダチョウか、タカか、ペンギンか 川と裁判傍聴の日々 ◎三社目 webマーケティング おでんを食べながら働く 「圧倒的成長」をしたくない ◎四社目 書店スタッフ 滑り込み転職 手取り十五万円クライシス レモンの輪切りと人生 「好きなこと」を仕事にする (二十八歳・書店アルバイト) 転職活動、ふたたび トイレットペーパーがない ◎五社目 事務局・広報 入社して一か月で辞めたくなる 「給料も払いたくない」 「仕事ができる・できない」は環境の違い 「ひらいさんは文章で成功しない」 なにもない首里城 ◎六社目 編集・ライター 職場には川が必要 デスクでごはんを食べること、窓がないオフィスで働くこと 「書く」という仕事 甘いものが食べられない期 偏りをはかる ◎七社目 ライター・作家(フリーランス)←「社」ではないですが……。 倉庫バイト・リバイバル 働き方革命 やってみたいことを、やってみる 転職の数だけ人生の味方が増える フリーランスの生活と占い 肩書は書かない いつ、どんな理由で辞めてもいい 夢って、なんだろう ◎あとがき 版元から一言 個人誌『おいしいが聞こえる』『踊るように寝て、眠るように食べる』が異例の売れ行きを見せる著者が、「転職エッセイ」という新ジャンルの創生に挑む書き下ろし最新作。 【以下本文より】 キャリアが積み上がらなくても、収入が減っても、辞めたくなったら辞める。これが転職においてのわたしの譲れないポイントである。/こんな会社ばっかりの世の中なんて終わってる/自分の心と身体を守れるのは自分しかいない/遊んで食べて寝てちゃダメ?/日が沈んだら、家に帰ったほうがぜったいにいいのだ。 著者プロフィール ひらい めぐみ (ヒライ メグミ) (著) 1992年生まれ。茨城県出身。7歳からたまごシールを集めている。2022年8月に私家版『おいしいが聞こえる』、2023年に『踊るように寝て、眠るように食べる』を刊行。好きな食べものはおでんとかんぴょう巻き。
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おいしいが聞こえる
¥1,540
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7歳の頃から集めているたまごシール。3人のおじいちゃんを思い出す食べものにまつわる記憶。高校の友だちと帰りながら話した、ある食べものの謎。蟹に惑わされる年末。生きるために食べなくてはならなかったごはんのこと。「食べる」をさまざまな角度から見つめる32編のエッセイ。 ------------------------- 〈収録作品〉 白を食べる ラーメンの具の再編 固めのお米、たまごの味噌汁、具なし焼きそば ヤーコンやーこんにちは たまごシールとわたし もやしとこんにゃくがいる限り マックの機内食 みんなが好きなものがきらいでも、それでもいいのよ 煮込まれたトマト、走るピーマン コロナの療養記と駅弁の話 ちいさな海を、抱えて歩く あみのおばあちゃんとアイスクリーム 同じものばかり食べたい 色のふしぎ 物語の中のごはん 未来が確約されている希望という名の給食について ちくわのポテンシャル わたしの「畑のレストラン」 涙とどしゃぶりのシュークリーム 梨農園のおじちゃん 「おいしくない」は大人の味覚 食べるのが遅い 愛しのかんぴょう巻き おとなになって初めて食べたもののこと 食べもの香水見本帳 食べるのにセンスはいらない 蟹のまぼろし 性別のないごはん すきなものが最後に残っているという希望 三人のおじいちゃん 生きるために食べたごはんのこと 電子レンジのなかの夜明けとむしゃくしゃクッキーのこと ------------------------- B6 / 182p / 2022年8月9日刊行 著書 ひらい めぐみ 装丁 三好 愛 DTP・本文デザイン 森田 聖也 編集 三浦 希
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[再入荷待ち]親切で世界を救えるか ぼんやり者のケア・カルチャー入門
¥2,090
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なぜ鬼の頸(くび)が斬れない剣士・胡蝶しのぶは子どもたちの人気者になったのか? 『エモい古語辞典』『不道徳お母さん講座』『女の子は本当にピンクが好きなのか』の著者、注目の最新作。 『鬼滅の刃』から『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『すずめの戸締まり』『ミッドサマー』『コンビニ人間』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』――現代のポップカルチャーを支えるキーワードは、「ケア」。 流行りの「ケア」ってちょっと難しそう……? でも、私たち大人だって、人に優しく、思いやって生きていきたい。 「ケア」=抑圧的で退屈でつまらない 虚無と冷笑の時代を終わらせ、 「ケア」できる人=かっこいい! の時代へ。 ●愛される「学級委員的」キャラクター、竈門炭治郎と胡蝶しのぶ(アニメ『鬼滅の刃』)●「経済人」予備軍として扱われる大学生、責任主体とみなされない主婦(『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』)●ヒロインは家父長制にとらわれた退屈なお母さん(映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)●家父長制の国のハロウィン 暴動からボン・ジョヴィへ(統一教会との関連が取りざたされる「家庭教育支援条例」と岸政彦『断片的なものの社会学』)●コントロールできない人生とナラティブ・セラピー(アニメ『平家物語』)●親切≠道徳 絆ではなく親切で繫がるには(映画『すずめの戸締り』) ネットで話題の連載が待望の書籍化。 〈目次〉 はじめに 第1章 ケアの復権 『鬼滅の刃』にみるケアの倫理 /ケアの価値を見直す 胡蝶しのぶと『ビルド・ア・ガール』 /学校道徳と「家庭の天使」から遠くはなれて /「ケア」と「面白」は和解せよ 九〇年代的冷笑と現代の「ケアする」ツッコミ/学生運動の挫折と冷笑主義 母校の高校紛争体験記を読む 第2章 暗がりから見つめるケア 子どもの言葉を聞き続けるということ 映画『カモンカモン』の「暗がり」/「人間」を疎外するシステムで、包摂される人々/『コンビニ人間』『ウ・ヨン ウ弁護士は天才肌』/読む女、手を動かす女 「かけ足が波に乗りたるかもしれぬ」『ミシンと金魚』 アニメ版『平家物語』にみるケアとセラピー/ぼんやりプリンセスとケアするヒーローのときめきの魔法 映画『金の国 水の国』とこんまりメソッド 第3章 家父長制に抗うケア カルトは家庭の顔をする 『母親になって後悔してる』『ミッドサマー』/『教えて?ネコのココロ』から考える猫と家父長制 /家父長制の国のハロウィン 暴動からボン・ジョヴィへ /主婦バイトが『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』を読んだら/絆ではなく「親切」でつながるには 第4章 ケアの復権 『エルピス』が描く、守るべき者がいる人間の弱さと悪について /親切で世界を救えるか 『すずめの戸締まり』『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』 /磔にされることなく「親切になろう」と言うために 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』 あとがきにかえて――こねこのぴっちが家出をした日 著者について 堀越英美(ほりこし・ひでみ) 1973年生まれ。文筆家。著書に『紫式部は今日も憂鬱 令和言葉で読む「紫式部日記」』(扶桑社)、『エモい古語辞典』(朝日出版社)、『女の子は本当にピンクが好きなのか』・『不道徳お母さん講座』・『モヤモヤする女の子のための読書案内』(河出書房新社)、『スゴ母列伝』(大和書房)、訳書に『自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界』(河出書房新社)、『「女の痛み」はなぜ無視されるのか?』(晶文社)、『ギタンジャリ・ラオ STEMで未来は変えられる』(くもん出版)、『ガール・コード』(Pヴァイン)など。 Kindle→https://amzn.to/3NrGevT
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このゆるい歯茎は私のせいじゃない
¥1,500
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日記本、2023.11月刊行、B6、134p。 2023年1月21日から7月31日に書いた日記をまとめました。2022年の秋に仕事を辞めて、その直前に悪化させてしまったメンタルとさまざまな体調不良と共に暮らしています。 中学生の頃学校に行かなくなって毎日家にいたら、高校生になる頃にはその時期の記憶がすっぽり抜けてしまいました。また忘れるのは寂しいので日記を書き続けられているのかもしれません。どこかで密かに眠っているあなたのために、この日記を捧げます。 2023年10月20日 ほに 以下抜粋---------------------------------------------- ハロワに行かなきゃいけないが、なかなか準備ができない。何を食べたいのか分からなくて混乱する。声が出なくなる。おにぎりを与えられる。米かパンかすらも自分で決められないことがある。私は、私がどうしたいのか、私自身が命令を下す機能を失ってしまうことがある。それも頻繁に。 ・・・・ 眠れなかった朝カレー、寝落ち、気圧の急降下。同居人にいってらっしゃいを連呼して、ひとりねむる。気圧が横ばいになってようやく起き上がる。気圧が上がる、また眠る。 ・・・・ 300個以上開いていたスマホブラウザのタブが全部消えてしまって、自分が欠けたような気持ちになる。読みたかったインタビューのタイトルも本のタイトルも思い出せなくて、全部忘れろという体からのメッセージなのかも、と思う。 ・・・・ 本屋がなければ私なんてとうに死んでいた。教室の隅で、体ごと溶けてしまって。ゲロを吐くように文章を吐き出す事で鎮められる感情があるなら、あなたのようにお茶目で不器用な男の子になりたかった。
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ころがるいきもの
¥1,500
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友達のほにと暮らしています。 日記屋月日のワークショップに参加して書いた2023年2月〜4月の日記と、数日間の記録です。 生活が上手くなく、床に転がりながらも生き延びていた頃の日々を綴っています。マッチングアプリで友達をつくったり、ピクニックをしたり、ウィメンズマーチや選挙に行ったりしています。 抜粋 _______________________ 2月11日(土) 珍しく友達が先に起き上がる朝。お腹が空きすぎてとっくに目は覚めていたけれど、3時間くらいそのまま布団の上にいたらしい。二人ともチョコ系のパンを食べて、足りなくて追加でスープを飲んで、日暮里へ。わたしはブラウスに合わせるつけ襟を作りたくてレースを、友達は還暦を迎えたお母さんに贈るぬいぐるみ用の布を繊維街で買う。他にも直感的に良いなと思えたものや、なんとなく役立つだろうと思ったものも買った。夢中になって店を回ってたらいい時間になり、展示へ向かう。『クィアな地平線』というタイトルのグループ展。キュンチョメの映像作品『声枯れるまで』は、トランスジェンダーやクィア当事者へ名前を変えた経緯を聞き、自分で新しくつけた名前を一緒に声枯れるまで叫ぶというものだった。私は下の名前に〝 子 〟が付くのがなんだか少し古臭く、女の子に付ける名前という感じがしてあまり気に入っていない。中学の時、クラスの女の子が「名前に〝 子 〟が入るのダサくない?」とこちらに聞こえる声量で言っていた記憶が蘇る。その子に最近子供が産まれた。名前に〝 子〟は入ってなかった。
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ニュ(ー)シティサンヒルズ
¥1,000
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恋愛わからんマンの13番館が暮らすアパート、ニュ(ー)シティサンヒルズ。二人はノリで始めたマッチングアプリのプロフィール欄に、自己紹介の代わりに日記を書くようになった。 自分と似た感覚を探すために、誰かの理想に抵抗するために、あるいは誰かへの私信として。交差する生活の記録。 2020年、2021年のそれぞれ1か月ほどの日記を収録しました。 2022年12月11日初版発行 制作:13番館 デザイン:ひろの 判型:A5 ページ数:40ページ 価格:税込1,000円
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Do・フェミ/まっかっか人間
¥500
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野生のア、デモ歌集。 死のための思想はいらない生き延びるための思想をみずうみにみる ソフィ・カルは繊細すぎると宣った男のつくるクソでか彫刻 あることになってる鎖骨リアリズム絵画の夢想「「「 君とか言うな 」」」
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労働日記 Vol.2
¥800
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2022年の夏、突然さみしさと悲しさが身体いっぱいに広がってどうしたらいいのか分からなくなりました。消費するように人と遊んで、自分自身の軽薄さに耐えられなくなり、時間をやり過ごすために単発バイトを始めました。そんな情けなくて新しい日々を記録した日記をまとめてzineにしました。 明るく照らすことはできないけど、労働するなかで見つけた光をひとつだけお裾分けできるzineだと思います。どうぞよろしくお願いします。 * 『労働日記 vol.2』 52ページ 著者:山﨑朋子 装丁:lee qura 協力:佐藤菜月
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ママになるつもりはなかったんだ日記
¥1,320
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子どもを産んでから、常に「ママのコスプレ」をしているような、自分自身と「ママ」の間にあるちょっとしたズレと共に毎日を過ごしてきたように思います。 子どもと暮らしたいけれど「ママ」になりたいわけじゃない、その間でゆらゆら漂ってきた6年間のことを書きました。 21編の短いエッセイを収録した文庫サイズの98ページです。 === 私は子どもを持つことではなく「ママ」になることがいやだったのだ。「ママ」にまとわりつく「生物学上の親」という意味以上の何かに、からめとられるのがいやだった。 その肩書きを名乗ったとたん、それまでの人生でちょっとずつファイリングしてきた経験や感情や思い出ややりたいことが「ゴミ箱」フォルダに振り分けられて、二度と復元できなくなるのではないか。そんなこわさがあった。(本文より) ===
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私のLife
¥1,000
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TBSラジオで放送している「文化系トークラジオLife」の有志によるZINE 目次 バナナフィッシュにうってつけの夜 長谷川裕 Lifeは夜明けまで続き、朝焼けとともにまた生活が始まる 矢野利裕 駐車場で寝転びながら聴いている人へ 宮崎智之 十月の3日間 碇雪恵 私の17通の命 渡辺祐真(スケザネ) 私のLife:ジャパメタという伝統芸能について 常見陽平 親しいメディア 吉川浩満 書評家vs膝 倉本さおり 私のLife:引越し 塚越健司 弱き個体のライフ 荻上チキ 小作品集・Life History 水無田気流 跡地にひたる 竹田信弥 コンビニは歳時期だ 永田夏来 charlie's recommend これは聞いとけ! 鈴木謙介(charlie) 赤い靴と宇宙的存在 海猫沢めろん 二〇二二夏、私は 廣瀨涼 前代未聞の現代文問題集 斎藤哲也 日記 2023年2月13日-27日 山本ぽてと 僕の炎上日記 速水健朗 そしてポッドキャストは続く 工藤郁子 執筆者プロフィール
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踊れないガール
¥1,000
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踊れない私は、ダサい。踊れない私は、人の輪に入れない。だって、世界のリズムに乗れないんだから――踊ってばかりの場所、沖縄で踊れないことを自覚する少女の哀しみと成長を描く表題作「踊れないガール」。料理が下手な祖母、自宅警備員の祖父、ニセモノのお金を作る工場で働く元神童の伯父、退職後にヤギを飼う父、頼んでいないのに金魚の作り方を教えてくる老人、泡盛を飲み泥酔するおじさん。沖縄を舞台に様々な人との交流を回想するエッセイ集。 <目次> Ⅰ 贋札ユンタ 語呂合わせ サンティと金魚 犬を投げる Ⅱ 踊れないガール Ⅲ 祖母は料理が下手だった 新年会 そしてヤギは草を食べる オバケ一〇〇匹 <あらすじ> 「贋札ユンタ」 元神童の伯父はニセモノのお金を作る工場で働いている。お盆になるとニセモノのお金を大量に燃やし、台所ではゴーヤーが大量に揚げられる。 「語呂合わせ」 朝起きて両親から「話がある」と告げられた私はついに離婚かと思うが、携帯電話の語呂合わせをつくる家族会議が開かれることになる。 「サンティーと金魚」 下校途中、「草で金魚を作る方法知ってる?」と知らない老人に話しかけられたのをきっかけに交流が生まれるが、老人にはある思惑があった。 「犬を投げる」 実家の周りにには野良犬が多く、気がつけば犬が勝手に家に居つくようになる。しばらくすると私と犬は海岸へ連れていかれ、海に投げられる。 「踊れないガール」 かぎやで風、エイサー、ぬちばな、とにかく踊ってばかりの場所沖縄で、踊りが苦手で居場所のなさを感じる私。頑張って勉強して東京に出てきたものの、「踊れない」ことは変わらない。 「祖母は料理が下手だった」 親戚からお金をだまし取られた祖父は、自宅の金庫を守る本物の自宅警備員になる。アメリカ軍から公衆衛生を学びながら祖母は働き子どもを育て上げた。だから祖母が料理が下手なのは必然でーー 「新年会」 父が退職するため、家で職場の人を呼び、新年会が行われることになった。準備理終われる母と私。当日、新年会には泡盛で泥酔おじさんが発生。スリッパで叩いて追い出そうとする。 「そしてヤギは草を食べる」 帰省すると祖父は芋しか食べなくなっており、退職した父はヤギを育てている。父は子ヤギに「ミケ」「ラン」「ジェロ」と得意げに名付けていた。 「オバケ一〇〇匹」 祖母の家の寝室には、オバケが一〇〇匹いるのだとユタが言うので、親戚たちにとってちょっとしたホラースポットとして怖れられている。実際に祖母は毎晩うなされている。心配になって寝室を覗くとーー
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サッド・バケーション
¥900
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内容はエッセイ6本+日記という構成になっています。 目次はこんな感じです。 目次 ・風景になる ・祝福の生クリーム ・サッド・バケーション ・僕の見た3月11日 ・変奏 ・そわそわする身体 エッセイの間には、自分の過去の日記を4日分はさんでいます。 内容を一つずつ簡単に紹介します。 ①「風景になる」は、自分の加害性の発見から出発して、かわいいものが好きになり、願わくば木や風景になりたいんだという話。 ②「祝福の生クリーム」は人生で初めて展示というものをやってみたら、 人々が結婚式をやる意味がすこし分かった。 ③表題作「サッド・バケーション」は、生きていると自然に湧いてきてしまう人生の「さみしさ・悲しさ・むなしさ etc…」の感情についての記録。 ④「僕の見た3月11日」は、約7年前に書いた震災についての文章。茨城県北部で被災するとこういう風になるということが書かれています。 ⑤「変奏」は、その名の通り変装してceroのライブに行った話。楽しくもあり、痛々しい記憶でもあります。 ⑥「そわそわする身体」。これはその名の通りそわそわしちゃうな〜という話。そこから、自らの身体をケアする視点を身につけるようになったという話です。 人は孤独であり、そのことを寂しく思う夜もあるかもしれないけれど、それでも生きていくしかない、なんとかやっていこうね、ということを書いたような気がしています。うーん、自分で自分の書いたものについてまとめるのって難しいですね。 表紙の絵は佐藤紀子さんが描いたものです。佐藤さんの絵は阿佐ヶ谷のコンコ堂で見た時から好きで、いつかお借りしたいと思っていました。すごくいいのでぜひ見てみてください。 https://www.instagram.com/conorico._/
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別冊のん記 妻のレコードおつかい編
¥550
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新書サイズ/56p/本文モノクロ/ 2022年11月20日発売 初版 「この盤をサルヴェージしていたことに驚きを隠せませんでした。」 矢野利裕(批評家、DJ) イラストレーター、漫画家、歌人のスズキロクによるエッセイ4コマシリーズの新作です。 DJでもあり、常にレコードを集める趣味の「夫」と、レコードのことはさっぱりわからない「妻」。 夫のヒントを便りに、妻が予算1万円での「レコードおつかい」にチャレンジ! 妻は見事に正解にたどり着けるか!? 実際に妻が購入したレコードの解説付きです。(解説は矢野利裕執筆)
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別冊のん記 妻のレコードおつかい編 リターンズ
¥1,100
SOLD OUT
新書サイズ/114p/本文モノクロ/ 2023年11月11日発売 初版 あの「レコードおつかい」がパワーアップして帰ってきた! レコードにまったく詳しくない妻が、 レコードに詳しい友人たちのヒントだけを頼りにおつかいチャレンジ! 今回も予算は(夫の)1万円! はたして妻は今度は何のレコード買ってきたのか!? エッセイ4コマシリーズ『よりぬきのん記』のスピンオフ企画第3弾。 (ここから読んでも大丈夫!前作を読むとさらに面白い!) お題提供・レコード解説に豪華ゲストをお迎えした新作。 ネオアコ編のゲストはTBSラジオプロデューサーの長谷川裕さん、 ジャズ編のゲストは音楽評論家の柳樂光隆さん! おつかい代提供&監修は今回も夫・矢野利裕! スズキロクによる、おつかいレコードジャケットを再現したイラストもお楽しみください。
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矢野利裕のLOST TAPES
¥1,650
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矢野利裕がブログ・note・雑誌などで執筆した単行本未収録原稿をまとめた「矢野利裕のLOST TAPES」
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すいかのたね
¥550
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まぎれこんだすいかのたねを探す絵本です。 大人もムキになれます。 試し読み→https://note.com/kamomeshobo/n/n5c9da719d799
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すきのあいうえお
¥2,200
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「美しいより、おもしろく。意味があるより、おもしろく」。 こんなキャッチフレーズで全国を巡回中の「谷川俊太郎 絵本★百貨展」のために、詩人の谷川俊太郎と写真家の田附勝が絵本を作った。本のテーマは「すき」。谷川がすきなもの、すきな言葉を、「あ」から「ん」まで順にあげていき、田附が日本全国を旅して写真を撮った。 「すき」は、谷川俊太郎がすきな言葉の一つ。本や詩集のタイトルにもたびたび登場する。「すき」は、誰もが自由に思い、表明することのできる、明るく肯定的な感情だ。「あ」から「ん」までの、谷川と田附が表すさまざまな「すき」を見ていると、生きるパワーと、未来への希望が体を満たす。 「すきのあいうえお」をみんながやったらいいね、と谷川はいう。自分の「すき」を言葉にしてみると、ああそうか、と、忘れていた自分を発見する。そして嬉しくなって、自分のことがすきになる。『すきのあいうえお』はそんなことを提案する、おもしろい本だ。 著者プロフィール 谷川俊太郎 (タニカワシュンタロウ) (文) 1931年生まれ。詩集『二十億光年の孤独』、絵本『ことばあそびうた』、訳書『マザー・グースのうた』ほか著書多数。希望の眼差しをもって、言葉を中心とする表現に挑み続ける詩人。 田附勝 (タツキマサル) (写真) 1947年生まれ。2012年に『東北』で第37回木村伊兵衛写真賞を受賞。社会で見過ごされてしまうものに突き動かされ、写真のテーマとして撮影を続けている写真家。
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頭のうえを何かが Ones Passed Over Head
¥2,530
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「ストローク(脳梗塞)は僕にとって恩寵でした。そして深い教えでした。」 『抽象の力』(第69回芸術選奨文部科学大臣賞)の岡﨑乾二郎さんは、2021年10月に脳梗塞で倒れました。 倒れてから1ヵ月後に麻痺した右手で描いた40作以上の絵と「リハビリ記」(2万7千字)が収録されています。 本書は、カラー部分だけでも約100頁ある画集であり、病をも創造の糧とする示唆に溢れた手記でもあります。 【本書より】 2021年10月30日土曜日の23時でした。知り合いにPCでメッセージを送りはじめたときに指がもつれはじめ、腕から力が抜け、右手も右足も瞬く間に動かなくなりました。椅子からずり落ちるように、なんとか床に横たわりました。脳梗塞だと思いました。(リハビリ記 冒頭) 絵を再び描くなんてことはありえないと思い込んでいた一人の脳梗塞片麻痺患者にとって、目の前で出来上がっていく絵は、自分で描いたものであるにもかかわらず、人ごとのように驚きをもって見えたものである。だからスマホで家族やスタッフにそれを送った。ネコが自分が獲ったエモノ、見つけた事物を家人の手元に持っていって自慢するようなものである。(あとがきより抜粋) 著者プロフィール 岡﨑乾二郎 (オカザキケンジロウ) (著/文) 1955年東京生まれ。造形作家。批評家。セゾン現代美術館、豊田市美術館で大規模な個展を開催するとともに、美術批評を中心として執筆を続ける。主著に『ルネサンス 経験の条件』(文春学藝ライブラリー)、『抽象の力 近代芸術の解析』(亜紀書房/第69回芸術選奨文部科学大臣賞)、『感覚のエデン』(亜紀書房/第76回毎日出版文化賞〈文学・芸術部門〉)、『絵画の素 TOPICA PICTUS』(岩波書店)など。
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40歳がくる!
¥1,870
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未完のWeb連載、待望の書籍化! 2016年に急逝した著者によるWeb連載が待望の書籍化! 穂村弘、山内マリコ、初期の編集者らによる特別寄も収録してよみがえる。
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唾がたまる
¥2,420
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──母の包丁の音、いまも心にこだまする言葉。 〈 すべての記憶が、わたしを支えている〉 韓国文学のトップランナーによる、切なくて、痛くて、おかしな8つの物語。 --------- 自分をいつも守ってくれた豪快な母。 何もかもがうまくいかなかった、クリスマスの夜の苦さ。 就職難の中で手に入れたささやかな「城」 への闖入者。 死んでしまった母親との、本当の別れ。 大人になろうとする主人公たちの大切な記憶を鮮やかに紡ぐ、作家の自伝的要素も散りばめられた瑞々しい短編小説集。 目次 ■日本の読者のみなさんへ ■堂々たる生活 ■唾がたまる ■クリスマス特選 ■子午線を通過するとき ■包丁の跡 ■祈り ■四角い場所 ■フライデータレコーダ ■作家の言葉 ■訳者あとがき 著者プロフィール キム・エラン (キム エラン) (著/文) 韓国・仁川生まれ。韓国芸術総合学校演劇 院劇作科卒業。2002年に短編「ノックしない家」で第1回大山大学文学賞を受賞して作家デビューを果たす。2013年、「沈黙の未来」が李箱文学賞を受賞。邦訳作品に『どきどき 僕の人生』(2013年、クオン)、『走れ、オヤジ殿』(2017年、晶文社)、『外は夏』(2019年、亜紀書房)、『ひこうき雲』(2022年、亜紀書房)がある。 古川 綾子 (フルカワ アヤコ) (翻訳) 神田外語大学韓国語学科卒業。延世大学教育大学院韓国語教育科修了。神田外語大学講師。NHKラジオ ステップアップハングル講座2021年7-9月期「K文学の散歩道」講師を務める。 主な訳書にハン・ガン『そっと 静かに』、キム・ヘジン『娘について』、『君という生活』、チェ・ウニョン『わたしに無害なひと』、『明るい夜』、イム・ソルア『最善の人生』、キム・ソンジュン『エディ、あるいはアシュリー』などがある。
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大阪の生活史
¥4,950
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150人が語り、150人が聞いた大阪の人生 大阪に生きる人びとの膨大な語りを1冊に収録した、かつてないスケールで編まれたインタビュー集。 第76回毎日出版文化賞・紀伊國屋じんぶん大賞2022 W受賞『東京の生活史』の姉妹版 ―――――――――――――――――――――― 小説やドラマにするとどうしたって零れ落ちてしまう、 瞬間の連なりとしての人の一生、が加工されず生のまま在りました。 自在な言葉のノリとうねりに興奮しました。 「こんな本出されたら儂ら商売あがつたりやで」と思いました。 ――町田康(作家) 喫茶店のコーヒーの匂い、ホテトルでの後悔、夜間学校でもらったスラムダンク。 書き留めなければ消えていってしまう市井の一人一人の人生物語は、 大切に抱きしめたくなる宝物のようでした。 ――高橋弘樹(「家、ついて行ってイイですか?」企画・映像ディレクター) えらいもんで、ネイティブ大阪人の僕からしたら皆さんの言葉がスッと入ってきます。 大阪の街にはそれぞれの地域の「じゃりんこチエ」があるんやなぁ。 あと大阪弁って文章でみたらこんなにも脂っこいんですね。あったかい。 ――見取り図 盛山晋太郎(芸人) ―――――――――――――――――――――― ・・・・・ こういう話はどこにでもあるものだろう。でもやっぱり、大阪だな、と思う。 この街に三五年以上住んで、やっぱりここがいちばん良い街だと思っている。 もちろん、どの街も、それぞれが世界でいちばん良い街だ。 それはちょうど、飼ってる猫が世界でいちばんかわいい、ということに似ている。ほかの子を飼っていたら、もちろんその子が世界でいちばんかわいい猫ということになる。世界中の猫が、それぞれ、世界でいちばんかわいいのだ。 だから、大阪が世界でいちばん良い街だ、ということと、それぞれどの街も世界でいちばん良い街だ、ということは、矛盾しない。 だが同時に、大阪がどうしても合わず、嫌になって出ていくひとも多い。そういうひとにとって大阪は、世界でいちばん合わない、嫌な街ということになるだろう。 それもまた別に矛盾しない。 大阪は、世界でいちばん良い街で、世界でいちばん嫌な街で、要するにそれは、世界でいちばんふつうの街で、世界でいちばんどこにでもある街だ。 すべての街が、世界でいちばんどこにでもある街である。 そこで生まれ、暮らして、死んでゆく、世界でいちばんありふれた私たち。 (……) この本に、私が付け加えることは、何もない。 とにかくもう、読んでください、としか言いようがない。一五〇人の生活史はどれも、ほんとうに、しみじみと、ただおもしろい。ここにはあらゆる喜びがあり、あらゆる悲しみがあり、あらゆる希望とあらゆる絶望がある。ここには大阪という街がある。 (岸政彦「あとがき――世界でいちばん、普通の街」より抜粋)
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黙々 聞かれなかった声とともに歩く哲学
¥2,860
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ディオゲネス/ニーチェ/マルクス/魯迅……。現代韓国社会の問題を現場から見つめる哲学者が世間の「正しさ」と「当たり前」の裏側にある欺瞞と差別意識を解き明かし、希望と絶望の間で生き抜くヒントを与える革新的思索集。 ◆目次 プロローグ 遥かな東方の空 第一部 希望なき人文学 ノドゥル障害者夜学の哲学教師 言語の限界、とりわけ「正しい言葉」の限界について 「考えの多い二番目の姉さん」と哲学の成熟 声と責任 思考する人間と苦痛をうける人間 第二部 犬が吠えない夜 見る目と見える目 果敢に海外旅行に行った生活保護受給者のために 慈善家の無礼 言葉とため息のあいだで 納得できない「それゆえ」 ある少年収容所 使いものにならない人 約束 喋るチンパンジー 生命のゴミ 「明日」が来ない四〇〇〇日 苦痛を知らせてくれる苦痛 被殺者は免れても殺人者は免れることができない 第三部 空席を耕すこと 記憶とは空席を用意して見まもること 「わたしたちが暮らす地はどこですか」 第四部 この運命と踊ることができるか 不可能な象 障害者、スーパーマン、超人 ずた袋がない人 日差し、それのみ 裁判以前に下された判決 ある脱施設障害者の解放の経済学 わたしの友人、ペーターの人生談 キム・ホシクを追悼し――二周忌追悼式の場で(二〇一八年四月七日) エピローグ 終わりが未完である理由 訳者あとがき ◆著者紹介 高秉權(コ・ビョングォン) 長いあいだ研究者たちのコミューンであるスユノモで勉強や講義を行ってきた。現在は障害者差別に抗って勉強や闘争をする「ノドゥル障害者夜学」と、読むことに熱情を持つ人びとの空間「読むことの家」で活動している。ソウル大学社会学科で「西ヨーロッパにおける近代的貨幣構成体の形成」で博士学位を取得し、これまで二〇年ほど様々なテーマで著書を編んできた。ニーチェに関する研究書に『ニーチェ、千の目千の道』『ニーチェの危険な本、ツァラトゥストラはこう言った』『アンダーグラウンド・ニーチェ』『ダイナマイト・ニーチェ』があり、社会運動と民主主義に関する著書として『追放と脱走』『民主主義とは何か』『占拠、新しいガバメント』などがあり、様々な現場で人文学を勉強しながら浮かんだ悩みを込めたエッセイに『高酋長、本で世の中を語る』『「生きていく」』『哲学者と下女』(今津有梨訳、インパクト出版会、2017)などがある。最近はマルクスの『資本論』を解説した『ブッククラブ資本』シリーズ(全12巻)を刊行した。現在は人間の限界ないし境界としての障害について研究している。 影本剛(かげもと・つよし) 朝鮮文学専攻。大学非常勤講師。韓国語共著に『社会主義雑誌『新生活』研究』『境界から見た災難の経験』『革命を書く』などがある。日本語への訳書にクォンキム・ヒョンヨン編『被害と加害のフェミニズム』(共訳)、金賢京『人、場所、歓待』、李珍景『不穏なるものたちの存在論』があり、韓国語への共訳書に金時鐘『失くした季節』、栗原幸夫『プロレタリア文学とその時代』などがある。 Kindle→https://amzn.to/47YsH6W
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大学生がレイシズムに向き合って考えてみた
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身近なことからそもそもの概念、アメリカの奴隷制の歴史まで――レイシズムをめぐるさまざまな「問い」にアメリカ史ゼミの学生たちが歴史を紐解き、真摯に向き合った、レイシズムを学ぶための「超」入門書。 ◆目次 はじめに 第1章 身近なこと編 Q1 日本にレイシズムってあるの? Q2 民族差別って人種差別となにが違うの? Q3 障がい者に対する差別事件はどうして起こるの? Q4 部落差別ってそもそもなに? Q5 なんで日本は移民・難民に優しくないの? Q6 日本における「日本人」って誰のこと? Q7 「日本語上手ですね」のなにがいけないの? Q8 「ハーフ」って呼んだらダメ? Q9 日本は人種差別を禁止しないの? コラム1 「美白」はレイシズムって本当? コラム2 日本は単一民族国家ってなぜ言われてきたの? 第2章 そもそも編 Q10 レイシズムはそもそもどんな考えなんだろう? Q11 いつレイシズムが生まれたの? Q12 レイシズムと優生思想って関係あるの? Q13 ステレオタイプと偏見、差別ってなに? Q14 レイシズムは奴隷貿易や奴隷制の歴史とどんな関係があるの? Q15 植民地支配とレイシズムってどう関係しているの? コラム3 奴隷制・植民地支配の賠償問題と人種資本主義 Q16 人種差別撤廃に向けて国際社会はどのように取り組んだの? Q17 白人って誰のこと? コラム4 アカデミー賞受賞者はなぜ白人が多いと批判されたの? コラム5 文化の盗用ってなに? 第3章 アメリカ編 Q18 アメリカは「自由」と「平等」の国と言われるのに、なぜこんなにレイシズムが激しいの? Q19 奴隷制下で黒人たちはどのように闘ってきたの? Q20 奴隷解放ってなんだったの? Q21 公民権運動で人種差別が終わらなかったのはどうして? Q22 BLMってなに? コラム6 インターセクショナリティ コラム7 アメリカの異人種間結婚 Q23 黒人は悪いことをするから差別されるんじゃないの? Q24 先住民はなにを奪われてきたの? Q25 移民の国なのにどうして「不法移民」が生まれるの? Q26 アメリカでのアジア系の人々への差別はコロナ禍をきっかけに始まったの? Q27 日系人はアメリカでどのように差別を乗り越えようとしてきたの? Q28 イスラム教徒はアメリカでどのように差別されてきたの? Q29 なぜトランプが支持されたの? 座談会 私たちはレイシズムにどのように向き合えばいいの? 参考文献 あとがき